報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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 実際のものとは異なります。

多摩準急先生との再会 2

2012-11-02 22:45:40 | 日記
 本日早朝、3ヶ月ぶりに仙台に帰って来た。昨日は新宿駅新南口発、JRバス東北“ドリーム政宗”号に乗ってみた。久しぶりの夜行バスだが、ツアーバスの事故がクローズアップされて尚それに乗る度胸は私には無いので、ちゃんとしっかり路線バスに避難させて頂いた。独立3列シートでトイレ付きなので、まあ旅慣れと準備がしっかりしていれば、それなりに快適かと(でもまあ、やっぱり夜行列車にも乗ってみたいよね)。因みに今、新宿駅新南口に出ても、バスには乗れないので注意。タイムズスクエアの横を通って、代々木駅の手前まで歩かないといけない。代々木駅東口からのアクセスの方がいいくらいだ。但し、都営大江戸線代々木駅からのアクセスはお勧めしない。理由は【お察しください】。“ドリーム政宗”号は独立3列シートでトイレ付き、れっきとした路線バスであり、ツアーバスではないが、運転手は1人乗務なので、それに不安のある人にもお勧めしない。東北急行バスや宮城交通などは2人乗務なので、そちらの路線をお勧めする。つまり、ツアーバスの安全対策は2人乗務や距離制限はあまり関係無いということだね。最大の安全対策は、ツアーバスそのものの規制だと思うが……。

 さてさて、多摩準急先生の話だった。氏は小説書きの趣味は無期限停止を決め込め、私と同じ警備会社に就職し、仙台地区を担当するエリアに配属されている。地元石巻市の復興に情熱を注いでおり、情熱だけは市長に立候補しても良いのではないかと思うほどだ。そんな中、ボランティアに来ていた台湾仏教会“慈済”の行動力に感銘を受け、今ではその一員として活動をしておられる。但し、氏に言わせれば、
「あくまで所属しているのは、“慈済”が設立したNPO法人たるボランティア団体であり、“慈済”そのものに入信したわけではない」
 とのことである。ただ、お誘いは受けているとのこと。これは……何だろうね。例えて言えば、創価学会に入会はしていないが、公明党の党員というのと同じことだろうか。そういうことってあるのかな?あとは、幸福の科学の信者ではないが、幸福実現党の党員とか……。
 どこの団体でも体験発表というのは行っていて、多摩準急先生も“慈済”の機関誌に体験発表が記載されていた。しっかり、ボランティア団体の一員である。とにかくこれで仏教には縁しているわけだ。今更ながら、釈尊の生き様に感動したってさ。まあ、特権階級の身分を捨てて、民衆救済に人生を捧げるなんて、普通できることでないけど……。私なら、やれ老害と言われようが、既得権益は絶対に手放さない。負け組がいるからこそ、勝ち組が存在しているのである。だからこそ、私よりずっと堅固な既得権益にしがみついている人達を否定はしないが、仮に私が既得権益に有り付いた場合には文句は言わせない。
こんなことを書くのは、私自身も既に得た権益の1つや2つ【これ以上は自主規制致します】。日蓮正宗にいたら、これらが失われ【だから自主規制だって!】。
 多摩準急先生には、代わりに日蓮正宗の書籍を渡した。特に、顕罰や冥罰について興味があるらしい。例えば宗門関係者から見て、浅井会長や池田名誉会長の堕獄は確実だろう。しかし、正しい信心をしていて早死にする信徒がいる反面、これらの大謗法者はなかなか【お察しください】。それは何故か?そういうのに、多摩準急先生は興味あったらしいんだね。だから、それも説明しておいた。どんなに生前、10人が10人とも“いい人”だと思う人が早死にし、誰もが嫌な奴と嫌う者が長生きしてしまうのは何故かとかね。私は罪障を借金に例えて説明するのが好きなので、それが分かりやすいとのことだった。ま、説明する本人が、そろそろ返済能力を突破して、“自己破産”しなきゃいけなくなりつつあるのだが……。
 お寺のお坊さんが話をする方が、より有難みもあるだろうが、なかなか敷居が高いらしい。だから、
「何で日蓮正宗は、他の宗派の坊さんみたく、外に出て活動しないのか?」
 と、聞いてきたが、こればかりは私にも分からない。
「そういう方針だから」
 だけでは、子供の答えだな。大人の答えとして、
「信徒が一生懸命外で活動してるから、お坊さんが外に出る必要無いんですよ」
 と、言っておいた。無論、私のしゃべる事だ。色々な意味が含まれている。果たして、多摩準急先生はどういう意味に捉えただろうか。
コメント
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