masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

こうちゃんの嘘のお蔭で

2016年09月19日 | ひとり言

店を続けている。




だから幸せ。





安値店より13円も高値で売るしかなかったから

分かった。


一人で店番をするしかなかったから

分かった。



うちの店がお客さんに恵まれていたこと。







燃料を供給するためのガソリンスタンドとして、やれるところまでやります。


こうちゃんと二人で。


小規模店の意義

2016年09月19日 | ガソリンスタンド2

9月14日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)


難航する価格差解消 公正なルール求める

競争では常に勝者と敗者を生む。
しかし
めちゃくちゃなルールのもと“あなた方には経営能力がない、顧客満足が足りない”などといわれるのははなはだ不本意。
まして廃業や撤退を迫られるのは本当に悔しいことだ。


※同感です。

仕入れ値に格差がなければ零細店の方が低コストだから安値販売が可能です。
仕入れ値に格差があっても販売価格が同じなら・・・(価格競争が始まる前がそうでした)



当商圏で価格競争が始まって、最初に「赤字でこれ以上は無理」と音をあげたのは他市に本社がある2者店でした。
撤退しようとしたものを元売の意向でCAセルフに改装。
その2者店に撤退を決意させた(であろう)競合大手2者店も、その後運営者が交代しています。

つまり、
恣意的な、大き過ぎる仕切格差がなければ3者店がここまで疲弊することも、廃業や撤退に至ることもなかったはずなのです。




9月14日ぜんせきより


公正・透明な取引環境の整備訴え 経営部会



全農エネルギーの廉売姿勢是正を 江島議員に要望書 山口

JA全農の子会社である全農エネルギーSSによる極端な安値販売によって、廃業に追い込まれるSSが出てくるなど、経営危機に瀕するSSが増えており、周辺市場に大きな影響を与えていることから、山口県選出の江藤議員に全農に対する廉売行為是正への働きかけを強く要請したもの。

当日は代表者らが出席し、
「夫婦で48年間もSSを経営していたが6月末に廃業した。主人は“これまで地域の為にやってきたのに残念だ”と涙ながらに訴えていた」

「一般のJASSはまともな価格だが、全農エネルギーのSSは極端な低価格を続け、特に下関地域では他地区より10円も安い108円で販売している」

「一般のSSが全農エネルギーの価格にすれば完全に赤字販売となる」

「当社はマージン15円は必要なため、全農エネルギーに比べ高値で販売している。当然のことながら販売量は減少しており、先行きに危機感を感じている」

「12円以上高い価格で販売しているのでお客さんからは“高い”とよく言われる」

「53年間SSをやってきたが、良かったと思ったことは一度も無かった。ガソリンの赤字はほかでなんとかカバーしているが、主力商品が赤字というのは異常である」など、

悲痛な叫び声があがった。

また、公正競争を監視する公正取引委員会の対応についても、「廃業するSSも出てくるといった最悪の状況であっても“注意”である。我々としては納得いかない」と不満の声が出された。

現状を聞いた江島議員は「皆さんから厳しい状況に置かれていることを聞いた。廃業された方の思いも込めて東京に持ち帰り、関係筋に強く訴えていきながら、是正に向け尽力していく」と答えた。






SS網維持に行政支援を 池森経産局長と懇談 近畿支部

全石連近畿支部、西尾支部長が「政治と行政の力を借りなくてはもはや、SSサプライチェーンは維持できない」と強調。
石油販売業界への支援を求めた。

※補助金や官公需なんかじゃないよ。

大き過ぎる仕切り格差がそのままなら、補助金はドブに捨てたも同然になるかも知れないし、

大き過ぎる仕切り格差がそのままなら、官公需も下の記事にあるように「一般競争入札へ変更」になるのも当然。




9月16日ぜんせきより


強まる市場二極化 元売への不満噴出



新設子会社が安値拡販 県外業者に怒り 地場SSの存続求める声

元売子会社、広域業者の出先SSが需要を奪う状況は業界にとって最悪。
過疎地対策というが、このままでは(小規模地場フル店は)過疎地のSSしか残らない可能性すら出ている。



元売再編 水面下で業者の思惑交錯
商社は輸入と直営化の動き




岐阜 県警が一般競争入札へ変更 “随契”復活交渉強める

これまで県警が所有するパトカーなどの公用車は、同石商との随意契約で組合加入SSが給油していたが、県警は「会計監査院の指摘等でさらに安価な燃料調達を求めたい」などとして一般競争入札に変更した。

※誰だって安値の方が良いに決まっている。




9月15日燃料油脂新聞より


小規模店の意義強調 行政による対策求める

※大手が不採算だと切り捨てた小口配達を担い続けているのが小規模店です。





価格設定で苦慮 元売と消費者の板ばさみ ジレンマ抱える業者

販売店にとって優越的地位にいる元売(特約店)
消費者にとって「弱い立場」の販売店

仕切り価格に文句を言おうものなら「他へどうぞ」と系列解除を示唆するような対応もあると聞く。
「納得できなくても価格をのまざるを得ない」のが多くの業者の本音だ。





9月16日燃料油脂新聞より


全石連 森洋会長 小規模業者重視が基本政策 VOC規制回避へ全力






大手商社の対応へ憤り 高圧的な系列縛りに不信感