「再会の街で」 ＤＶＤ鑑賞

劇場公開の時にどうしても忙しくて観られなかった作品です。

「再会の街で」・・・
ドン・チードルとアダム・サンドラーの出演です。

あの9.11のテロで愛する妻子を（ペットの愛犬も）失ったチャーリー（アダム・サンドラー）は心に傷を負い、自分の殻に閉じこもっています。
（余談ですが、もうほとんどボブ・ディランか？と思うような容姿ですね）

一方、歯科医として成功したアラン（ドン・チードル）は
家族に恵まれていてもどこか満たされない毎日。

大学時代の親友だった二人が再会する場面から始まります。
この二人が時には激しく争いながらも、少しでもチャーリーが以前の友に戻って欲しいと必死になるという展開。


私はこの作品はとても期待感が大きかったです。
だから、実際に観ると「どこか乗り切れない気持ち」が正直な感想かも。

テロで家族を失った事はとてもつらいでしょう。
それはわかるのですが、保険のお金で暮らし、ゲームに夢中になり・・・
（早い話が現実逃避）
ある時は突然キレて、何だか救いようがない気がして。
どうしても感情移入ができませんでした。

セラピストの女性やアランの所にくる女性患者にも気持ちが入らないし。
なぜか私の心には響きませんでした。


映画の中ではチャーリーの乗る電動スクーターみたいのが面白かった。
それからドナルド・サザーランドがほんの少しだけの出演、重みがあって良かった。

そんなところで、今回は星二つ　☆☆