もうひとつの準決勝、スペイン対ドイツの試合を観ました。
今までのようにドイツの圧倒的な攻撃になるのか・・・
一方、タコの占いによるとドイツの敗戦予想も出てしまったとか。
さて、実際の試合はかなり面白かったです。
ここまで苦しみながら勝ち進んできたスペインは華麗なパスがつながり、スペインらしいサッカーが戻ってきた感じです。
F・トーレスを先発で使わずにペドロを起用。
このペドロが起点となりパスもつながって、なかなか良い感じでしたね。
(ペドロは後半のカウンター攻撃で最後にシュートできなかったのは惜しかった・・・)
そしていつも通り、イニエスタやシャビ、シャビ・アロンソも良い動きをしていました。
イニエスタにはドイツのシュバインシュタイガーがかなり強いマークをしていたけど、ある意味ドイツが守備し続けるのも今までにはないパターン。
それだけスペインのパスが繋がり、今までのドイツのカウンター攻撃を簡単にできないって事ですが。
スペインはカシージャスのセーブも良かったし、プジョルの身体を張った守りがあちこちで見られました。
得点王を狙うビジャも果敢にGOALを狙いましたが、今日は得点はできませんでした。
後半、シャビのCKを後ろから飛び込んで頭で合わせたプジョル!素晴らしかった~!
このワイルドなカーリーヘアーの彼は一見ちょっと前のロックバンドにいそうな風貌。
このピジョルの得点でスペインは決勝進出を決めたのです。
ドイツは今までとは違った内容でしたね。
ミュラーが抜けたせいもあるけど、とにかく守備が多くなりいつものスピードを生かせない。
そしてエジルがたまにボールを持ってもチャンスは少なかったです。
(でも、ドイツを応援していなかったから良いんですけど・・・)
終わって見れば1対0だけど試合内容はスペインのペースで出来た試合だったと思います。
決勝はスペインとオランダですね。
これはすごく楽しみです!
イニエスタとシュバインシュタイガーはからむ場面が多かった。
イニエスタは球さばきが上手いし、シュバインシュタイガーはリーチがあるからすぐに足を使ってボールを奪う。
試合後にかなりがっかりしていたシュバインシュタイガーでしたが、二人はユニ・フォーム交換をしていましたね。
試合終了後にプジョルには熱い抱擁が待っていました。
とにかく素晴らしいヘッドでしたからね。
スペイン、決勝進出おめでとう~!
(実況に一言)・・・
この試合の放送は日テレでした。
実況が鈴木健氏なんですが、いつもの通りでした。
つまりこの方は手元に用意したデータやうんちく話を披露する事にいつも必死で、今そこで行われている素晴らしい試合を伝えるのはすごく下手です。
両チームの因縁や選手の裏話は少しだけなら聞いていられるけど、とにかく彼は多すぎる。
最初から最後まで説明に終わるのです。
そして試合の場面が白熱すると選手の名前を絶叫するだけ!
「エジル、エジル、エジル~~~!!」ってね。
彼が実況するプロ野球の放送もまったく同じです。
だから絶対に野球放送ではチャンネルをかえるけど。
あ~、違う局だったら良かったな・・・