日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

スケートアメリカ 2012 女子シングル フリー

2012-10-24 11:48:53 | フィギュアスケート
早くも週の中盤で、週末にはスケカナが押し寄せてくる~
今年もLIVEで観たいのでCSの「朝日ニュースター」を契約したんだけど・・・
何と大好きなアイスダンスの放送がない?!  (ペアも!)
テレ朝チャンネルの時は全部放送があったのに・・・(あまりの多忙で死んだけど)
有料放送でもなかなか満足な放送内容にはならない現実ですね。
あ~、残念。


気を取り直して、スケアメの女子シングル・フリーの感想です。
まずは素敵な衣装から。







衣装もプログラムも持ち越しはレイチェル・フラットとクリスティーナ・ガオだけかな。
フラットの衣装、色使いとかうろこのような模様が面白い。
あとはやっぱり一番目を引いたのが、マルケイ選手。
色もデザインもメイクもヘアーもトータルですごく良い!


                     


まずは元全米チャンピオン、レイチェル・フラット。
持ち越しプロで「火の鳥」です。

   

   

恒例のようにスタンフォードのキャップをかぶり笑顔のフラット。
確かに学業とスケートで大変な時期をずっと過ごしているはず。
でも引退しないでこうして大会に出てくるのは嬉しいな。

3Fは決めたけど、次のフリップはダブルに。
体型も重そうで以前のダイナミックなスキルというよりもスピード感が失われた重い動きに見えました。
でもキス・クラでもニコニコ。
スケートが好きなの! って感じで満足そうな笑顔でいられるのは立派だと思います。
足のテーピングが痛々しかったです。


続いてレオノワ。
おい、モロゾフ! くっつき過ぎだ!
   

今季のフリーは「海の詩人」、なかなか良い曲調でした。
彼女自身はジャンプがステップアウトしたり、きれいにまとめられない。
相変わらずバタバタした印象が残ってしまうのは私だけ?
キス・クラではモロゾフが声をかけても完全に無視! 返事もしなかった。


続いてドイツのサラ・ヘッケン。
フリーは「アウェイクニングほか」。

   

   

演技直後は笑顔がいっぱいで手応えを感じていたヘッケンですが、なかなか得点が伸びずに表情が曇ってしまった・・・

確かに「こぐ」滑りが多い彼女だけど、今できる事を一生懸命やっていているのはわかります。
後半の3Tの転倒は痛かった。
でもそれ以外はなんとかまとめて、ジャンプが決まる度に笑顔が満開。
結果はともかく頑張りました。


さて、今井遥ちゃん登場ですよ。
SPは7位でしたがフリーは思い切って挑戦あるのみ。
プログラムは「ディヴェルティメント変ロ長調」、ブルーの衣装が清楚で可愛い。

   

ジャンプは着氷のバランスが崩れちゃうのがいくつか。
3Lzはエッジエラーがとられちゃった。
スピンはスピードがあるし美しい。
彼女の可憐な滑りで会場も湧いていましたね。
パーソナルベストも出て、フリーだけでは4位、総合5位につけたのは立派です。
だからこそ、SPで出遅れないように頑張れ~


続いて、ヘルゲソン姉です。
SPではただ一人スピンでレベル4を揃えたとのこと。
フリーは「白い恐怖より」でした。

   

   

何か緊張しているのかな~
最初からジャンプミスが続き調子が上がらない。
アンダーローテのジャンプが多過ぎる。
まだ滑りこめていないのかわからないけど、フリーでは順位を落としてしまいました。
でもスケーティングがうまいので、それに愛するスウェーデンチームなのでこれからも応援しますよ。
解説の横谷さんも「失敗しても美しいので観てしまう。スケートが巧い。」とコメントしていました。


さぁ、素敵なSPを披露してくれたイタリアのマルケイ選手。
フリーも期待どおりの衣装とメイク。
大人の魅力と可愛さを両方持っている選手ですね。
プログラムは「アーティスト」ですよ。

   

   

   

   

いつものように有香さんにぞっこんなマルケイです 
競技からプライベートな面まですべて有香さんに相談に乗ってもらっているかのよう。
ここまで信頼を寄せられるって有香さんの人望もあるのでしょうが、「甘えられる」人懐っこい素直な性格のマルケイって良いな。

最初の3Lzの美しい事!
表情も豊かでまさに「アーティスト」の場面が浮かぶよう。
後半、難しい入りからの3Lz-2Tも良かったです。
リンク中央で演技終了直後にすぐに有香さんの方を見ていたのが可愛い~
満足そうな笑顔でパーソナルベストを出し総合4位は立派でした。
とにかくSPとフリー、衣装も滑りも素晴らしかったのをしっかり覚えておきたいです。


それからSPではただ一人ノーミスのクリスティーナ・ガオ登場です。
この衣装は良く覚えています。
背中も素敵で、持ち越しですが「リベルタンゴ」も良いプロですね。

   

   

   

この満足そうな表情!
面白いようにジャンプが決まり、3Lz-2Tだけeマークがついてしまったけど、フリーの滑りも良かったです。
曲調の変わるところの動きもきれいで、スレンダーな身体が躍動していました。
最後の方は笑顔がいっぱい、会場も湧き上がりガッツポーズが何度も出ましたね。
すごいスタオベでしたよ。
SPもフリーもしっかり結果を出せて総合でも2位!
初の表彰台、おめでとう~


続いてはロシアのソトニコワ。
プログラムは「バーレスク」でした。

   

   

   

   

好きな選手だから画像は多いです・・・
でもね、私はあまり「バーレスク」って好きじゃないんだな・・・(勝手な好みだけど)
ソトニコワにはもっともっと違うプログラムを期待しちゃうのです。

3Lz-3T決めました。
その他ではジャンプミスもあったけど、何と言っても3Lo-2T-2Loがノーカウント。
連続ジャンプ多過ぎちゃった。
スピンもぐらついた所があったような・・・
横谷さんも「後半、滑りが失速」と言っていました。
順位を落として総合では3位。
表彰台に上れるのは立派だと思うけど、彼女には大いに期待しているので最低でも表彰台、とも思う。
「バーレスク」か・・・・・・・・


最終滑走はもちろんアシュリー・ワグナー。
はいはい、自信がみなぎっているのはわかりますよ。

   

   

   

「サムソンとデリラ」はすでに出来上がっているよう。
三連続ジャンプから始まり、勢いのまま滑りきった感じ。
後半3Lzはeマークがついたけど、ほぼノーミス。
ワグナーのドヤ顔は何度目だ~?
という事で完全優勝のワグナーでした。


思い返せば数年前。
全米の女子ではフラット、未来ちゃん、ジャン、そしてワグナーというような順位だった。
ワグナーは衣装のセンスも良く、プログラムも良かったけどツーフットは当たり前。
そして最後まではジャンプなど決めきれない印象があり成績は地味でした。
プリシラコーチからジョン・ニックスに師事し、一気に伸びた感じですね。
プログラムに助けられている感もちょっとだけあるけど、全て戦略通りかも。 
今季はこれからどんなシーズンになるのか、一番の注目選手でしょう。


最終結果はこちら。

   





アメリカ大会で全米女子の大活躍。
表彰台の衣装の色がそれぞれ違って良い感じ!
おめでとう~
       


   


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