masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

年寄りだってやれば出来る!

2020年06月16日 | ガソリンスタンドでの出来事

午後2時を回っていたかな?
「洗車3台」の電話が掛かってきたのは。

「え”-っ!今から3台てか~(==;」
お昼(ご飯)を済ませて出て来たこうちゃんに伝えると明らかに嫌そうな返事。

電話に出たのが私で良かった(笑)

「この暑さの中で3台(手洗い洗車+手掛けワックス+室内清掃)は熱中症になりそうだね。でも取りあえず1台目は車番が〇〇だって。(引き取りに)行ってらっしゃい」とこうちゃんの尻を叩くmasumiさん(笑)


2台目の車を手洗い中にご来店のAさんがオイル交換のご注文。

「急がなくて良いよ~、ゆっくりで良いよ~」といつもの優しいお言葉(はぁと)

でも今日はそういうわけにはいかないのです(汗)

こうちゃんにオイル交換と声を掛けて室内清掃をしようとすると、これも毎度のことながら「奥さん、そんなことせんでええから」と止められ、お言葉に甘えます(はぁと)

燃料満タンとで1万1千ちょい頂き、「忙しいのに悪かったね。ありがとう」とおっしゃって頂き、恐縮しながらお上品にお見送りしたあと、

くるりと向きを変えて、

「さあ急げ!まだあと2台あるんだよ!!」と、又もやこうちゃんの尻を叩くmasumiさん。
(手にはエアー鞭w)


アナベル(向こうに映っている青い影は3台目を洗車中のこうちゃん)


今、午後5時過ぎ

見事やり遂げましたよ。

うん、まだまだ若いもんにはまけまへーん(笑)
masumiさんじゃなくて、こうちゃんは。










展望はケースバイケース

2020年06月16日 | ガソリンスタンド5

6月12日ぜんせきより

2019年度給油取扱所 事故発生数高止まり
火災31件、流出71件(消防庁)



「論説」SSから見た「サウジ調整金」





6月16日燃料油脂新聞より


緊急事態宣言下 4月都道府県別販売実績
ガソリン21.9% 軽油8.8% 過去最大の落ち込み



コロナショックの影響⑩ 売り上げ減5割超えず 持続化給付金「対象外」に





SSネットワーク維持へ ガソリン単位マージン20円台前半
>20円マージンはわれわれの業界を蘇らせる天の恵み
>20円マージンを確保し続ければ、SSネットワークの維持にもつながり、10年後も黒字で事業継続できる実感を持った。
>フルとして過剰なサービスをする考えはない。



セルフも最低20円超必要視 「マージンでSS経営総経費捻出を」





インタンク競争激化「ボリューム争いの根源に」
>仕入価格とほぼ同値。他販売業者の見積もりを引き合いに出してくるケースもある。





静岡県(ホームセンター灯油)リットル98円、18リットル1764円の価格看板



日曜日に買い物に行った当市のHCの灯油はリッター89円でした。
当店は80円(店頭現金価格)

2019年01月31日 灯油に関する記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1dce6316cc3931fe1e1f1f213d941d2f


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st31掲示板  http://st31.com/bbs/index.php より






>3者がやってきた不採算のことまでカバーするか?
>やるわけないですよね?


>ご心配には及びません。
>もし、そういう事態になりましたらウチが請け負わせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けくださいw
>てか、ウチのその前に、もっと優秀な企業さんに持ってかれるでしょうけどw
>そう言えるくらい、我々の業界の層はまだまだ厚いです。まだまだ競争です。 


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見習い社長さんの書かれているように日本全国どこでも「まだまだ競争」で、誰かが代わりに小口配達を請け負ってくれるなら、

「私の使命は理解している。だが赤字では苦しい」
「自分が店を畳んだら、では誰がポリ容器1つ2つの配達に行ってくれるのだ?」

こんなふうに思い悩む必要はないのですけどね...

毎日新聞より
https://mainichi.jp/articles/20171227/k00/00e/040/192000c



灯油の自動販売機
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/fd7293873fc9baf803d3db0be1b59f4a



現に当店では何年も前から新規での近隣以外の灯油の小口配達はお断りしています。
「他店で断られた」と言って掛かってきた電話での配達依頼(問い合わせ)をーです。



6月17日追記



>採算が合う価格設定をすればいいだけの話では?

まさに正論ですね。
でも、
これが簡単に出来るのであれば、倒産する店もなく、赤字経営している店もなく、ガソリンスタンドの数も半減したりしてないでしょうね。

安値で仕入れている人(2者か、或いは業転玉で)でないと、こんなことは簡単に書けないと思いますよ。



10円以上の卸格差のなかでの価格競争時代、全量系列仕入れの3者店に“採算が合う価格設定”なんて至難の業でした。

(例えばー)
安値玉を100円で仕入れて(価格競争で)105円で販売する店が大多数を占めるなかで、
系列玉を110円で全量仕入れて(販売数量や社員の数にもよりますが)採算が合う価格設定にしようとすると130円・・・

1リッター25円の販売価格差。

ガソリンスタンド数が半減し、卸格差も公になっている今なら可能かも知れないけれど

25年前~数年前まで、
そんなことが出来たと思いますか?


配達にしたって同じです。
灯油なんてガソリンより酷い卸格差で、ガソリンにはまだブレーキも掛かっていたけど灯油は規制緩和以降以前から他社買いが普通みたいな感じだったようですから。

ま、燃料油だけでなく、というか、
この業界だけでなく世の中全体が経営コンサルタント指導の下「相見積もり等」が大流行でしたけど。
失われた20年30年(平成時代)の前半ね。


で、
灯油配達「救うのはもはや行政の領域」より一部転載。

https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/6a27682234b2cf18b5059e24c8f8b713

>配達灯油の減少で相対的に上昇したコストを価格に上乗せすることができれば問題はないが、「灯油の配達を必要としている顧客は経済的にそれほど余裕がないことも多い」という指摘もあり、コスト転嫁は容易ではないようだ。

>灯油の配達を本当に必要としている人がそのしわ寄せを受けることになる。



灯油の小口配達だけでなく軽油の小口配達も同じ。携行缶への小分け販売の件も同じ。

卸格差のなかでの価格競争で地場中小フルが減少し続けているこの現象で、
>必要としている人がそのしわ寄せを受けることになる。


それから最後に一言。

3者店が担っている仕事は販社のおこぼれなんかじゃありません。