韓国のキム・テシク監督が撮った日本語の映画。
楽天的な気分が全編を覆っている作品だ。批判的な意味ではなく、むしろそれがとても心地良い。
DVDでは発売されているが、映画版は編集を変えてあるということだ。しかも一般公開の予定が無く、四谷の韓国文化院で開催された上映会(2/25)以外は、夕張映画祭ともう一箇所(関西方面?)の上映会でしか見ることが出来ないそうだ。2009年の釜山国際映画祭には特別招待を受けている。
ソウルのロックフェスティバルに参加することになったロックグループの一人が飛行機嫌いで、ではタクシーで行ってしまおう!という乗りの作品だ。で、どうやったのかは分からないが、あっけなく着いてしまってからのロードムービーである。
韓国を走る東京タクシーを見て、違法営業ではないかと現地のタクシーが追う。ドライバー役が山崎一で、つかまった挙句の片言英語のやり取りに「駅前留学nova」での学習体験が活きており笑える。(novaCMのタレントだ。)
全編にみなぎる「明るい希望」は何なんだ!機会があればぜひ見るべし!!