2018年用の年賀はがきを今月15日〜来年1月7日の間に投函(とうかん)しないと、1枚につき10円のプラス料金が必要になるとして、日本郵便が注意を呼びかけている。

 6月に通常はがきの郵便料金を従来より10円高い62円に値上げした一方、18年用の年賀はがきは52円に据え置いたためだ。二つのはがきに差額が生じるのは1966年以来という。

 日本郵便は6月、収益悪化などを理由に通常はがきの郵便料金を10円値上げしたが、年賀はがきは一斉配達などで人件費を抑えやすいため変更しなかった。

 期間内に窓口か郵便ポストに出せば受け付けるが、今月14日までと来年1月8日以降に投函した場合は通常はがきとして扱うため、10円切手を追加で貼る必要がある。料金が足らないまま投函すると、差出人に差し戻されるか、受取人が不足分を負担することになるという。日本郵便発行の年賀はがきではなく、私製はがきで年賀状を出す場合は、はがきの表面に「年賀」の文字を赤色で記さなければならない。




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