笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

誰しもが光を

2013年06月10日 | 小説
小説「光」を読みました。

著者は 道尾 秀介

少年少女の冒険談
赤い川の謎、人魚の伝説、アンモナイト発掘、誘拐事件・・・

子どもが主役の作品が多い道尾さんですが 今作もまさに!
この感性というか、本当に子どもごころを感じて

かなり陰な 暗い作品が多いですが
今作はどちらかといえば陽な子どものストーリーで

まさに子どもたちの冒険、スタンド・バイ・ミー的な 笑

ストーリーもしっかりと読ませて文学色もありながらも
最近の小難しさはなく すっきりと読めましたね

どんでん返しはないですが ちょっとした捻りがあったりと
どこかミステリ色もありつつ 楽しく読めましたね

しっかりと文学としての深さもありながらも
重くなりすぎず 捻りもあり読みやすい、また新たな道尾作品でした

私的評価:4
    前半のストーリーが後半に関わってきたりと伏線もありつつ
    優しさを感じる 変に凝りのないストレートな良さを感じました

「光」という題名 まさに! って感じでした


それでは、また







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