報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

信心の足りなさが露呈した登山

2015-03-31 22:47:38 | リアル旅行記
 法華講ブロガーさん達が慶祝登山における歓喜を書かれておられる。
 私は最終日である本日、行ってきた。
 つぶやきが殆ど無かった理由は、つぶやけないほどに忙しかったからというのが大きい。
 職場に土産を買って行く余裕も無かったくらいだ。
 確かに御山は桜が満開に近く、それだけ見ても私はいいタイミングで登山したのだろう。
 富士山も程よく雪を被った状態で、上手い人が撮れば絵葉書みたいな写真が撮れたのではないかと思う。
 だけど、何故か写真に撮りたいとは思わなかったな……。
 まあ、他のブロガーさん達が撮ってるからいいかと思ったからかもしれない。

 私は往路のみ、地区で用意したレンタカーに乗せてもらった。
 参加した青年部員は、私と紹介者さんだけだったと思う。
 あとは壮年部員と婦人部員達か。
 私の地区だけがそうであって、他の地区や支部ではちゃんと若年層も参加していたが。
 つくづく、同年代と接する機会には恵まれていないようだ。
 タクシー運転手の班長が運転してくれたので、それに関しては任せて安心である。
 朝早く出発したこともあってか、渋滞に巻き込まれることもなく、結構早めに着けた感じだ。
 添書登山や支部総登山のワッペンの感覚でホルダーを持参したが、それより大きいサイズの物が渡され、仕方なく白い紐を1本頂いて使用する。
 記念登山弁当をもらい、味はまあまあ。
 わさび漬けが付いていないのが、却って私には加点部分だ。ありゃ一体何なんだ?
 一泊二日の登山の弁当も、もう少し味が良かったらなぁ……とボヤいたら、紹介者に、
「飯食いに来てるんじゃないんだからw」
 と、ツッコまれた。
 まあ、その通り。てか昔、“あっつぁブログ”でも、名無しのリスナーに同じことをツッコまれたことがあるが……あ!?
 すると、その名無しのリスナーはアンタかい!
 本人は否定していたが。
 全く。……ま、その頃から私は変わらんということだ。
 今生のうちは変わらないような気がする。

 坂井久美子さんの話を聞いたが、私が知っている以上の武闘派ぶりのようだ。
 あれで確かに茜オバハンに突撃しようものなら、向こうも黙っちゃいないのも頷ける。
 ワシャ知らんよ。

 御開扉だが、久しぶりに奉安堂が満席近くになるところを見た。
 普段は座らない後方席にあえて座るのも、良い機会だろう。
 しかしあまり後ろだと、確かに猊下の御姿が見えにくいので、オペラグラスが必要になるかもしれない。
 退場は楽だけどね。
 ところで今日は、一般客の締め出しはしていなかったもよう。
 桜や富士山だけでなく、私達にカメラを向けている無関係者がいたが、後で“フェイク”にでも載るのだろうか。
 私は勝手に「週刊創価セブン」と呼んでいるのだが。

 私の信心では御影堂に入ることはまず無いが、客殿もなかなか入る機会は無い。
 え?丑寅勤行に参加すれば入れるって?だからその信心が無いんだって。
 そんなだから、それはいい機会だったと思う。
 しかも内陣の上に上がれたりして、それはラッキーだったのかもしれない。退場はしにくいが。
 下世話な話だが、“法華講員50パーセント増”という呼称は何か、違和感を覚える。
 いや、私達信徒が呼ぶ分にはいいのだが、猊下様が軽々しく横文字を使われることに違和感があった。
 私の信心が足りないのだろうか。“法華講員数五割増”の方がしっくり来るのだが……。
 今から3年前のことだが、実家の曹洞宗菩提寺で法事があった際にそこの住職が、
「ただいま2012年度を持ちまして……」
 と、説法の際に西暦を使ったことに違和感を覚えたが、私がヒネくれてるだけなのか。

 あと、それと……うーん……これは話すべきかどうか……。
 全国支部代表発表の内容が……【お察しください】。
 ただ1つ感想が、『日本の弘通はスルーですか!?』である。

 いや、皆さん歓喜の記事をブログに書かれているのに、何か私だけ逆行する形で申し訳無い。
 私は自分で不良信徒だとは思っているが、あそこまで歓喜の無いものだったのか……。
 八木総監が任務者など裏方の皆様方にも労いの言葉を掛けられたことに、むしろ歓喜を感じた。

 で……えーと、頂いた記念品が袱紗(ふくさ)と“日興上人略伝”の冊子。
 パラパラ捲ってみると、ある程度は顕正会で聞かされた内容と同じである。
 日興上人に対する見方については、宗門も顕正会もあまり変わらないようだ。
 創価学会は……まあ、沖浦さんのイメージがあるので、【お察しください】。
 ただ、宗門の方がまだもう少し踏み込んだ解説をしているように思えた。
 他の五老僧が輪番をバックレたことは顕正会でも聞かされていたが、そもそも大聖人様の一周忌や三周忌までバックレていたことまでは聞かされていなかったので。
 普通にお寺番の業務をサボっていただけかと思っていた。
 信心に関しては、私とさほど変わらぬ連中だったんだな、五老僧って。
 もう1つの記念品はガラス製の……文鎮?
 見た目はきれいで高そうな品だが、何に使うのだろうか?……やっぱ文鎮???

 まあ、使うことはないが、せっかくなので取っておくことにする。
 いずれ何かの役に立つだろうと信じて。

 あとの過ごし方は、他の登山と一緒。
 六壺の夕勤行に参加して、あとは下山する。
 珍しく何台ものタクシーが客待ちしていた。
 ちょうど贔屓のタクシーが先頭に並んでいたので、そのまま乗り込む。
 ヘタすりゃ、迎車料金をボッタクる悪質タクシー会社があるので注意と教えてくれた運転手がいる会社だ。
 私が贔屓にしている会社は確かに良心的なもので(当然と言えば当然だが)、料金メーターと領収書を確認したが、ちゃんと正規料金が表示されていた。

 帰りの“やきそばエクスプレス”18号の車内は閑散としていた。
 道路も渋滞が予想されていたが、こんな不良信徒でも一応の加護はあるらしく、大した渋滞にも巻き込まれずに遅延は10分程度で済んだ。
 東京駅日本橋口のロータリーが狭くて、そこにバスやタクシー、一般車が集中したりするとカオス状態となって【お察しください】。
 正に、そこに巻き込まれた形だ。
 何とか対策をして頂きたいものである。

 無事に帰り着いたのが、22時頃。
 色々と考えさせれた登山であり、歓喜とは程遠かったものであった。
 多分私に功徳の現象が現れるのは、相当かなり先……いや、今生では無いのかもしれない。

 明日の今頃は……。
コメント (10)
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