※SSとは、
業界用語でありサービスステーションの略
元売の造語
当店はSSだった時期もありますが、今はGS(ガソリンスタンド)です。
12月13日燃料油脂新聞より
“建値化”半減、“調整なし”6割
エネ庁の取引慣行調査で系列仕切り(7~9月期)が建値化していると感じているSS事業者の割合が17%と昨年の半数に低下した。
エネ庁による「ガソリン適正取引慣行ガイドライン」策定を背景に、4月に発足したJXTGエネルギーが7月から新たな仕切価格体系を導入。
事後的な調整を廃止するなど業界再編を契機に取引環境の是正が進んだが、元売によってバラつきがみられ、改善の余地を残している。
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だって、激安店の多くは、結局@2円や3円じゃ出来なかったでしょ?
調整金や家賃補填や人件費補填などで
‘成功してるSSを捏造’してましたよね?(笑)
結果的に、「主力商品の低マージンは儲からない」を
業界全体で実践してただけ。(泣)
若い担当者は本当に信じていたみたいで、「凄いですね。御社も見本にしたらどうですか?」と真顔で指導してきました。
真顔や凄い・・と当時変に感心しましたが・・根拠、理由がある事はちょっと計算すれば分かるはず。
リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠”
昔、当店がSSだった頃は社員とアルバイトで数名の従業員がいました。
黒字→赤字
今思えば、ほんとうのお客様から頂いた折角のエネルギー(利益)を、当方を疲弊させるだけの消費者のために消費していたのです。
現在の当店は赤字経営を脱しています。
販売業界集約・淘汰進行 元売統合で決断迫られる
再編『第二ラウンドへ』
自由化が本番を迎え、セルフが市民権を得た辺りからSS業界の再編・淘汰が始まった。
中堅業者のSSが多数閉鎖に追い込まれた。
さらに老朽化や後継者問題が絡み、販売店の撤退も一気に増えた。
その後、業界の動きは「鈍減」が続くなど、再編は緩やかな流れとなった。
しかし元売の統合を機に、再び地殻変動圧力が強まった。
販売業界が変革の第二ラウンドに入ったと判断されているのは、大手特約店筋にも活発な動きが出たり、商社系SSの撤退や運営交代が示現し始めたためだ。
今年4月から12月までに九州・沖縄県下では70カ所余りのSSが閉鎖した。
また沈静化していた運営交代も12か所あり、例年になく増えた。
水面下ではマーク替えや2者替えの噂も出ている。
さらに大手特約店でも「赤字SSは早急に閉鎖する」を断言している。
元売統合によるPOSの入れ替えなどに多額の費用がかかるが、それを機に撤退をほのめかす家族経営者もいる。
来年はSS地図の塗り替えが進みそうだ。
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業界関係者の方のお話でも、マーク替えやPOSの入れ替えを理由に撤退を考えている販売業者が多いとのことでした。
それはやはりコストコ・ユニーオイルのような店や、78円で灯油を配達する店や、減販傾向になるとすぐに値段を下げたりする店があり、
業転玉だって健在で、事後調整もまだ4割も残っているような、不安定な業界だからでしょう。
>赤字SSは早急に閉鎖する
過去記事 そのガソリンスタンドが無くなった理由は、 のコメント欄を読んでください。
12月16日追記
>減販傾向になるとすぐに値段を下げたりする店
12月15日燃料油脂新聞より