fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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駆け足読書で思ったこと

2016年07月16日 | 日記
 岩手へ行く前に、図書館から借りている本を返さなくてはなりません。
 こういう読み方よくないなあ。
 なにか、「読まなきゃ」という気持ちがせきたてて、一文字一文字ちゃんと読めない。
 ご恵贈いただいた本は後回しにしてしまうしね。
 買った本も何冊かあって、これはちゃんと読みたいから買うのに、返さなきゃいけない本を優先してしまって。でも結局読まずに返す本もあり。
 「季節風」の書評を書くための本だって、ホントは何回も読んだ上で書きたいのですが……。
 
 記憶に刻む読み方、したい。

 と、書いたことで思い至りました。
 創作、つまり何かを作り出すため、アウトプットするためには、その何倍ものインプットが必要。
 この頃体力が落ちて、日常の雑事に(つまり掃除やら食事のしたくやら)にノロノロ時間がかかっています。一日一回は歩かないと筋力がみるみる落ちるし。なんか、まとまった時間というものがない。そんな中で、創作の時間も十分取りたい、かつインプットも必要というのは、実際のところ無理があるわけです。
 アウトプットにあせるとダメだ。

 いろいろな会に所属して、勉強会なども、だいぶごめんなさいをしているのですが、今後ますますそういう状況になるかもしれません。(と、ここでいいわけ?) 夏、秋にある合評会は、やはりパスの方向で。俳句も、自分が幹事の句会だけで精一杯な状況です。(←ホントは、これもどなたかにお願いしたいのだけど、なかなかねえ。月に一回が、すぐにやってくる。)
 購読している雑誌も、読めていない。
 一冊、心を鬼にして、今年限りにしました。

   イラスト ☆HOSHIKO