日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2013 欧州選手権 女子シングル SP

2013-01-27 13:46:25 | フィギュアスケート
ユーロの女子シングルを観ました。
もう忙し過ぎて大変・・・
ひとまず私は全米を捨てます。
せっかくのLIVE中継と言ってもとても追いつけません。
(私もハードディスクも)
嬉しい悲鳴を通り越して、死にそう・・・



さて、ユーロは大好きな大会。
男子も女子も結果は出ていますが、ゆっくり感想を書きたいです。

今回は29カ国から36人出場。
今年から予選はなくなり、世界選手権に出るためのミニマムポイントを設ける・・・
などという変更点があるとか。
とくにSPでは技術点は28.00点を獲らないとダメなのでキス・クラは悲喜こもごもでした。
何と36人放送なので私の印象に残った選手だけ書きたいです。


解説は岡部さん。
早速トルコの選手の「靴がきたない」と厳しい一言。
見せる競技ですからね~と。

1番滑走からしっかり観ましたが。
まずは16番滑走の選手から。

チェコのエリスカ・ブレジノワ、16歳。
ご存じブレジナの妹さんです。
いつか観たいな~と思っていたので予選がないのは嬉しいですね。
SPは「タンゴ・アモーレ」。

   

   
なかなか美しい選手ですね。
千鶴さんも岡部さんも「きれいな選手」と言っていました。

アクセルがシングルになったり、その他でもまだまだの滑り。
「動きに明確さがない。 彼女の雰囲気に音楽が合っていない。」と岡部さん。
SPは40.98点で何とフリーには進めず残念。


続いてスペインのソニア・ラフエンテ。 21歳。
いつも衣装が素敵な選手です。
SPはミュージカルの「ロミオとジュリエット」から。
おっ、2シーズン前のトランコフ組と同じ曲で素敵。
   

   
背中に十字架のデザインで良い感じ。
特にミスなく美しい旋律を滑りきりました。
「彼女の合った良いプログラム。 上手になってきています。」と岡部さん。
「靴、きれいですよ。」と千鶴さん、チェックしてますね。
SPは51.07点、技術点でミニマムポイントを獲れて喜ぶラフエンテ。


次はフランスのレナエル・ジレロン-ゴリー。 17歳。
初出場なんですね。
SPは「トリスタンとリゾルテ」です。
   

   
ペシャラちゃんがまたキス・クラにいますよ。
その後もメイテ選手にも付き添っていました。
今大会のフランスチームはとても結束しているとか。

さて、演技ですが3T-3T、3F、2Aほぼ大きなミスなく決めました。
トランジッションが少ないと言われていましたが、初出場でこれだけ出来れば立派。
SPは53.32点、最終的にもSP7位は凄いです。

昨年コストナーがタイツ衣装だったからか、今季の女子選手はタイツ衣装が多い気がします。
みんなナイス・スタイルだから素敵ですね。


次はフィンランドのユーリア・トゥルッキラ。 17歳。
もちろん覚えていますよ~
この衣装は「火の鳥」。
   
キーラ不在の中、頑張るトゥルッキラ選手。
3T-3Tはツーフット。
でもスピードもあり良かったです。
SPは51.47点、技術点も28.00点越えでクリア。
とても嬉しそう。


ここで登場するのがコストナー。
昨年のユーロチャンピオン、そして現在の世界チャンピオン。
SPは「ヤングフランケンシュタイン」のサウンドトラック。
    

   
まずは衣装の感想。
胸の所から赤い太いリボン状のものをデザインしたもの。(うまく言えない)
胸の切替上がベージュ色のようでその他は白。
スカートの前の部分も何か不思議なヒラヒラが。
多分、他の選手が着ていたら「変かも?」と思われるだろうが、コストナーが着ると違う印象になるんだろうな~
生地も何で出来ているのかわからないけど、メリヤスっぽいイメージを持ってしまう私。
デザインとか色使いは私としてはイマイチかも・・・

さて、実況と解説のお二人はかなりコストナーファンだと思う。
終わった瞬間「さすが、素敵でした!」とのこと。
「音とのかかわり方、身体の表現の仕方、メリハリ、さすがでした。」と岡部さん。
コストナーの魅力にぞっこんなお二人でした。

3T-3Tは転倒してしまったけど、その他は見応えがありました。
彼女ならではの動き、誰にも同じものは出せないだろうな。
64.19点という事でこの時点でもちろん首位。
コストナー健在!


続いてエストニアのエレーナ・グレボワ。 23歳。
「テイルズ アンド レジェンズ」。
   
3Lzは転倒してしまった。
3T-3Tと2AはOK。
まずまずの滑りだったのでは。
51.90点でミニマムポイントもクリアでき良かったですね。


そしてソトニコワ登場です。
今までいっぱい彼女を観ているけど、ユーロはやっと初出場!
「スペイン奇想曲」は彼女に合っていて好きです。
   

   

   

   
こんなに嬉しそうなソトニコワは久しぶり!

SPの滑りはとっても良かったです。
3T-3T、3F、2Aを全てクリーンに決めて、着氷後の流れも美しい~
ジャンプが決まると笑顔でノッてきて、他の要素も全てレベル4!
特にステップシークエンス辺りからは釘づけでした。

「まだ若い選手だけど、一つ一つの動きの明確さが素晴らしい。力強かったのも良い。」
「所々に入るスパイラルのポジションも美しい。 キレもあった。」と岡部さんも絶賛。
SPは67.61点で首位になりましたよ。
こんな素敵な滑りを観られて嬉しいな~


次はゲデバニシビリ登場。
昨年のユーロの銅メダリストです。
今季の「シンドラーのリスト」は代表作になるか・・・
   
最初の3Lzで転倒。
次の3Sはステップアウトし直後にも不安定なつまづき。
彼女らしいキレのある動きもあったけど、全体的にバタバタして終わった感じ。
せっかくの良いプログラムが・・・
48.75点で最終的なSP順位は16位でした。


そしてロシアチャンピオンのタクタミ登場です。
彼女の初のユーロですね。
   

   

   
最初は2Lz-3Tで来ました。
多分3Lz-3T狙いだったのでしょう。
2Aはオーバーターン。

いつも感じている事を岡部さんがズバリまとめてくれました。
「独特の動きをする選手。」
「全体的に動きが単一。途中で違う動きを入れないと単調に見えてしまう。」
「メリハリが欲しい」などなど。

同じ感想を昨シーズン辺りからずっと感じていました。
手の動きがいつも同じで何のプログラムを滑っても同じイメージ。
「ハーレム」も「ベサメ・ムーチョ」も「アディオス・ノニーノ」も「黒い瞳」も
みんな同じようだと思っていました。
デビューシーズンは驚いたけど、今は動きにキレのあるソトニコワの方に惹かれちゃうんだな。

SPは57.18点でキス・クラでは「ありえな~い」と言うような表情の3人。
この時点でソトニコワに10点ほど離されました。
まぁ、主観とは好みの問題なのですみませんが・・・
その後、フリーでは凄かったらしいですね。


さて、ここでヘルゲソン姉妹が続いて登場しますよ。
まずは妹ヘルゲソン、19歳。
何とスウェーデンのナショナルではお姉さんを破って初優勝したとか。
   

   

   
最初からスピードがありました。
片手を挙げての3Lzはバッチリ。
3S-2Tはステップアウトしたけど、あとはとてもうまくなった感じ。
音楽の強弱に合わせて表現力も良かったです。
「一年一年上手になっています。」と岡部さん。
55.04点でSPは何と5位ですよ!
お母さんは姉に付いているのでキス・クラ不在。


そして姉ヘルゲソン。
6回目のユーロで同じ回数ワールドにも出ています。
SPは「ポインシアナ」、良いプログラムですね。
   

   

   
3T-3Tは決めたけど回転不足になっちゃった。
3Loはステップアウトで手をつくミス。
でもステップシークエンスはすごく見応えがあります。

この「ポインシアナ」は初めて観た時にはあまり感じなかったけど、彼女にすごく合っていて
心地よさを感じます。
同じような音楽を滑る選手が他にいないのが良いな。
さすがの表現力でミスがありながらも素敵な滑りでした。
54.77点で妹に続いた順位、6位になりました。
ステップの評価はいつも高いですね。


続いて、イタリアのバレンティナ・マルケイ登場。
26歳、9回目のユーロだとか。
SPは「エスペランサ」です。
   

   

   
靴がキラキラ☆

3Lz-2Tも3Sも2Aも全てパーフェクト。
最後のスピンは二つともとっても素敵でレベル4。
音楽を表現するのもうまく雰囲気があって素晴らしかったです。
「大人の魅力でとても良かった。」と岡部さん。

SPは58.22点! 技術点も30.45点で文句なしクリア。
何とSP終わって3位になりうれし涙のマルケイでした。
有香さんは全米のため不在だから吉報を届けよう。


サッと簡単に書きました。
とても36人は書けないけど、うまくなっている選手が多いな~と実感。
SPの最終結果はこちら。









上位の選手達は本当に見応えがありました。
美しい個性豊かなヨーロッパの女子選手達、フリーの演技も観るのが楽しみです。
 


   


   







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