ユーロ女子のフリーを観ました。
もちろん結果は知っていますが、大好きな大会なのでゆっくり感想を書きたいです。
まずは久しぶりに選手のコスチュームを並べてみました。
女子は見応えがある衣装ばかり。
私が好きだったのは、色は地味だけどグレボワのデザイン。
それからラフエンテの緑スカートの衣装。
そして最終滑走のヘルゲソン姉の水色衣装です。
リンクに映える素敵な色でした。
それからスケート靴ですが・・・
トルコの選手は靴が確かにきたないです。(岡部さん指摘済み)
それからウクライナの選手も足首にテープグルグル巻き、つま先部分にもテープ補強が。
でもね、いろいろ考えると選手の事情もあるような気がするんですよね。
もちろん見せる競技だけど、ヨーロッパは多くの国があり経済面とか練習環境など大変な選手も
多くいると聞きます。
いつも靴をきれいな状態ではいられないのかも・・・
どちらかと言えば、私はストッキングの中途半端被せが嫌いだな。
覆うなら覆う! でもできれば白いスケート靴を出して欲しい。
そんな事を勝手に思っています。
音楽を聴くラフエンテ。
観客席でもテンションの高いアモディオ。
さて、今回の会場はとても暖かいそうです。
岡部さんのお話だと、以前スイスのベルンであった大会がとても寒かった事から
ISUの総会で「試合会場はしっかり温めること」と決めたとか。
覚えていますよ~
あのサラ・マイヤーが涙の優勝をした時ですね。
選手の演技中に吐く息が真っ白で、特にペアなんてケガしないかとヒヤヒヤ観ましたから。
そして世界選手権にむけてのミニマムポイントはフリーの場合、48.00点です。(技術点)
これは結構ハードルが高い・・・
それでは試合の感想をサラッと書きます。
まずはゲデバニシビリ選手。
SP16位からのスタート。
フリーは「ドンキホーテ」。
また痩せましたか?
6分間練習の時、岡部さんもビックリ。
また細くなって別人のよう・・・と言ってました。
とにかく第2グループで滑る選手じゃないです。
昨年のユーロの銅メダリストですから。
今回のフリーはトリプルがダブルになるミスが多かった。
その上、コンビネーションを跳び過ぎて2A‐2Tがノーバリュー。
テーピングも痛々しく、本調子じゃないですね。
93.96点。 総合で142.71点でした。
もうこれ以上痩せないでほしい・・・
次は個人的にお気に入りの選手。
エストニアのグレボワです。
サンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」、この曲好きだな。
最初がシングルのルッツになっちゃった。
3Loで転倒・・・
3T‐3Tは決めました。
全体的には力を出し切れなくて残念。
でもこのプログラムは惹かれます。
岡部さんも「個性的な曲なのでもっと踊れたら素敵なプログラムになる。」とのこと。
91.55点。 総合で143.45点。
SPではクリアできたミニマム、フリーではだめでした。
続いてスペインのソニア・ラフエンテ。
フリーも素敵衣装。
スカートの切り替えが高い位置にあって難しいデザインだけど似合っています。
リボンも可愛い。
フリーは「ウェストサイド・ストーリー」。
しっかり要素をこなしていましたよ。
3F、3Lz、3Lo、3T‐2T、3Lo‐2T(これだけターンが入ったミス)
3T、2A‐2Tとほぼ成功。
「慎重になっていた印象だけど、良かった。着実に毎年上手になっています。」と岡部さん。
本当に良い滑りでした。
フリーは101.22点。 ミニマムもクリア。
フリーだけでは6位なんて、本当に良かった。
フェルナンデス君効果かな。
次はロシアのニコール・ゴスビアーニ。
ついこの前、ロシアナショナルで観た選手。
なかなか素敵な印象でした。
まず、タイツ衣装がとても似合う。
スタイルも良くて背中が大きく開いたキラキラの衣装、素敵でした。
アクセルがシングルになるミスはあったけど、滑っている姿がとても良い雰囲気。
コレオシークエンスのスパイラルポジションなんて美しかったな~
岡部さんも「とても雰囲気のある選手。ポジションがきれい。」と。
ウルマノフコーチの元にいる選手はみんな素敵な雰囲気・・・ともコメント。
103.49点。 総合で154.41点。
フリーは5位になる大健闘でした。
そしてロシアチャンピオン、タクタミ登場。
SP4位からのフリー、「黒い瞳」です。
最初に3Lz‐3Tを決めました。
その後もジャンプはほぼノーミス!
フリーは凄かったとは聞いていましたが、素晴らしい滑りでした。
「持てる力を全部出した。 国内で熾烈な戦いを勝ち抜いたから強いです。」と岡部さん。
ただ、やっぱり手先だけが動いている・・・ような事はまた言っていましたね。
「ゴスビアーニ選手はちゃんと動いていた。」とも。
パーフェクトなんだけど、その辺がいつも同じという印象があります。
あと、リンク全体が映る映像だけで一度観てみたいです。
131.67点。 総合で188.85点。 もちろん1位に躍り出ました。
先に滑るのは妹ヘルゲソン。
SP5位から頑張れ~。
今日はジャンプにダウングレードやアンダーローテがいくつも付いちゃった。
大きなミスはないんだけど厳しいです。
「身体は動いて元気が良く、印象も良かった。」と岡部さん。
95.36点。 総合で150.40点。
お姉ちゃん、あとはよろしく!
続いて、昨年のユーロチャンピオン、コストナー登場。
フリーは「ボレロ」です。
コストナーらしいオシャレなカットの衣装。
この曲は表現が難しいと言われていますが、さすがです。
所々に彼女の素敵ポジションがあって、絵になります。
ジャンプはほぼ成功でラストのサルコウがダブルになって終わります。
これがトリプルだったらと岡部さんと千鶴さん。
フリーは130.52点。
総合で194.71点でトップに!
さすがコストナー。
イタリア勢が続きます。
SP3位のマルケイ登場。
フリーは「アーティスト」。
最初の3Lzが入り方から着氷まで素晴らしかった~
その後もスピード感たっぷりのまま滑りました。
ルッツを二つ入れられた事が良かった、と岡部さん。
コーチ不在の中、SPフリー両方頑張ったのも凄いです。
キス・クラでアメリカにいるコーチに声かけしていましたね~
112.84点。
総合で171.06点。
結局彼女はフリーは4位、最終順位も4位なのですが、素晴らしいです。
さてここでソトニコワ登場です。
SP首位から落ち着いて頑張れ~
最初に3Lz‐3T、ちょっと足をついたか。
次のフリップはシングルに・・・
でもすぐに立て直し、力強い滑りを見せてくれます。
特にレイバックスピンやステップシークエンス、最後のスピンなんて見応えがありました。
「全てのポジションが美しい。」
「迫力がありパワフル。 観ていてスカッとする。」
「本当に魅力的な選手。」などなど、岡部さんべた褒めなんですけど。
でもその言葉通りに、観るのが楽しみな選手だと思います。
126.38点。
総合では193.99点! 素晴らしい。
キス・クラでは2位とわかって大喜びのソトニコワでした。
最終滑走は姉ヘルゲソンです。
衣装がとてもきれい。
いつ見てもリンクに映えます。
フリーは「スペルバウンド・コンチェルト」。
ジャンプミスに頭をたたくヘルゲソン。
でも素敵な滑りでしたよ。
ジャンプが二つシングルになるミスがありました。
それでもステップシークエンスは素敵だし、一つ一つの動きも好きです。
岡部さんも彼女の事は評価しているようで、
「最初から最後まで途切れる事がなく滑りもムーブメントも繋がっている。」
「作品として観ると素敵なプログラムだった。」
「ここ何年かずっと観ていますが彼女に合った素敵なプログラムを滑っている。」
「好感がすごく持てる選手。」と高評価ばかりでした。
私もいつも選曲が気に入るものばかりで、特に2シーズン前からいつも楽しみでした。
今季はSPの「ポインシアナ」が癖になる~
フリーは100.95点。
総合で155.72点、最終順位は5位になりました。
さすがお姉さん!
最終結果はこちら。
コストナーが連覇です。
ユーロは5回目の優勝だとか。
そして初出場のロシア勢が凄い。
ソトニコワは0.72点の僅差で2位。
3位にタクタミ。
ゴスビアーニも6位に入るという大健闘。
これからどうなるのでしょう・・・恐ロシア。
表彰式の様子など。
コストナー、おめでとう!
そして一緒に表彰台に上がろう!と言っていたソトニコワとタクタミもおめでとう!
もちろん結果は知っていますが、大好きな大会なのでゆっくり感想を書きたいです。
まずは久しぶりに選手のコスチュームを並べてみました。
女子は見応えがある衣装ばかり。
私が好きだったのは、色は地味だけどグレボワのデザイン。
それからラフエンテの緑スカートの衣装。
そして最終滑走のヘルゲソン姉の水色衣装です。
リンクに映える素敵な色でした。
それからスケート靴ですが・・・
トルコの選手は靴が確かにきたないです。(岡部さん指摘済み)
それからウクライナの選手も足首にテープグルグル巻き、つま先部分にもテープ補強が。
でもね、いろいろ考えると選手の事情もあるような気がするんですよね。
もちろん見せる競技だけど、ヨーロッパは多くの国があり経済面とか練習環境など大変な選手も
多くいると聞きます。
いつも靴をきれいな状態ではいられないのかも・・・
どちらかと言えば、私はストッキングの中途半端被せが嫌いだな。
覆うなら覆う! でもできれば白いスケート靴を出して欲しい。
そんな事を勝手に思っています。
音楽を聴くラフエンテ。
観客席でもテンションの高いアモディオ。
さて、今回の会場はとても暖かいそうです。
岡部さんのお話だと、以前スイスのベルンであった大会がとても寒かった事から
ISUの総会で「試合会場はしっかり温めること」と決めたとか。
覚えていますよ~
あのサラ・マイヤーが涙の優勝をした時ですね。
選手の演技中に吐く息が真っ白で、特にペアなんてケガしないかとヒヤヒヤ観ましたから。
そして世界選手権にむけてのミニマムポイントはフリーの場合、48.00点です。(技術点)
これは結構ハードルが高い・・・
それでは試合の感想をサラッと書きます。
まずはゲデバニシビリ選手。
SP16位からのスタート。
フリーは「ドンキホーテ」。
また痩せましたか?
6分間練習の時、岡部さんもビックリ。
また細くなって別人のよう・・・と言ってました。
とにかく第2グループで滑る選手じゃないです。
昨年のユーロの銅メダリストですから。
今回のフリーはトリプルがダブルになるミスが多かった。
その上、コンビネーションを跳び過ぎて2A‐2Tがノーバリュー。
テーピングも痛々しく、本調子じゃないですね。
93.96点。 総合で142.71点でした。
もうこれ以上痩せないでほしい・・・
次は個人的にお気に入りの選手。
エストニアのグレボワです。
サンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」、この曲好きだな。
最初がシングルのルッツになっちゃった。
3Loで転倒・・・
3T‐3Tは決めました。
全体的には力を出し切れなくて残念。
でもこのプログラムは惹かれます。
岡部さんも「個性的な曲なのでもっと踊れたら素敵なプログラムになる。」とのこと。
91.55点。 総合で143.45点。
SPではクリアできたミニマム、フリーではだめでした。
続いてスペインのソニア・ラフエンテ。
フリーも素敵衣装。
スカートの切り替えが高い位置にあって難しいデザインだけど似合っています。
リボンも可愛い。
フリーは「ウェストサイド・ストーリー」。
しっかり要素をこなしていましたよ。
3F、3Lz、3Lo、3T‐2T、3Lo‐2T(これだけターンが入ったミス)
3T、2A‐2Tとほぼ成功。
「慎重になっていた印象だけど、良かった。着実に毎年上手になっています。」と岡部さん。
本当に良い滑りでした。
フリーは101.22点。 ミニマムもクリア。
フリーだけでは6位なんて、本当に良かった。
フェルナンデス君効果かな。
次はロシアのニコール・ゴスビアーニ。
ついこの前、ロシアナショナルで観た選手。
なかなか素敵な印象でした。
まず、タイツ衣装がとても似合う。
スタイルも良くて背中が大きく開いたキラキラの衣装、素敵でした。
アクセルがシングルになるミスはあったけど、滑っている姿がとても良い雰囲気。
コレオシークエンスのスパイラルポジションなんて美しかったな~
岡部さんも「とても雰囲気のある選手。ポジションがきれい。」と。
ウルマノフコーチの元にいる選手はみんな素敵な雰囲気・・・ともコメント。
103.49点。 総合で154.41点。
フリーは5位になる大健闘でした。
そしてロシアチャンピオン、タクタミ登場。
SP4位からのフリー、「黒い瞳」です。
最初に3Lz‐3Tを決めました。
その後もジャンプはほぼノーミス!
フリーは凄かったとは聞いていましたが、素晴らしい滑りでした。
「持てる力を全部出した。 国内で熾烈な戦いを勝ち抜いたから強いです。」と岡部さん。
ただ、やっぱり手先だけが動いている・・・ような事はまた言っていましたね。
「ゴスビアーニ選手はちゃんと動いていた。」とも。
パーフェクトなんだけど、その辺がいつも同じという印象があります。
あと、リンク全体が映る映像だけで一度観てみたいです。
131.67点。 総合で188.85点。 もちろん1位に躍り出ました。
先に滑るのは妹ヘルゲソン。
SP5位から頑張れ~。
今日はジャンプにダウングレードやアンダーローテがいくつも付いちゃった。
大きなミスはないんだけど厳しいです。
「身体は動いて元気が良く、印象も良かった。」と岡部さん。
95.36点。 総合で150.40点。
お姉ちゃん、あとはよろしく!
続いて、昨年のユーロチャンピオン、コストナー登場。
フリーは「ボレロ」です。
コストナーらしいオシャレなカットの衣装。
この曲は表現が難しいと言われていますが、さすがです。
所々に彼女の素敵ポジションがあって、絵になります。
ジャンプはほぼ成功でラストのサルコウがダブルになって終わります。
これがトリプルだったらと岡部さんと千鶴さん。
フリーは130.52点。
総合で194.71点でトップに!
さすがコストナー。
イタリア勢が続きます。
SP3位のマルケイ登場。
フリーは「アーティスト」。
最初の3Lzが入り方から着氷まで素晴らしかった~
その後もスピード感たっぷりのまま滑りました。
ルッツを二つ入れられた事が良かった、と岡部さん。
コーチ不在の中、SPフリー両方頑張ったのも凄いです。
キス・クラでアメリカにいるコーチに声かけしていましたね~
112.84点。
総合で171.06点。
結局彼女はフリーは4位、最終順位も4位なのですが、素晴らしいです。
さてここでソトニコワ登場です。
SP首位から落ち着いて頑張れ~
最初に3Lz‐3T、ちょっと足をついたか。
次のフリップはシングルに・・・
でもすぐに立て直し、力強い滑りを見せてくれます。
特にレイバックスピンやステップシークエンス、最後のスピンなんて見応えがありました。
「全てのポジションが美しい。」
「迫力がありパワフル。 観ていてスカッとする。」
「本当に魅力的な選手。」などなど、岡部さんべた褒めなんですけど。
でもその言葉通りに、観るのが楽しみな選手だと思います。
126.38点。
総合では193.99点! 素晴らしい。
キス・クラでは2位とわかって大喜びのソトニコワでした。
最終滑走は姉ヘルゲソンです。
衣装がとてもきれい。
いつ見てもリンクに映えます。
フリーは「スペルバウンド・コンチェルト」。
ジャンプミスに頭をたたくヘルゲソン。
でも素敵な滑りでしたよ。
ジャンプが二つシングルになるミスがありました。
それでもステップシークエンスは素敵だし、一つ一つの動きも好きです。
岡部さんも彼女の事は評価しているようで、
「最初から最後まで途切れる事がなく滑りもムーブメントも繋がっている。」
「作品として観ると素敵なプログラムだった。」
「ここ何年かずっと観ていますが彼女に合った素敵なプログラムを滑っている。」
「好感がすごく持てる選手。」と高評価ばかりでした。
私もいつも選曲が気に入るものばかりで、特に2シーズン前からいつも楽しみでした。
今季はSPの「ポインシアナ」が癖になる~
フリーは100.95点。
総合で155.72点、最終順位は5位になりました。
さすがお姉さん!
最終結果はこちら。
コストナーが連覇です。
ユーロは5回目の優勝だとか。
そして初出場のロシア勢が凄い。
ソトニコワは0.72点の僅差で2位。
3位にタクタミ。
ゴスビアーニも6位に入るという大健闘。
これからどうなるのでしょう・・・恐ロシア。
表彰式の様子など。
コストナー、おめでとう!
そして一緒に表彰台に上がろう!と言っていたソトニコワとタクタミもおめでとう!