日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

ワールド・トレード・センター

2006-10-11 16:12:46 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
朝一番、レディースデイを狙って「ワールド・トレード・センター」を観てきました。
あらすじや前評判を聞いてしまう前に観たかったのです。
実は夫はこの前観ていて、暇があれば「教えちゃおうかな?」とうるさいので・・・

ニコラス・ケイジは昔から好きで、シェールと共演した作品の頃から気になっていました。(かなり古い
今回の作品ではシリアスな役でした。
まじめなとっつきにくい、でも部下に信用されている港湾警察の巡査部長。
多くの犠牲者のあった「9.11」のテロの現場で救助に向かうシーンから始まります。

作品自体、家族の愛をたっぷり描き、とても良かったと思うけれど「感動の連続か?」と聞かれたらそうでもありませんでした。
救助に行ってすぐにビルの崩壊の犠牲になり、救助を待つシーンになります。
そして、この二人にほとんどを費やして物語は進みます。

途中から海兵隊の軍曹が出てきて救助にあたるのですが・・・(余談ですが、巨人の投手、西村君のイメージ^_^;)
結果はとても良かったのですが、現実は多くの犠牲者の中から救助された20名のうちの2名。
現実は、ご存知の通り多くの方が亡くなっています。

オリバー・ストーン監督の作品としてはかなり淡々とした作りのような気がしました。
別に「ワールド・トレード・センター」ではなくても良かったような。
そして先日観た映画「ユナイテッド93」の時とは違った印象がしました。

テロの後のイラク攻撃でもたくさんの尊い命がなくなっています。
あくまでも「報復」の姿勢ですが、未だにアメリカ大国主義が強くて・・・。

アメリカの映画は面白いです。
でも、いつもアメリカが世界を動かすと言う尊大な気持ちを感じると、一方ではさめていく私。
なぜかいろいろ考えた映画でした。


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