masumiノート

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バイオ燃料存続危機

2016年09月30日 | ガソリンスタンド2

9月28日ぜんせきより

地産地消バイオ燃料存続危機 沖縄


供給SS困惑と憤り

南西石油の撤退で「E3」の供給がストップし、再開の見通しが立たない状態が続いている。
さらに国がバイオ事業の来年度いっぱいでの打ち切りの方針を出したために「E10」も含めてバイオ事業の存続が極めて困難になり、バイオ燃料普及に協力してきた地元SSは大きな衝撃を受けている。

沖縄県では、県産サトウキビ由来のバイオエタノールを3%混合したガソリンE3と10%混ぜたE10を販売。
「環境に優しい燃料」として国は費用を補填し、SSは普通ガソリンと同じ価格で販売していた。
ところが、南西石油が今年3月末で石油製品の販売を打ち切り、E3を供給しなくなった。
このためSSでは在庫分を売り切ってから販売できない状態が続いている。

一方環境省は行政事業レビュー(事業効果の検討・点検)によって 「E3は自立的事業として見通しが立たない」 、E10についても事業継続には否定的で、このままならE3、E10事業はともに存続できない状況になっている。

地元SS業界は「E3・E10の普及が地球温暖化防止につながるとともに地域産業振興にも寄与する」と積極的に取り組み、計量機などに掲示し、県民の間でも「エネルギーの地産地消」として理解、普及が進んでいた。

県内のSSは「バイオ燃料事業は地球環境対策として国が進めてきた。いきなり打ち切るのはその理念に反する」と怒りを隠さない。









ガソリン需要が急減 前年比10%減も






深まる市場混迷
「拡大する価格差」「再編控え陣取り」「下落する業転」


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そういえば昔プレミアム軽油というのがありましたね。

1990年代に発売された“プレミアム軽油”は2011年3月31日をもって販売が終了されていますが、このプレミアム軽油を販売するために(新たに)地下タンクを埋設したSSもありました。


因みに当店では取り扱いを行っていませんでしたが、お客さんから「プレミアム軽油で」というご注文を受けたことはなく、

「軽油満タン。あっ、高い方と違うで、普通の軽油やで。あの高いやつ、あれは入れんといてや~」、というご注文はたまにありました。