「アベノミクス選挙」という国民だましの手法はもう通用しない

2016-06-12 10:55:30 | 国政選挙

日々、加熱する参院選挙の前哨戦。宮城県議会は、6月15日に開会し7月5日までが会期。県議会多数を占める自民党県議団。本来、参院選挙の自民党候補応援の主力部隊のはずですが、参院選挙に6月定例県議会をぶつけるとは、とても参院選挙に本気になっているとは思えません。しかし、自民党本部は必死です。宮城選挙区の自民党候補の苦戦が伝えられる中、安倍首相が14日に仙台と石巻で街頭演説をします。最大級のてこ入れです。例によって、民進党と共産党の共闘をやり玉にあげるのでしょう。また、今回も「アベノミクス選挙」といって、選挙の争点をアベノミクス一本に狭めて選挙を乗り切ろうとしています。しかし、2013年の参院選、2014年の総選挙、いずれも選挙が終わると、集団的自衛権の行使容認と安保法制・戦争法を強行するなど、国民を欺く手法で選挙を乗り切ってきました。もう、国民は3度もだまされません。しかも、安倍首相が「自慢」するアベノミクスの数字も、都合のいい部分だけを切り取ったでたらめなもの。しっかりと見抜く必要があります。