いろんな意味でくすぶっていたワールドは終わりました。
でも、私にとっては今からが振り返る時。
J-Sportsでの放送を全部しっかり観ながら心に焼きつけておきたいです。
一番気になっていたのがやっぱりペアとアイスダンス!
今日からスローペースですが感想を書きたいです。
まずはペアのSP。
実況は千鶴さんではなく赤平大(あかひらまさる)アナです。
何度か彼の実況は聞いたけど、なかなか良いじゃないですか。
元テレ東アナで今はフリーの34歳。
そしてフィギュアスケートを観るのが好きというくらい、今回の実況は良かった。
もちろん実況アナのするべき事は冷静に進行する必要があるのでしょうが、赤平アナと岡部由起子さんの
コンビもなかなか質が高いと私は気に入りました。
滑走前のペアの見どころを岡部さんが簡単に紹介し、演技後にはなかなか細かいところをついてくるお二人。
特にトランコフ組の演技直後には赤平アナの興奮した声色が良かった! (笑)
この人本当にフィギュアスケートが好きなんだろうな。
前置きは長くなりました。
いつものように私の好きなペアや印象に残ったペアの感想です。
まずは中国のスイ/ハン組、17歳と20歳。
今季は見てなかったですが、女性が病気だったとか。
それでシーズンはお休みしていたのですね。
まず女性が大きくなっていて驚きました。
まだまだ成長期なのね。
最初のトリプルツイストは成功。
次のソロジャンプ、3Tは女性が転倒・・・ダウングレードの回転不足。
岡部さんは「女性が雰囲気が大人っぽくなった」とコメント。
SPは57.65点で11位でした。 (SPの最終順位です)
次も中国のペア。
シャン・ペン/ハオ・ジャン組です。 15歳と28歳!
何気にハオ・ジャン好きな私。
コンビを組んだばかりでベテランのハオ・ジャンが女性を育てている段階。
四大陸ではまだまだだった記憶が。
SPプロは「Live and Let Die」お馴染みの曲。
保護者のようなハオ・ジャンが良い!
今日は良かったです。
やっと形になってきたようで観ていても楽しかった。
トリプルツイストも決めてスロウトリプルループも素晴らしかった。
男性がスピンでトラベリングになりGOEのマイナスはこれだけ。
リフトもしっかり出来たし、まだまだ若いペンも精一杯の滑りを見せてくれました。
終わった後にも女性はガッツポーズも出たし、ハオ・ジャンもすごく嬉しそう。
いつも無表情でとぼけた印象のある女性、今日は頑張りました。
岡部さんも「今日は表情が出ていた。」とコメント。
「四大陸の時よりも女性が気を使えるようになった。」とも。
SPは58.52点、10位でした。
余談ですがハオ・ジャンは以前の中国杯のEXでモスコヴィッチ「と「即興男性ペア」をしていたのが好き。
ここで6分間練習。
その間、赤平アナは岡部さんといろいろ談笑。
双子のスケーターの話とかカップル競技のあれこれとか。
そして「氷上のプロポーズ」の話をしたり楽しい話ばかり。
赤平アナはフィギュアおたくかも知れない。
続きまして、今シーズン調子の良いカナダペア。
ムーア=タワーズ/モスコヴィッチ組、20歳と28歳。
地元の大歓声を味方につけるか。
SPプロは映画「ミックマック」の曲、「Motley Crew」でした。
あの映画は面白かったけど、彼らは観ていないとか。
ほぼノーミスの演技でとても良かったです。
物語の情景が浮かぶようで、特に男性が良かったな。
岡部さんは「ユニゾンもピッタリで曲に合った滑り。
特に男性の上体の動きが洗練されている。」とコメント。
「音のない所の表現が良かった。」となかなか良い意見ばかりでした。
ステップもスピンも良かったし、このプロは素敵!
SPは69.25点、5位につけましたよ。
続いてイタリアのペア、ベルトン/ホタレク組、22歳と29歳。
私のお気に入りのペアです。
オッと、女性のベルトン、身体を絞ってきましたね。
SPはカッコいいプロ「Paint It Black」です。
笑顔のないベルトン・・・
今季はしっかり決めていた3Tをベルトンが転倒・・・
その他の要素は決めていたけど、このミスのためかいつもの勢いがなかった。
ユーロではイタリア初のペアのメダルを獲得して一歩進んだのですが。
「独特の世界観がある二人。 雰囲気のあるカップル。」と岡部さん。
それだけにミスを引き摺ってしまった元気のないベルトン・・・残念でした。
SPは59.07点で9位。
衣装も曲に合っていて素敵な二人。
ここで川口/スミルノフ組が登場。
7年連続で7回目の世界フィギュアとか。
今日はスミルノフの体調はどうかな~
曲は「The Blue Danude」
トリプルツイストをきれいに決め、ソロの3Tも成功。
この辺はいつも二人が合わなかったので、今日はタイミングがぴったりできれいでした。
今日はノーミスだったし、何と言っても悠子さんの笑顔がとても良かった~
滑っていてもずっと柔らかな笑顔でしたね。
赤平アナは思わず「ユーロのSPと違って良いパフォーマンスでした。」と。
岡部さんも「素晴らしかったですね。 最後のステップシークエンスが盛り上がり、良い滑りでした。」と。
スミルノフも久しぶりの手ごたえを感じたようです。
SPは69.98点、4位でした。
インタビューでも「練習あるのみ!です。」と悠子さん。
第5グループに入ります。
ここでお二人が「靴の問題」についてのお話。
競技人口の増加や、靴の素材の進歩(軽い素材になった)などにより、同じようにオーダーしても
同じものがなかなか出来ないとか。
「選手にとっては靴の問題はかなり深刻」だそうです。
ここで中国のペア、パン/トン組、どちらも33歳。
何と15年連続の15回目とか! 凄いですね。
最初のソロジャンプ3Tを男性がミス。
ダウングレードの回転不足で0.79点・・・
ステップでは女性がぐらついてしまった。
最後のスピンは良かったな。
SPは63.95点で6位でした。
続いて四大陸チャンピオン。
カナダのデュアメル/ラドフォード組、27歳と28歳。
彼らをルッツペアと呼びたいな。
あまりにも出来が良くて大騒ぎの女性。
男性のラドフォードはひそかに喜ぶ。
ソロのルッツもスロウトリプルルッツも成功しました。
そうするとステップもスピンもノッていけます。
とにかく今季好調でしっかり結果を出せたのが大きいです。
終了直後の女性のガッツポーズが男っぽい!
SPは73.61点、そのうち技術点41.10点はトップですよ。
このコーチお二方の元で結果を出した成美ちゃん達はもういない。
今季はこちらのペアが結果を出した事になります。
さて、個人的な感想としては・・・
女性の動きが力強すぎてちょっと苦手なんです。
ジャンプの「ギュルルルン~」と跳ぶ姿勢もイマイチ・・・
私はペアの女性には力強さ<美しさだと嬉しいので・・・
個人的な好みですみません。
そしてユーロは欠場のバザロワ/ラリオノフ、20歳と26歳。
女性のポジションの美しさを堪能しよう。
SPプロは「愛の夢」
最初のソロジャンプが女性が1T・・・0.10点・・・
もったいないな~
トリプルツイストは高くて素晴らしい。
岡部さんは「女性のポジションが美しい。」といつものコメント。
ファイナル後にバザロワはケガ、ラリオノフは靴のトラブルだったとか。
えっ、その上2月にコーチを替えてる・・・
SPは61.91点、低いですね。
7位となりました。
ここで一番好きなペア登場。
ロシアのボロソジャル/トランコフ組、26歳と29歳。
今シーズン負けなしで「貫禄というか、一つ抜き出ている存在。」と岡部さん。
ユーロ直前にトランコフのお父さんが亡くなり、辛い闘いだった記憶が新しい。
もう全てが釘付けになるくらい。
ゾクゾクしました。
このペアを見て3シーズン、いつも楽しませてくれますね。
トランコフがシャツの襟をつまむシーンとか、ボロソジャルを引きよせるシーンがたまりません。
おい、どこに手をあてているんだ?と言うくらいエロイ。
成人向けの振り付け。
いつものようにトリプルツイストの完璧な事。
GOEもオール3点を出すジャッジ、これだけで8.30点。
ソロの3サルコウは女性が斜めになってちょっとだけ乱れたけど。
スロウトリプルループも素晴らしい。
とにかく最初から最後までトランコフの怪しい、いや妖しい表情と動きが最高でした。
ボロソジャルの身体の柔軟性は健在。
終了直後、赤平アナは「まさにゴッドファーザーです。」と感嘆の一言。
彼は絶対に感動しまくっていた(笑)
赤平アナ「アイスダンスのようだった。」←わかるわかる。
「トランコフのオールバックの髪や髭だけでなく、表情や仕草がまさにマフィア!」ともコメント。
岡部さんも「素晴らしかったです。 二人の世界観に惹きこまれました。」
「スポーツなのにどこをとっても演じていた。」と絶賛の言葉。
SPは75.84点でもちろん1位でした。
あ~、素晴らしかった~
SPの結果はこちら。
インタビューの数々を。
SPだけを見ても、今季調子の良いペアが成績を上げた感じがします。(カナダペア2組など)
そして何と言っても1位のペアの存在感がすごい。
と言う事で、最後にこの1枚を。
フリーの感想はまた続きます。
でも、私にとっては今からが振り返る時。
J-Sportsでの放送を全部しっかり観ながら心に焼きつけておきたいです。
一番気になっていたのがやっぱりペアとアイスダンス!
今日からスローペースですが感想を書きたいです。
まずはペアのSP。
実況は千鶴さんではなく赤平大(あかひらまさる)アナです。
何度か彼の実況は聞いたけど、なかなか良いじゃないですか。
元テレ東アナで今はフリーの34歳。
そしてフィギュアスケートを観るのが好きというくらい、今回の実況は良かった。
もちろん実況アナのするべき事は冷静に進行する必要があるのでしょうが、赤平アナと岡部由起子さんの
コンビもなかなか質が高いと私は気に入りました。
滑走前のペアの見どころを岡部さんが簡単に紹介し、演技後にはなかなか細かいところをついてくるお二人。
特にトランコフ組の演技直後には赤平アナの興奮した声色が良かった! (笑)
この人本当にフィギュアスケートが好きなんだろうな。
前置きは長くなりました。
いつものように私の好きなペアや印象に残ったペアの感想です。
まずは中国のスイ/ハン組、17歳と20歳。
今季は見てなかったですが、女性が病気だったとか。
それでシーズンはお休みしていたのですね。
まず女性が大きくなっていて驚きました。
まだまだ成長期なのね。
最初のトリプルツイストは成功。
次のソロジャンプ、3Tは女性が転倒・・・ダウングレードの回転不足。
岡部さんは「女性が雰囲気が大人っぽくなった」とコメント。
SPは57.65点で11位でした。 (SPの最終順位です)
次も中国のペア。
シャン・ペン/ハオ・ジャン組です。 15歳と28歳!
何気にハオ・ジャン好きな私。
コンビを組んだばかりでベテランのハオ・ジャンが女性を育てている段階。
四大陸ではまだまだだった記憶が。
SPプロは「Live and Let Die」お馴染みの曲。
保護者のようなハオ・ジャンが良い!
今日は良かったです。
やっと形になってきたようで観ていても楽しかった。
トリプルツイストも決めてスロウトリプルループも素晴らしかった。
男性がスピンでトラベリングになりGOEのマイナスはこれだけ。
リフトもしっかり出来たし、まだまだ若いペンも精一杯の滑りを見せてくれました。
終わった後にも女性はガッツポーズも出たし、ハオ・ジャンもすごく嬉しそう。
いつも無表情でとぼけた印象のある女性、今日は頑張りました。
岡部さんも「今日は表情が出ていた。」とコメント。
「四大陸の時よりも女性が気を使えるようになった。」とも。
SPは58.52点、10位でした。
余談ですがハオ・ジャンは以前の中国杯のEXでモスコヴィッチ「と「即興男性ペア」をしていたのが好き。
ここで6分間練習。
その間、赤平アナは岡部さんといろいろ談笑。
双子のスケーターの話とかカップル競技のあれこれとか。
そして「氷上のプロポーズ」の話をしたり楽しい話ばかり。
赤平アナはフィギュアおたくかも知れない。
続きまして、今シーズン調子の良いカナダペア。
ムーア=タワーズ/モスコヴィッチ組、20歳と28歳。
地元の大歓声を味方につけるか。
SPプロは映画「ミックマック」の曲、「Motley Crew」でした。
あの映画は面白かったけど、彼らは観ていないとか。
ほぼノーミスの演技でとても良かったです。
物語の情景が浮かぶようで、特に男性が良かったな。
岡部さんは「ユニゾンもピッタリで曲に合った滑り。
特に男性の上体の動きが洗練されている。」とコメント。
「音のない所の表現が良かった。」となかなか良い意見ばかりでした。
ステップもスピンも良かったし、このプロは素敵!
SPは69.25点、5位につけましたよ。
続いてイタリアのペア、ベルトン/ホタレク組、22歳と29歳。
私のお気に入りのペアです。
オッと、女性のベルトン、身体を絞ってきましたね。
SPはカッコいいプロ「Paint It Black」です。
笑顔のないベルトン・・・
今季はしっかり決めていた3Tをベルトンが転倒・・・
その他の要素は決めていたけど、このミスのためかいつもの勢いがなかった。
ユーロではイタリア初のペアのメダルを獲得して一歩進んだのですが。
「独特の世界観がある二人。 雰囲気のあるカップル。」と岡部さん。
それだけにミスを引き摺ってしまった元気のないベルトン・・・残念でした。
SPは59.07点で9位。
衣装も曲に合っていて素敵な二人。
ここで川口/スミルノフ組が登場。
7年連続で7回目の世界フィギュアとか。
今日はスミルノフの体調はどうかな~
曲は「The Blue Danude」
トリプルツイストをきれいに決め、ソロの3Tも成功。
この辺はいつも二人が合わなかったので、今日はタイミングがぴったりできれいでした。
今日はノーミスだったし、何と言っても悠子さんの笑顔がとても良かった~
滑っていてもずっと柔らかな笑顔でしたね。
赤平アナは思わず「ユーロのSPと違って良いパフォーマンスでした。」と。
岡部さんも「素晴らしかったですね。 最後のステップシークエンスが盛り上がり、良い滑りでした。」と。
スミルノフも久しぶりの手ごたえを感じたようです。
SPは69.98点、4位でした。
インタビューでも「練習あるのみ!です。」と悠子さん。
第5グループに入ります。
ここでお二人が「靴の問題」についてのお話。
競技人口の増加や、靴の素材の進歩(軽い素材になった)などにより、同じようにオーダーしても
同じものがなかなか出来ないとか。
「選手にとっては靴の問題はかなり深刻」だそうです。
ここで中国のペア、パン/トン組、どちらも33歳。
何と15年連続の15回目とか! 凄いですね。
最初のソロジャンプ3Tを男性がミス。
ダウングレードの回転不足で0.79点・・・
ステップでは女性がぐらついてしまった。
最後のスピンは良かったな。
SPは63.95点で6位でした。
続いて四大陸チャンピオン。
カナダのデュアメル/ラドフォード組、27歳と28歳。
彼らをルッツペアと呼びたいな。
あまりにも出来が良くて大騒ぎの女性。
男性のラドフォードはひそかに喜ぶ。
ソロのルッツもスロウトリプルルッツも成功しました。
そうするとステップもスピンもノッていけます。
とにかく今季好調でしっかり結果を出せたのが大きいです。
終了直後の女性のガッツポーズが男っぽい!
SPは73.61点、そのうち技術点41.10点はトップですよ。
このコーチお二方の元で結果を出した成美ちゃん達はもういない。
今季はこちらのペアが結果を出した事になります。
さて、個人的な感想としては・・・
女性の動きが力強すぎてちょっと苦手なんです。
ジャンプの「ギュルルルン~」と跳ぶ姿勢もイマイチ・・・
私はペアの女性には力強さ<美しさだと嬉しいので・・・
個人的な好みですみません。
そしてユーロは欠場のバザロワ/ラリオノフ、20歳と26歳。
女性のポジションの美しさを堪能しよう。
SPプロは「愛の夢」
最初のソロジャンプが女性が1T・・・0.10点・・・
もったいないな~
トリプルツイストは高くて素晴らしい。
岡部さんは「女性のポジションが美しい。」といつものコメント。
ファイナル後にバザロワはケガ、ラリオノフは靴のトラブルだったとか。
えっ、その上2月にコーチを替えてる・・・
SPは61.91点、低いですね。
7位となりました。
ここで一番好きなペア登場。
ロシアのボロソジャル/トランコフ組、26歳と29歳。
今シーズン負けなしで「貫禄というか、一つ抜き出ている存在。」と岡部さん。
ユーロ直前にトランコフのお父さんが亡くなり、辛い闘いだった記憶が新しい。
もう全てが釘付けになるくらい。
ゾクゾクしました。
このペアを見て3シーズン、いつも楽しませてくれますね。
トランコフがシャツの襟をつまむシーンとか、ボロソジャルを引きよせるシーンがたまりません。
おい、どこに手をあてているんだ?と言うくらいエロイ。
成人向けの振り付け。
いつものようにトリプルツイストの完璧な事。
GOEもオール3点を出すジャッジ、これだけで8.30点。
ソロの3サルコウは女性が斜めになってちょっとだけ乱れたけど。
スロウトリプルループも素晴らしい。
とにかく最初から最後までトランコフの怪しい、いや妖しい表情と動きが最高でした。
ボロソジャルの身体の柔軟性は健在。
終了直後、赤平アナは「まさにゴッドファーザーです。」と感嘆の一言。
彼は絶対に感動しまくっていた(笑)
赤平アナ「アイスダンスのようだった。」←わかるわかる。
「トランコフのオールバックの髪や髭だけでなく、表情や仕草がまさにマフィア!」ともコメント。
岡部さんも「素晴らしかったです。 二人の世界観に惹きこまれました。」
「スポーツなのにどこをとっても演じていた。」と絶賛の言葉。
SPは75.84点でもちろん1位でした。
あ~、素晴らしかった~
SPの結果はこちら。
インタビューの数々を。
SPだけを見ても、今季調子の良いペアが成績を上げた感じがします。(カナダペア2組など)
そして何と言っても1位のペアの存在感がすごい。
と言う事で、最後にこの1枚を。
フリーの感想はまた続きます。