SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

映画「砂漠でサーモン・フィッシング」

2012年12月29日 | 映画(サ行)
 今日から大晦日までの3日間に4本の作品を鑑賞する予定。そのカウントダウン・ムービー1本目(最後から4本目)がこれ。

 渋谷のシネコン3スクリーン中、最小キャパ60席のシアターで一日2回の上映。それをわずか10人ほどで鑑賞する贅沢。

 ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント、クリスティン・スコット・トーマスの豪華配役で監督がラッセ・ハルストレム。小品ながら夢にあふれてほのぼのと温かく、風刺も効いたラブ・コメディ。正月映画にはピッタリだと思うのだが人が入るかどうか心配。

 無理難題が山積のプロジェクトをどう成立させるかというビジネスストーリーを核に中東情勢に関わる英国のイメージ戦略とラブストーリーが絡む。

 山あり、谷あり、起承転結も映画らしい映画で、スターたちが楽しんで演じている。見て損のない作品といえる。