27日のことですが、映画「俺俺」を鑑賞しました。
家電量販店で働く均は何の変哲もない郊外の街で平穏に暮らしていた
そんな日々に飽き飽きとしていたある日 ひょんなことでオレオレ詐欺を行った均の前にもう一人の自分が現われて・・・
なんとも不思議な展開、ファンタジー?
いや不条理劇というべきか…
しまいには どんどんと増殖していって33人もの自分が!!
恐怖感もありつつ、ユーモラスに描いていく
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27日のことですが、映画「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」を鑑賞しました。
元恋人が自分の子を産んでいるとわかり 2人を養うため銀座強盗に手を染めるライダー ルーク
ある日銀行を襲撃したルークは逃走の際、野心的な新米警官エイヴリーに追われて・・・
これは まだ序の口で
ストーリーは続き 大河ドラマのように見せていく
ルークの1部、エイヴリーの2部、15年後 彼らの息子たちの3部
1 . . . 本文を読む
小説「逆回りのお散歩」を読みました。
著者は 三崎 亜紀
表題作の中編と短編1作からなる構成
市、戦争、行政
ネット、デモ・・・
これらをモチーフに著者らしい、ちょっと不思議な世界で見せていく
「となり町戦争」から派生、続く物語ということですが
「となり町戦争」を読んでないので その辺は触れずに
続く物語ということですが、読んでいなくても
本作は単体として問題なく読めましたね
三崎作 . . . 本文を読む
20日のことですが、映画「モネ・ゲーム」を鑑賞しました。
美術学芸員のハリーは億万長者のシャバンダーに復讐すべくモネの名画の贋作を使った詐欺を思いつく
相棒のPJが絵画の所有者に成り済まし、ハリーは本物そっくりな贋作を用意するのだが、天然のPJが次々と騒動を巻き起こし・・・
名画を使った詐欺計画
設定はありがちだし、展開としてもストレートに進む
あのコーエン兄弟の脚本にしては弱いし、らしさは . . . 本文を読む
小説「ポトスライムの舟」を読みました。
著者は 津村 記久子
久々の純文学!
第140回芥川賞受賞作です
労働、職場、賃金、人間関係・・・
そこから見えるものとは
日常のリアルな
不思議な、事件が、大きなことが起きることはなく
淡々と進んでいき
なんだろう 乾いた感じというのか
しかし 共感できたり、笑えたり
やはり 純文学らしく、ガッツリ楽しくは読めないけど
かなりスラスラと読めま . . . 本文を読む
小説「異国のおじさんを伴う」を読みました。
著者は 森 絵都
10編の短編集
それぞれ独立した作品で読ませます
どの短編も良くて
言ってしまえば 大きなハズレはない
人間、人生の可笑しさ
全体として異国やちょっと日常とは離れた場所での出来事というか
そこで起きること、気づき
言葉ではなかなか言い表せないが
沁みる短編集
同著者のこちらと雰囲気としては似ているかな
私的評価:4
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ドラマ「CSI:NY」シーズン7を見ました。
テレ東にて 月~木曜 お昼にやってました
おなじみ、マック・テイラー率いるニューヨーク編
あらためて思ったけど 地味ながらも安定した良さがありますね
今回は初期メンバーのステラが降板という!
いきなり いなくなっていたので驚きでした
しょうがないとは思うけど
やはり1話ぐらい ステラのラストエピがほしかったですね
とはいえ、その代わりに入った . . . 本文を読む
13日のことですが、映画「ジャッキー・コーガン」を鑑賞しました。
マーキーが行っている賭博場が強盗に襲われる 疑われる前科のあるマーキー、強盗を仕組んだのは男、実行犯2人
エージェントからの黒幕を捜す依頼を受けた殺し屋ジャッキー・コーガンが表れて・・・
ブラピ主演で殺し屋を演じると聞くと アクション大作と思うかもしれないが
そうじゃなく クライムドラマ、それもかなり変化球な!
アクションやサ . . . 本文を読む
小説「クラウドクラスターを愛する方法」を読みました。
著者は 窪 美澄
中編 2作による構成
やはり肝となるのは表題作
「ふがいない~」を読んでいても思ったが
文学として しっかりと読めて
そして こころに響きましたね
今までよりも 派手さというか、そういうものがなく
より普通のものを描いている
劇的な展開があるわけでもない
淡々と、しかし それは気持ちを変えていく
リアルに、人を見 . . . 本文を読む
SPドラマ「世にも奇妙な物語 '13 春の特別編」を見ました。
11日 フジにて9時からやってました
さてさて恒例の奇妙な物語です
今回もさまざまなジャンルを見せてくれますが
割とホラーものが多かったかな、感動系がなくて・・・
「呪web」
最近のモノとホラーを掛け合わせた まさにらしい物語だけど
既存感が強く 微妙だったな
「石油が出た」
くだらない系 笑
悪くないけど、もっと突きぬけ . . . 本文を読む
7日のことですが、映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」を鑑賞しました。
6歳の少女ハッシュパピーは、“バスタブ”と呼ばれるコミュニティーで父親のウィンクと暮らしていた
閉鎖的な場所であったものの穏やかな日々を送っていたが、ある晩嵐が全てを奪い去ってしまい・・・
200万ドルの低予算の作品ながら
最年少でアカデミー賞主演女優賞をはじめ、オスカーにノミネートされた本作!
なんだろうか、こ . . . 本文を読む
小説「我が家の問題」を読みました。
著者は 奥田 英郎
「家日和」に続く シリーズ第2弾
シリーズとはいえ、家族、家をテーマにした短編というくくりで
今回は題名通り、家庭での問題を取り上げていて!
どれも ちょっとした、しかし本人には大きな問題
さて どうするか、解決していくかという
ほのぼのとした、気軽に読めながら
どの話も前向きになれますね
味気ないといえば それまでだが・・・
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小説「玉磨き」を読みました。
著者は 三崎 亜紀
ルポルタージュ形式で語られる6つの話、短編
著者らしい 奇妙な世界で!
「廃墟建築士」では建物でしたが
今回は仕事 人生というくくりといえるかな
失われたもの、忘れさられるもの…
どの話も興味深く 読めて
発想が面白いですね
しかし、その設定に負けぬ深さがあり
エンタテインメント的アイデアを文学的な深みにしているのが特徴かな
ありえな . . . 本文を読む
1日のことですが、映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」を鑑賞しました。
高校の数学教師ソッコはアパートの隣人であるファンソンと姪のユナが暮らす隣の部屋の異変に気付く
そこには 度重なる暴力を振るうファンソンの元夫が乗り込んで来ていて・・・
題名から察しられるとおり あの東野圭吾の「容疑者Xの献身」を映画化
日本でも映画化され 傑作でしたが、韓国版は果たして・・・
やはりというか、原作が . . . 本文を読む
小説「偉大なる、しゅららぼん」を読みました。
著者は 万城目 学
今までも万城目作品には驚かせてもらいましたが
本作では どうかと思っていたが・・・
万城目さんらしい ファンタジーと壮大さで
読ませてくれますね
今回は超能力という!
ファンタジーというか SF的な
とはいえ アクションというよりか
学生たちの青春だったり、伝統だったりと その辺りは著者らしい
登場キャラの面白さと ドラ . . . 本文を読む