小説「呪文」を読みました。
著者は 星野 智幸
星野さんのは久々、俺俺以来ですね
あれが かなり変わった 、しかし面白かったので、本作も期待してましたが
本作もやはり現代の闇が、恐怖があり
商店街が徐々に浸食されていく、不気味さは凄くて
リーダーという名の独裁者、自警団、事は大きくなり暴走ともいえるほど
最初はまさに理想に希望に見えながら、しかし それはカルトのようになり
私的には徐々 . . . 本文を読む
8日のことですが、映画「64 -ロクヨン- 前編」を鑑賞しました。
わずか7日で終わった昭和64年 その年に起きた少女誘拐殺人事件、通称ロクヨンから14年が経過し
未解決のまま時効が近づく中 ロクヨンの捜査に携わり現在は警務部 広報室の広報官の三上は再びこの事件に関わることになり・・
さて、前後編からなる本作
今回の前編はロクヨン事件自体、真相に向けてのストーリーはそこまで進まず
事件から . . . 本文を読む
5日のことですが、映画「スポットライト 世紀のスクープ」を鑑賞しました。
アメリカの新聞「The Boston Globe」 2002年 新たな編集長の指示の元 スポットライトチームは
彼らがこれまでうやむやにされてきた 神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する・・・
総じて物語は淡々と展開していくのだが、しかし静に引き込まれるものがあり!
地味ともいえる取材 調査で真相に徐 . . . 本文を読む
小説「ジャック・リッチーのあの手この手」を読みました。
著者は ジャック・リッチー
短編の名手、ジャック・リッチーの作品集
過去作も何作か読んでいまして
今作もショートショートなストーリーで23篇からなる構成
全話 初訳というから これは嬉しいですね
どの話もジャック・リッチーらしい作風で
軽妙さを持ちながらも さまざまなジャンルで楽しませてくれ
謎解きやオチの驚きなどで、まさにアイデア . . . 本文を読む
2日のこと、「ピクサー展」に行ってきました。
東京都現代美術館にて
最近は映画関連の展示会等は行ったりしていますが
今回は僕の好きなピクサーですよ!
ディズニーアニメ映画ではなく、ピクサー映画に特化しているのが嬉しくて
基本は今までのピクサー作品の絵コンテやラフ画などの絵の展示や
キャラの彫刻などの展示もあり
また、ピクサースタッフの裏話 仕事話などのビデオもあり
これは DVDの特典で . . . 本文を読む
1日のことですが、映画「アイアムヒーロー」を鑑賞しました。
漫画家アシスタントの35歳 鈴木英雄 彼の恋人が謎のウイルスに感染して襲い掛かってくる
慌てて散弾銃を手に外に飛び出すが街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。出会った女子高生・早狩比呂美と逃げるが・・・
いわいるゾンビ映画ですよ
日本でゾンビ映画ってと思うが・・・ これは意外や本格的で!
最初の住宅街からの逃げるシーンの迫力は . . . 本文を読む
1日のことですが、映画「追憶の森」を鑑賞しました。
アメリカ人男性アーサーは自殺を決意し青木ヶ原樹海を訪れるが森の奥深くでけがを負った日本人男性タクミと出会う
アーサーと同じく死のうと来たが考え直し 出口を求めてさまよっていた アーサーは放っておけず一緒に出口を探すことになり・・
自殺をしようと訪れた樹海で出合った2人
ほとんどアーサーとタクミの 2人芝居といえるほどで
2人の人間ドラマとい . . . 本文を読む
26日のことですが、映画「葛城事件」を鑑賞しました。
ユーロスペース 試写会にて
21歳になった次男 稔が8人を殺傷する無差別殺人事件を起こして死刑判決を受ける
父親 葛城清は自分の育て方に間違いがあったのかと自問自答し粗暴になっていく中、やがて稔と獄中結婚したという星野が現れ…
加害者家族とその前の家族崩壊の様・・・
構成としては判決後の清と星野の模様、事件前の家族たちの模様からなって . . . 本文を読む
小説「ワーカーズ・ダイジェスト」を読みました。
著者は 津村 記久子
さて津村作品 最近読んだのは そこまでだったのだけど、果たして本作は・・・
これは楽しめましたね!
やっぱり 津村作品は大人主人公のお仕事系が自分は好みなのだと
本作はまさに普通の企業で働く男女を主人公にしていて
仕事を中心とした日常を淡々と描いていく
とはいえ これがなんとも共感もでき 楽しく読めて
何か大きな展開 . . . 本文を読む
ドラマ「ブラックリスト」シーズン1を見ました。
日テレにて 火曜深夜にやってました
深夜での海外ドラマは久々かな
まぁ、やってはいましたが いまいち見たいのがなくて・・・
そして本作は評判が高かったので見てみましたが、これは面白かった!
A級犯罪者“レッド”がFBIに自ら投降 彼は世界中の犯罪者の情報を集めた“ブラックリスト”を提供すると申し出て・・・
いわいる犯罪者がFBI捜査官等と協力 . . . 本文を読む
25日のことですが、映画「レヴェナント:蘇えりし者」を鑑賞しました。
IMAXにて
狩猟中に熊に襲われ瀕死の重傷を負ったヒュー・グラス 狩猟メンバーのフィッツジェラルドはグラスを足手まといと置き去りにし
反抗したグラスの息子も殺害 かろうじて生還したグラスはフィッツジェラルドへ復讐心を糧に大自然の中を生き延びていく・・・
ある男の生還から復讐の物語
言ってしまえば これだけのシンプルストーリ . . . 本文を読む
18日のことですが、映画「グランドフィナーレ」を鑑賞しました。
80歳になり現役を退いたイギリス人作曲家フレッドは親友の映画監督ミックと共にアルプスの高級ホテルで休暇を満喫していた
ある日エリザベス女王の使者がフレッドの代表作を女王のため演奏してほしいと依頼されるが それを断ったフレッドだったが・・・
言われてるとおり美しい映像美、カメラワーク カットなどは
見ているだけでうっとりするし、他の . . . 本文を読む
ドラマ「CSI:科学捜査班」シーズン14を見ました。
テレ東にて お昼にやってました
おなじみのCSI、ラスベガスチーム
メンバーは前回と変わらずの
やっぱり面白いなぁと
総じて 毎話 クオリティは保っていて、楽しめて
今作ではやはりブラス警部かな
けっこうキーとなる話も多く、そして・・・
また、CSI:サイバーのスピンオフからのエピソードがあったりと
そして通算300話となる回ではキ . . . 本文を読む
小説「山女日記」を読みました。
著者は 湊 かなえ
7つの連作短編の構成、7つの山がそれぞれ舞台になっていて
湊作品なので 登山を題材にした殺人等のミステリかと思いきや
今作は殺人はなくミステリ感も薄めで
仕事、恋愛や結婚や人間関係などに悩む女性たちを主人公に
その女性たちが、登山の過程で生まれる本音、喧嘩、トラブル、そして新たな一歩
人間ドラマといえる作品ですね
その関係、思いに湊さ . . . 本文を読む
11日のことですが、映画「さざなみ」を鑑賞しました。
結婚45周年を祝うパーティを土曜に控え 準備に追われる熟年夫婦ジェフとケイト その週の月曜日 彼らのもとに1通の手紙が届く
50年前 行方不明になったジェフの元恋人の遺体が発見されたという ジェフは過去の恋愛の記憶を反芻するようになり・・・
長年連れ添った夫婦の危機 揺らいでいく様
いや~ これは深いというか、辛くもあり
夫の忘れられない . . . 本文を読む