masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

意地悪とかケチでしてることじゃないのですよ。

2020年06月18日 | ガソリンスタンド5

6月16日燃料油脂新聞より

携行缶でガソリン購入時 顧客の本人確認など徹底
>いまやポリタンクにガソリンを給油してほしいと依頼いてくるお客様は皆無。
>また本人確認などについても「面倒臭い」などと言って一方的なクレームをつけてくるお客様もまずいない。





ごみ持ち込みに苦慮 周辺コンビニごみ箱撤去で
>このままではSSのごみ箱を撤去するかも知れない




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「今度見掛けたら通報します!」

日曜日に買い物に行った複合ショッピングセンターに張り紙がしてありました。
防犯カメラから切り取った画像の上にそれは書いてありました。
画像は、両手に大きなゴミの袋を抱えて歩いている男性の姿で、顔は丸く塗り潰してありました。


今回のコンビニのトイレの貸出し中止とごみ箱の撤去は「新型コロナ感染予防のため」とされていますが、
個人的には、(もしかしたら機会を伺っていたのかも知れないな、)と思っています。

公園のごみ箱が撤去されたり、バーベキューが禁止になったり、砂浜での花火が禁止になったりしたのも、
発端は、“誰かさんのマナー違反”でしょう。


先日、当店店頭に置いてあるゴミ箱の中にスプレー缶が捨てられていました。

パッカー車の火災原因になる火気厳禁のスプレー缶です。

その缶には穴も開けられていなかったので、こうちゃんと二人で「誰や、こんなもん捨てたのは?」「誰やろなぁ!ホンマに!」プンスカプンプン&ブツブツブツと言いながら缶に穴を開けて処理しましたが、穴を開けたときにプシューとガスと一緒に液体が噴出してこうちゃんの顔に掛かったので、こうちゃんはフンガーーーーーッヾ(*`Д´*)ノ"彡☆となっていました。
アハハ(^^;;;

もしかしたらこれを機に当店もごみ箱を撤去したかも知れません。



下の画像は当店のトイレ(簡易水洗)の中に貼ってある注意書きです。





これを読まない人が多いのか、昨年末から水が流れっぱなしになって汚水タンクが溢れるという事態に何度かなりました。

なので注意書きを追加しました。



でもこれも効果が無く、し尿処理(汲み取り)を3回連続でお願いしなければなりませんでした。

結局トイレの方を工事しましたが、その間はトイレも使えず、又痛い出費でした。


これまでは営業時間外でも通勤途中の方などがトイレを使えるようにしていましたが、これを機に閉店後はトイレにカギを掛けて使用できないようにしています。


マナーの悪い少数の人のためにその他の大勢の方が不便を被ることになるのです。






セルフのリッターマージンはいくらが適正だと思いますか?

2020年06月18日 | ガソリンスタンド5

6月17日燃料油脂新聞より

「社説」EW(エッセンシャルワーカー)について議論深めよう
(3)
SS業界に目を向ければ、新型コロナ以前から災害対応を含め社会インフラとして注目されてきた。
しかし一方でコスト削減のため深夜営業を中心に派遣会社への運営依存、セルフの深夜営業におけるシルバー人材への依存など議論すべき問題もある。
識者による議論は「格差解消」へと展開し、広く社会システムの変革にまでおよんでいる。
EWについては、石油業界においても議論を深めていくべき問題といえる。


週間コスト下げ幅50銭規模

高圧ガス保安法 改正省令8月施行 水素ステーション 遠隔監視型営業可能に
経産省は、従業員が常駐しない遠隔監視型のセルフ水素ステーションの営業を事業者に認める高圧ガス保安法の環形省令の改正案をまとめた。一般からの意見募集を経て、8月に公布・施行する。

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2018年06月22日 水素ステーションセルフ化はコスト低減を目指す業界の要望
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/418a9a89c327a42c1951460ec1040474

2018年10月20日 そこまでしてセルフで充填したいですか?
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/d3ea1d73acd0d59065853e2754cc8ecf



JHTGHD 光合成利用の藻類バイオで協業






6月18日燃料油脂新聞より

元売週仕切り改定値下げ
JXTG・出光昭和シェル 全油種50銭



石油情報センター公表SS店頭全国ガソリン市況




「社説」SS数の維持に関心持とう








ガソリンスタンドの数はまだ減るでしょう。
↓  わざわざ促さなくちゃならないってことはそういうことでしょう。 ↓

電力の「災害時連携計画」7月施行
販売業者と平時から契約促す



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昔々から在った業転玉。

他店の他社買い行為に対して、こうちゃんは「そこまでして儲けたいのならそうすればいい。ただお客さんに説明できない真似さえしてくれなければ、」と言っていました。

恐らくそうした考えの3者店は多かったと思います。
販売価格差が殆どなくサービス勝負だった時代、努力は報われたから。

でも規制緩和以降、「どうしてお宅だけがこんなに高いの?」「何故他店はあんなに安いの?」と訊かれても、お客さんに説明できない状況になりました。

自店の仕入値、時にはそれより安い、近隣他店の販売価格。


規制緩和以前からガソリンスタンド=ぼったくりのイメージがあったと思いますが、
揮発油以外の灯油軽油も正規仕入だった3者店には全く当て嵌まりません。
卸格差があったわけですから。


「利益は油外で」という号令と共に開始された「油外を売るための安値集客+モノクレを含む過剰サービス」

全量正規仕入の3者店は蚊帳の外の価格競争。


でも蚊帳の外だって煽りは受けます。



全量系列仕入れを貫いた3者店から言わせてもらえば、

ほんとうの意味での安定供給を理解している3者店から言わせてもらえば、


コスト削減(人件費)なんかしたくなかった。


「ガス欠した」「脱輪した」「パンクした」「バッテリーが上がった」「〇〇の調子が悪いから見てくれる?」etc.

地域住民だけでなく全ての消費者からのそうした声に応え続けたかった。





安値集客して、非効率で不採算なことを切り捨てて、・・・そして今になって「これ以上社会インフラであるガソリンスタンドの数を減らしてはいけない」「地下タンクなどへの再投資と働き方改革に対応するためのマージンが必要だ」

それで助かるのは?
その多くは2者セルフじゃないんですか?

地域への小口配達を不採算を承知で担ってきた、ほんとうの意味で社会インフラである地場フル3者店ではなく。

インタンクものの大口は安値で営業をかけて地場店から奪おうとする(した)くせに、
ポリ容器1つ2つの配達は既存客であってもセルフ化を機に切り捨てた。
携行缶へのガソリン小分け販売も京アニ事件で規制強化されたことで取り止めたセルフ。


セルフのリッターマージンがいくらなら適正か、なんて知ったこっちゃない。

だけど「マージン確保で採算販売を」という業界の流れは、

地場3者店にとっては歓迎すべきことです。

まだ“間に合う”地場3者店にとっては必要なことです。