笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

子どものこころ

2011年10月16日 | 小説
小説「月と蟹」を読みました。

著者は 道尾 秀介

今作で直木賞を受賞しました

やはり 最近の道尾さんの作風で
ミステリというよりは文学としてドラマが強い

そして、怖さもある

最近で言うと、
光媒は好きでしたが球体はダメだった僕ですが・・・

今作は長編ということもあり球体を思い出すが
あちらよりは良かったです

子どもたちの想い、残酷さ、哀しさ
大人たちに対する気持ち

淡々と進みますが
最後まで引き込まれますね

あらためて 文章力は格段に素晴らしくて

今作は 映像にはできない
まさに 文学ならではの良さが強く感じました

私的評価:3+
    こころの闇、虐待など 重く暗い それも道尾作品らしいが
    好みではないが、やはりレベルが高いなぁと

好みでいえば 光媒の花ですが
今作は文学としての高みでは 道尾作品で1番かも


それでは、また









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2 コメント

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Unknown ()
2011-10-18 17:51:20
トラックバックありがとうございます。
道尾さんの作品は初めての拝読でしたが
とてもよい作品でした。
他の作品もまた拝読してみたいと思います☆
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恵さんへ (リバー)
2011-10-19 00:27:37
コメント ありがとうございます。

これが初めてですか!

また 初期の作品はテイストが違くて
まさかの騙しがありますよ 笑

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