fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『あめ・のち・ともだち』(北原未夏子)お祝い会

2015年07月14日 | 日記
 季節風同人、北原未夏子さんの初出版を祝う会が、新宿で行われました。
 北原さんは、季節風の研究会ではいつもいつも皆さんのために準備から運営をしっかりやってくださる方。なので、これはお祝いしなくては! という同人が大勢集まった賑やかで温かな会となりました。
 お祝いスピーチの中でも、いとうみくさんが述べられた合評会でのエピソードが、北原さんらしいなと思いました。亡き後藤竜二さんを含めての合評会のとき、いとうさんが(これ)という作品がないのでやりたくないなとこぼしたとき、「後藤竜二にほめてもらうために合評会をやるわけじゃない。こてんぱんにやられるのは、あたしが引き受ける」と北原さんが言ったとのこと。かっこいい! (でも、当日実際には北原さんの作品が、ほめられたというのも、またおかしい)
 児童文学者協会の理事、加藤純子さんは、「北原さんはチャレンジャー」とおっしゃられていました。 
 ホント、これからもどんどん新しい作品にチャレンジしていただきたいです。


 会場となった住友三角ビルの展望台からの眺望
 

ただほど高いものはない?

2015年07月13日 | 日記
 イオンカードから、お知らせが来ました。
 会員限定で、3年間負担無しで、入院保険一日3万円(5日以上の入院)を保証する保険に入ることができる。というものです。
 うまい話すぎる・・・。と警戒警報が鳴ります。
 よくあるのは期間限定の場合、期間を過ぎてもお知らせなどよこさず、過ぎてからは自然に料金が口座からひかれてしまうというもの。(これ、ア○ゾンでなんとか会員というのでありましたよ)でも、3年間が終了したら、それで終わりとのこと。(ただし、継続したい場合は継続できる)他に入院だけではなく、死亡時の保証などは別料金で入ることができる。だから、そういう人がいればラッキー的なやり方なのか?

 3年のうちに、入院とかってことになったら、掛け金なしで一日3万もらえるなら、そりゃあいいよな、という気持ちが動きます。でもでも、ただほど高いものはない。と、やっぱり思ってしまうのでした。
 イオンカード加入してらっしゃる方、来ませんでしたか?

  岡本太郎作太陽の塔の顔


 

猫の額ほどの庭

2015年07月12日 | 日記
 猫の額ほとしかない程度の庭なのですが、岩手へ行き、体調を崩し、まごまごな日々もありで、3週間ほど放置していました。その後雨も降って。
 ここぞとばかり、草が茂っています。梅雨の晴れ間に草取りをしながら、(ああ、この草たちも命があるんだなあ)と思ってしまいます。
 人間が植えた杏、楓、(大きくなりすぎないように伐っていますが)、ブルーベリー、(実がつき始めています)山吹、金糸梅、紫陽花(今年、咲かなかった)花みずき(もともと植えられていたもの。でも咲きません)
 ミョウガ。
 そして、雑草とひとくくりにされてしまいがちなものたち。
 昭和天皇は、雑草という草はないとおっしゃられたとか。同感です。
 シダ、ヤブカラシ、ドクダミ、ゼニゴケ、蕗、カタバミ、ネジバナ、ミズヒキ、他にも名前のわからない草があれこれ。隣の空き地からは、葛が伸びてきています。

 蟻もいれば、蚊も出てきています。百足や蛭も見たことがあります。(湿気が多いってことだな)

銭苔 

薬草6

2015年07月11日 | 日記
 ここのところ、いろいろ薬草のことを書いていて、はっと(そうだ、私の咳にも何かあるかも)と思い至り、検索しました。
 あるある。
 ウコン、柿の葉、カミツレ、カリン、クコ、菊の花、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、ササ(類)、サフラン、シソ、ショウガ、スギナ、タンポポ、ナタマメ、ハトムギ、ビワの葉、松葉、ユーカリ、羅漢果、緑茶 
 これは、風邪、咳に効くものとして出ていたもの。緑茶でうがいをするといいとかいいますものね。
 カリンははちみつ漬けを作っています。ビワがここでも登場。
 桑の葉は手に入るな。

 また別のサイトでは、南天の実も出ていました。岩手にあるので、これ秋になったら、やってみようかな。
 即効性は期待できないですが。

  カミキリ? 

ロングセラー絵本

2015年07月10日 | 日記
 先日の写真は、クロコスミアでは? と教えていただきました。Mさん、いつもありがとうございます。姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)と教えてくださったのは、俳人であり作家であるYさん。さすがです。もともと園芸種だったのが、自生するようになったようですね。     
 別のMさんからは、桃がうちにあるので生葉をくださるとのこと。まさにネットワークだ。
 さて。
 

     
 写真は、『はらぺこあおむし』エリック・カール(偕成社)です。今、小型で厚紙タイプも出ているのですね。こっちなら、月齢の低い子どもでも、手荒に楽しめます。
 そして、ぬいぐるみなどのグッズもいろいろ。
 
 ちょっと調べてみたら、ロングセラーの絵本、

 第一位が、『いないないばあ』松谷みよこ(童心社) 543万部
 第二位  『ぐりとぐら』中川李枝子(福音館) 462万部
 第三位  『はらぺこあおむし』 356万部 でした。
 
 いずれも世に出てから50年以上。三世代に渡って、読まれている絵本たち。まだまだたくさんありますね。シリーズでは『アンパンマン』が圧倒的です。

 なお、一般書(日本)では、
 第一位が、『家庭に於ける実際的看護』と『ノルウェイの森』1000万部でした。 すごい~。

いいぞ! 桃の葉ローション

2015年07月09日 | 日記
 ネットで購入した乾燥桃の葉を煎じて、ローションを作りました。
 水500ccに対して、乾燥桃の葉5g入れて、10分ぐつぐつ煮て、そのまま10分おきます。それを漉す。それだけです。完全無添加。
 熱が取れたところで、ペタペタとコットンであちこちパッティングしました。匂いは、薬草って感じです。(薬草茶というか)でも、つけたあとは無臭。
 すごいと思ったのは、お風呂に入ったとき。ざぶんと体を湯船に沈め、ぱっと上にあげたとき、あれ? 手が水をはじいている! 水(お湯)が、玉となって肌にあるのですよ。わかるかなあ、この感じ。油が水をはじいているみたいな感じです。つまり、桃の葉ローションを塗ったことで、肌が油膜にくるまれたように保護されているのです。でも、べたべた感はまったくなく、いやかえってさらさらです。なにしろ日持ちがしないので、足などにもたっぷり塗ったのですが、スルスルです。
 顔は? はい、顔にも塗っていますよ。ただね、こう書くと、次にお会いした方、私を見るだろーなーと思うのです。でも、見た目はそんなに変化ありませんから(笑)。いい年のおばさん顔はそのまま(いや、「あ」の字が抜けているか?)、しみやしわやたるみのある顔です。(改めてこう書くと悲しいですが)じっと見ないでね。でも、肌の感じはあきらかに違う。手で触った感じがね。
 おしいのは、日持ちがしないので、こまめに作らなくてはならないこと。まあ、簡単なのでいいのですが。
 冷蔵庫に入れていると、冷たくて気持ちがいい。
 500ccだと多すぎるので、残ったのはお風呂でじゃぶじゃぶしましたが、200cc、いや100ccとかで作ればいいかも。

 化粧水など売っていなかった時代、こうしてやっていたのですからね。

 ぜひ、お試しあれ。
 ただ、高級化粧品を使ってらっしゃる方はもの足りないかなとも思ったりして。(私は、薬店で売っている1000円もしない化粧水使っていたので。高級品、匂いとか、ダメなんですって、高級といっても使ったことのあるのはたかが知れていますが)
 肌のはりとか、皺とかには、高級化粧品がいいのがあるのかもしれません。
 
 ドクダミを乾燥したものができているけど、こっちどうしようかな。
  これは、なんでしょうか? 

『あきらめないことにしたの』(堀米薫)ー新日本出版社

2015年07月08日 | 本の紹介
          
宮城県角田市在住作家、どじょうさんこと堀米薫さんの新刊です。
 これまでも何度もご紹介していますが、どじょうさんは現役酪農農家です。ご出身は福島。
 「家の光」という農協で出している雑誌があるのですが、どじょうさんがそこに載っていた一編の詩を読んだことから、この作品は生まれました。
 福島県飯舘村の農家のおかあさん、渡邊とみ子さんが書かれた詩です。
 福島県飯舘村。この数年、何度もテレビや新聞で見聞きした町の名前です。そうです。あの東日本大震災のとき、津波の被害には遭わなかったものの、原発事故のため、避難を余儀なくされている人たちの町。とみこさんも、それまで培ってきた農業、そして結いという人との繋がりを一旦断ち切って、避難をします。でも・・・。
 とみ子さんは福島県の南部で生まれ育ち、飯舘村へ嫁ぎました。同じ福島でも、そこは言葉も習慣も違う土地。でもとみ子さんは飯舘村で「結」と呼ばれる「きずな」の中で自分を育んで、その土地の人間になって行きます。新種のかぼちゃやじゃがいもの品種改良をしている先生との協力でおいしい作物を作る仕事にも取り組みます。それが実を結んだ頃に襲ってきたのが、東日本大震災だったのです。
 その後のとみ子さんのがんばり、「あきらめないの」という気持ちに行き着くまでの姿。ぜひこの本を読んでいただきたいと思います。
 本に出てくるおいしそうな食べ物たちが、とみ子さんの生きる力になっている。いいえ、食べ物というのは人に生きる力を与えてくれるものなのだという事も改めて感じることができました。
 
 堀米さん、どうぞこれからも東北の姿を伝え続けてください。
 

薬草 5 蓬(ヨモギ)

2015年07月07日 | 日記
 やはり小さい頃、外で切り傷や擦り傷をつけて帰ると、祖母がヨモギの葉を揉んでつけてくれたことがあります。
 外で真っ黒になって遊んでいる子どもでしたから。
 ただ、擦り傷にはさっさと赤チンをつけていることが多かったかな。膝小僧に赤チン。そんな子ども、今いませんね。← 赤チンは水銀が含まれている? ので、国内製造中止とか販売中止とか・・・。うちにある赤チンはいつ買ったのだったか。一度買うと何年も持つので。たとえば、爪のところにバイキンが入って痛くなってしまうときとかってありますよね。そういうときなんかも、ちょちょっとつけると治るのです。赤チン世代。

蓬(ヨモギ)

南瓜の花

2015年07月06日 | 日記
         

 お正月(半年前だ!)に、庭に穴を掘って生ゴミを埋めていたところから、南瓜の蔓が出て、花が咲いています。栄養は充分。ただ日当たりが悪いので、食べられるような実はつかないと思うのですが、とりあえず様子見です。ジャガイモも出てきています。
 あと、今年朝顔も出てきています。何年も前に種を蒔いて咲かせたことがあったのですが、そのときのこぼれ種から発芽したのか? 

薬草 4 桃の葉

2015年07月05日 | 日記
 歳時記には、枇杷葉湯と同様に、桃葉湯(とうようとう)もあります。
 やはり、汗疹予防ですが、乾燥した葉を煎じたものが湿疹や汗疹の治療効果もあるとのこと。
 桃の葉ローションが手軽に買うことができますが、どうしても保存剤的なものなどいろいろ加えられています。宇津救命丸の桃の葉ローションが最もそういったものが少ないようです、が、ゼロではない。ということで、ネットで乾燥桃の葉を購入しました。煮出したもの、冷蔵で2,3日、常温では一日しかもたないそうですが。
1500円くらい

 効果などご報告はまたいずれ。

薬草3 枇杷(ビワ)

2015年07月04日 | 日記
 夏の歳時記に、枇杷葉湯(ビワヨウトウ)というのがあります。
 汗疹(あせも)予防に、枇杷の葉をお風呂に入れるというのも。枇杷の葉もいろいろ薬効があるようです。
 この家に越してきた頃、枇杷の種を庭に埋めたところ、葉が出てきて1メートルほどになったことがありました。でも、これこのままにしていたら、大きくなりすぎてしまうだろうな、狭い庭に大きな木があっても困るだろうなと思い、引っこ抜いてしまったのです。あれ、そのままにしておけばよかったなあ。
 枇杷を薬草として試したくても、まさか余所様の木から失敬するわけにもいきませんしね。

 先日句会の後、そういう話を振ったところ、Tさんはご実家がお寺で、お父様が僧侶だった方なのですが、夏の暑い時期、檀家回りをして帰ってくると、枇杷の葉(生)を入れたお風呂に入っていた、というお話をされていました。まさに、枇杷葉湯。

 来ぬ人を待つほの暗の枇杷葉湯   薗部庚申(『実用俳句歳時記』辻桃子編)

  
 友人が送ってくれた八甲田山。白い点々はわたすげ。

 今年枇杷の種、庭に埋めてみようかな。でもこれから年を重ねていって、大きくなった木というのは、枝を払ったりするの、私はできないしなあ。一本ある杏の木も持て余し気味なのに。迷うところ。

薬草2 どくだみ

2015年07月03日 | 日記
        
 どくだみは、別名十薬。10の薬効があるからとも、花の形が十文字だからとも言われています。
 どくだみ茶は薬局などで手軽に買えるし、なによりこの草自体があちこちに生えています。うちの庭にもあるし、近くに群生している場所もあります。
 
 ずーっと以前、手作り化粧水の本を読み、このどくだみで化粧水を作っていた時期もありました。あれは焼酎甲類に生葉と卵の薄皮を漬けるというやり方。案外気に入っていました。
 このたび、生葉を煮出したものはどうだろうと、やってみたところ。煮だした後、冷めたものを手にパッキングしてみたら、なんとその手がするするに! これはすごい効果! と思ったのですが、その一時間後くらいに、つけた部分が赤みを帯びているような気がして・・・。ネットで調べたところ、生の葉は殺菌力が強すぎるので、乾燥すると書かれている記事が一件だけありました。他にも乾燥するとマイルドになるという書かれているものも。
 お茶にするときも、だいたい乾燥させますものね。
 で、上の写真のように乾燥をしているところ。これを煮出して、というのはまだやっていません。またご報告します。

 それから、薬効がぱっと現れるというのは、すごい!と思うけど、それは強いという意味でもあるのだなと思った次第でした。

薬草 1 現の証拠・千振

2015年07月02日 | 日記
 子どもの頃、祖母は常に小さな薬缶にゲンノショウコやセンブリを煎じている人でした。そして、私はといえば、お腹をこわすことの多い子どもで、そのたびにまずはゲンノショウコを飲まされ、それで効かなかったときはセンブリとなるのでした。
 ゲンノショウコは、漢字で書くと、現の証拠。すごいなあ。
 センブリは、千振。千回振って煮出しても、苦みが消えないことからきています。
 そう。苦かったー。子どもだったので、砂糖を入れたりもしたのですが、砂糖を入れてもその苦みが消えるわけではないのですよ。
 今思えば、有難い経験でした。
 たぶん家のまわりから採取していたのでしょうね。乾燥していたかどうかという記憶はありません。いっしょに摘んだりすればよかったのに。

 なので、熱を出したりすると病院に行きましたが、お腹をこわしたときはこれで済ませていたように思います。あとビオフェルミンや正露丸も飲みました。
 
  これは、ゴーヤ。

家庭内禁酒

2015年07月01日 | 日記
 先日の記事に対して、アームレストもいいですよという情報をいただきました。
 なるほど。この柔らかいリストレストでダメだったら、アームレスト、試してみます。
 
 さて。現在、家庭内禁酒をしております。
 つまり、家では飲まない。でも、外でのおつきあいでは飲む・・・。まあ、おつきあいは減らしているので、二ヶ月に一度くらいでしょうか? ・・・と書いてよく考えたら、6月には2回外で飲んでいました。どちらも句会の後。ビール一杯とかですがね。
 去年までなら、今の時期、風呂上がりにビールを一杯という感じでしたが、今年はしていません。これって、慣れると特に(飲みたい~)という状態にはなりません。麦茶やドクダミ茶で、OKです。なんか、あまり胸を張ってご披露できるネタではありませんが。