報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

事実は小説より奇なり。

2015-03-30 19:31:01 | 日記
 この前仙台に帰った時、多摩準急先生と再会することは叶わなかった。
 しかし久しぶりに顕正会仙台会館に行ってみたら、ものの見事に過疎っていた。
 まあ、ド平日の昼間だから当たり前と言えば当たり前か。
 せっかく近くを宮城交通コミュニティバス“ながまちくん”が走っているというのに、どうも顕正会員は路線バスに乗りたがらないようである。

〔次は西多賀交番前、西多賀交番前、冨士大石寺顕正会仙台会館入口でございます〕

 なんて放送するだけで、随分と名前が広がるだろうに。
 で、この“ながまちくん”、いかに顕正会員が利用しないかが分かるというものがある。
 それは何と、休日全便運休という有り様。
 ただこの仙台会館、週末に行くと意外と賑わっていたりする。
 私が現役の頃だったが、夕方には茶寮がオープンしていて、そこのから揚げが美味かった。
 あそこに行ったことのある人なら分かるけど、なかなか近くに食べる所が無いからね。いい商売だと思ったよ。
 で、日曜勤行の時は、車で乗り付ける会員達で周辺道路が渋滞していた。
 あれ絶対苦情来るだろ?……てか、来たらしい。
 お前ら自重しろwwwと思いつつ、私はタクシーで乗り付けたが。
 だって自分の車無いんだもーん。
 地元のタクシーが客待ちしているくらいだったがね。
 本部会館の前の道路よりは、少し広い道だから。

 いや、ふと多摩準急先生と交信していたものだから、そんなことを思い出したまでだ。
 顕正会が唯一宗門に勝っているのは茶寮の飯くらいだと思うが、最近は法華講側も負けてはいない。
 “なかみせや”の味は、唯一の対抗勢力だと思っている。
 もし仮に顕正会が破れかぶれに、
「茶寮とそっちの売店、どっちが美味いか勝負ニャ!」
 と来た場合、私は“なかみせや”さんに出馬して頂く所存だ。
 ……おっと。あいにくと明日は、慶祝登山で記念弁当が出るのだ。
 そう言えば、顕正会も男子部大会とかで弁当が出たな。
 私が現役時代、最後に参加した長野Mウェーブの男子部大会で出た弁当はそれなりにいい味出していたと思うが、こちらの記念弁当はどうなのか味比べをしてみよう。
 因みに私がまだ塔中坊に所属していた頃、何かの記念登山で昼食に弁当が出た記憶がある。あれは良かった。
 あれと思ったのは、御虫払い法要だったかな?あれの夕食に出て来た弁当は、どういうわけだか【お察しください】。
 私の体の具合が悪かったのかな?
 おっ、そういえばそれって来月じゃない。
 あいにくと私は仕事だし、呼ばれてもいないので不参加だ。
 夏期講習会か支部登山の前に1回、どこかで添書登山入れたいところだが……。
 まあ、それはそれ。

〔次は大宮公園入口、大宮公園入口。冨士大石寺顕正会本部会館へは、こちらでお降りください〕
〔ときわ台駅前、ときわ台駅前、冨士大石寺顕正会東京会館入口、終点でございます〕
 国際興業風。
 宗門末寺も負けずに、
〔次は東八番丁、東八番丁、日蓮正宗仏眼寺前でございます〕
 とか、因みにこの仏眼寺さん、境内の裏手には地下鉄南北線の愛宕橋駅もある。
 仙台市地下鉄でも車内放送でCMを流すことができるので、例えばこんな風に……。
〔次は愛宕橋、愛宕橋。日蓮正宗仏眼寺へは次でお降りください。東1番出口から、徒歩約5分です〕
 とかね。それにしても、仙台市地下鉄の車内放送を喋っている声優さんって一体誰なんだろう?
 仙台市のことだから、地元出身者を起用していると思うが……。
 先代のオバちゃんの声は、脇坂京子氏というのは知っている。地元出身ではない。
 この脇坂氏、実は東海道新幹線の放送もやっているベテラン声優だ。
〔新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。まもなく17番線に……〕
 の声ね。

 話が脱線してしまった。
 創価学会や立正佼成会も地方に行けばバス停の名前になるくらいだし、宗門末寺にはもっと頑張って頂きたい。
 差し当たり、バスの本数もそこそこ多いのに、無理やり駅から徒歩20分も歩かせるような案内はやめようね。
 さいたま市の法勝寺さんは大宮駅東口からバスで行く方がいいからね。
 何か、さいたま新都心駅から歩いて20分みたいな案内が出てるサイトがあるけど。

 ま、明日は頑張るか。
 不良信徒がどれだけ歓迎されるか知らないけど。
コメント (6)
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“大魔道師の弟子” 「動き出す陰謀」

2015-03-30 15:51:07 | ユタと愉快な仲間たちシリーズ
[4月1日12:00.長野県内某所 アリスの屋敷 稲生ユウタ&マリアンナ・スカーレット]

「せめて在学中、もっと英語を勉強しておけば良かったな……」
 ユタはヘッドホンを外して、席を立った。
 部屋の外ではメイド服を着て人間形態をした人形が立っていた。
 名前は……確か、レイチェルと言ったか。
「ああ、お昼の時間ですね。今、行きます」
 すると、レイチェルが無表情でユタにある物を渡した。
 それは1枚のメモで、英文で書かれていた。
 一応、英文を読むくらいなら日本語訳ができる。
「『マリアンナ様を呼んできてください。それと……ナンシーとアリッサも止めて』?……何のこっちゃ?」
 ユタは首を傾げながら、裏庭に向かった。
 最近のマリアは魔力の向上に力を入れているようで、魔法陣を描いては何やら魔法の実験なんかをしている。
 人けの無い長野の山奥だからこそできることだろうか。
 ユタはマリアがいると思われる裏庭に向かった。

 すると3階の窓から、トラメガで喋る人形達の姿があった。
「マリアンナ様ぁ!……何だっけ?」
 ナンシーが隣にいるアリッサに振る。
 どちらもメイド服を着た人間形態をしているが、コミカルな動きをしていた。
 アリッサがトラメガを奪うように取ると、
「我々はー!ベースアップを要求する!」
「わあ!何だか労働争議みたいなこと言い出した!」
 ユタは慌てて3階への階段を駆け上った。
「こら!下に降りなさい!春闘はとっくに終わったんだよ、キミ達!」
「ストライキを実施する!」
「昔の国労じゃないんだよ、キミ達!」
「花見ストを実施するにゃ!」
「千葉動労か!……今年もそろそろだと思うけど!」
 ユタは人形2体を両手で抱えた。
「久留里線のワンマン運転に反対する!」
「“成田エクスプレス”の車両管理権剥奪するぞ、コラ!……あれ?」
 ↑実際の千葉動労とJR東日本千葉支社の応酬。“成田エクスプレス”車両の所属が全て横浜支社になっているのは、そいつらのせい。

[同日12:30.マリアの屋敷・ダイニングルーム ユタ&マリア]

「ふぅ……」
「ユウタ君、申し訳無い。私の人形達がとんだマネを……」
「いえ、いいんです」
 ようやく昼食にありつけたユタ。
 因みに労働争議ごっこをしていた人形達は魔力を抜かれて、また元のフランス人形に戻った。
 何故かそこにたすきが掛けられており、それには『祝・民営化』と書かれていたが、これはユタが作ったものなのか。
「マリアさんも精が出ますね」
「いや、なに……。ユウタ君が頑張ってるんだから、私も頑張らないとね」
「僕はただ英会話の勉強をしているだけですが……」
「大丈夫。もう殆ど私と喋れてるじゃない?」
「あっ!」
「もう少ししたら、ユウタ君も使えるようになるよ?」
「何がですか?」
「言語変換魔法。あれ、最低でも2ヶ国語以上喋れるのが条件だから」
「そうなんですか。すると、イリーナ先生とも魔法でロシア語会話ができるということですね?」
「まあ、そうだけど、私も師匠がロシア語で喋ってるところ見たことないなー」
「なるほど……」

[現地時間同時刻……というと、04:30? イギリス・ロンドンのホテル イリーナ・レヴィア・ブリジッド]

 イリーナの水晶球が、師匠の噂話をしている弟子2人を映し出す。

〔「私も師匠がロシア語で【以下略】」「なるほど……」〕

 だが、もちろんそんな時間、当の噂話をされている師匠は、
「ZZZ……」
 寝てた。

[日本時間4月1日15:00.長野県某所・マリアの屋敷 稲生ユウタ]

「え?今度はお茶の時間かい?分かったよ。もうそんな時間か……」
 ユタはヘッドホンを外し、呼びにきたレイチェルに答えた。
 多弁な人形もいる反面、寡黙な人形もいる。
「はは……(苦笑)また労働争議を止めに行かなきゃいけないのか……」
 ユタはマリアを呼びに行くよう、無表情ながら有無を言わさない雰囲気を放つレイチェルに急かされてしまった。
 果たして人形のメイド長は誰なんだろうかと首を傾げる。

「我々はー!……何だっけ?」
「週休8日を要求するー!」
 と、またやってるナンシーとアリッサ。
「今度はデレマスネタかよ……」
 ユタは苦笑いした。そして、
「お前達は完全に包囲されている!無駄な抵抗を辞めて投降せよ!」
「しないもーん!」
「べーっ!このヒモ男が!」
(僕は人形達からマリアさんのヒモに見えるのか……)
 ガクッとなりつつ、
「マスターのマリアさんが泣いてるぞー!ハク姉さん(クラリス)も泣くぞ!」
 と言ってやると、ナンシーが、
「ええっ!?」
 動揺した。因みにフランス人形のクラリスをユタがハクと呼ぶのは、クラリスが弱音ハクに似ているからである。
「……私、ストやめる」
「ええっ!?……アタシは1人でも頑張る!」
「ミク姉さん(ミカエラ)も怒ってるぞー!早く謝らないとキレちゃうぞー!?」
 フランス人形で初音ミクに似ているものを、ユタはそう呼んでいる。
「ええっ!?じゃ、アタシも降りる」
 人形達を投降させることに成功したユタだった。

[同日15:15.マリアの屋敷・ダイニングルーム ユタ&マリア]

「ユウタ君も、私の人形の扱いが上手くなったみたいじゃない。私と同じ、“人形使い”になってみる?」
 マリアは紅茶を啜りながら言った。
「いや……僕は人形作れないんで。それよりマリアさんは今、どんなことを?」
「やっぱり人形使いとして、もっと上手く人形を操れるようにしないとってね」
「はいはい」
「だけど、私の力ではまだ完璧にできないみたい」
「と、言いますと?」
「多くの人形を操ろうとすると、その分、一体当たりの攻撃力が弱くなってしまう。昔、妖狐にやられたのも、それが原因だと思う」
「あれでも十分強かったと思いますよ?威吹は戦い慣れしていたからで……。1度は撃退されてしまいましたからね」
「人形の数を少なくすれば、その分、ミカエラ達の攻撃力もアップする。そこの加減が難しい」
「うーむ……」
 ユタは首を傾げた。
「少数精鋭って言葉もありますけどね……」
「まあ、携帯するなら数が少ない方が楽と言えば楽だが……。まあ、それでいいか」
「はい」
「1番いいのは、私がもっと魔力を付けて、数多くの人形達にそれを振り分けられるようにすればいいんだけど……」
「まあ、そうですね。……その前に、僕はもっと英語力を付けないと……」
「それは慌てなくていいと思う。別に、師匠は時間的なノルマを課していないからね」
「はあ……」
「お互い地味な修行が続くけど、頑張ろう」
「そうですね」
 ユタは小さく頷いた。
コメント (3)
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厳虎独白に思う。

2015-03-30 10:22:11 | 日記
 何か他人のブログばかり取り上げちゃって申し訳無い気がするのだが、けして悪意を持ってやっているわけではない。
 今日は先ほど先方のコメント欄を見ていて、ふと思ったことを書いてみるだけのことだ。
 どういうことかというと、学会員・沖浦氏がこれからスキーに行くという旨の書き込みをしていた。
 氏は長野県白馬村在住のスキーヤー(本人談による)で、どうやらこの時期でも白馬ではスキーができるらしい。
 もう東京では桜も咲いたというのに……。
 で、その白馬村と言えば、“ユタと愉快な仲間たち”の続編(というつもりはないのだが、かといってスピンオフとかスターライトというわけでもないし……)であるところの“大魔道師の弟子”にも登場した臨時夜行快速“ムーンライト信州”、これの終点が白馬だ。
 稲生ユウタ達3人はこの駅に降り立ち、迎えの車に乗って、マリアの秘密の屋敷に向かっている。

 どうして白馬なのかというと、別に沖浦さんを意識したわけではない。
 実はこの村、とあるサウンドノベルゲームの舞台にもなっていて、むしろそちらからの影響である。
 今から何年前になるのだろうか。
 その頃まだバブルの名残があったようだから、20年近く前?
 スーパーファミコン全盛だった頃だ。
 そこにチュンソフトという中小のゲームメーカーから、サウンドノベルというゲームジャンルが俄かに注目されたゲームが登場した。
 それまでにも同社は“弟切草”などの同ジャンルのゲームソフトを出してはいたのだが、第2弾として出された“かまいたちの夜”は、それなりに注目されていたと思う。
 但し、文字を読むのが苦手な人には受け入れられなかったかもしれない。
 私はその逆だったので、むしろハマった。
 それまで赤川次郎先生や西村京太郎先生の本を読み漁っていた私は、“かまいたちの夜”をやった後、是非私も書いてみたいと思うようになった。
 いずれは舞台となった白馬村やそのペンションに行ってみたいと願いつつ、それが叶わぬまま今を迎えている。
 因みにゲームのファンブックにはオリジナルの小説が掲載されていて、それによると東京在住の主人公達は“ムーンライト信州”ではなく、普通に昼間の特急で向かったようである(作中では午前中、昼近くに到着した描写があるので、今のダイヤで言うなら特急“あずさ”3号に乗ったと思われる)。
 幸い今はそこそこ資金もある社会人だし、比較的休みの取りやすい現場に配属されている。
 忙しい現場に飛ばされる前に、足を運んでみようかと思う。
 沖浦さんと会う気は無いが(下手に会って、創価に洗脳されても困るしなぁ……)、んっ?さんとなら会ってもいいかもしれないw
 調査によれば、“かまいたちの夜”で舞台となったペンションは今も尚、営業されているとのこと。
 まあ、私が行ったところで、都合良く殺人事件が起こるわけでもないだろう。
 不謹慎?あ、いや、だからそういうゲームなんだって!バブル崩壊直後は何でも有りの時代だったからねぇ!

 沖浦さんが白馬在住で、これからスキーに行くという書き込みを見て、ふとそんなことを思った。
 件の特急“あずさ”3号って、今は千葉駅始発なのね。
 恐らく千葉駅を出発した後、新宿までずっと総武線と中央線をひた走るものと思われるが、よくそんなダイヤ作れたものだ。
 “かまいたちの夜”が発売された頃は……確か、東京だか新宿始発の“スーパーあずさ”とかだったと思うが、何しろ20年近くも前の話だ。
 よく覚えていない。
 ただ、午前中昼過ぎ近くに白馬駅に到着する特急“あずさ”がその当時からあったことは確かだ。
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