中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

訓練カリキュラムにPDCAを取り入れる!

2019年05月16日 05時13分51秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」213ページ「公共職業訓練の概要」を読みましたが、今日は215ページ「企業等のニーズに応えたPDCAサイクルによる訓練コースの見直し」を見ます。

下図について白書は、機構の職業能力開発総合大学校においては、最新の技術革新などの動向を踏まえた職業訓練内容への見直しや企業の人材ニーズを把握するための調査を実施しており、それを踏まえ、ポリテクセンター及びポリテクカレッジの訓練カリキュラムの見直しを行っている。また、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルにより、訓練コースの見直しを実施している。

例えば、2017 年度の離職者訓練コースの設定に当たり、機構の 2016年度の訓練コースのうち 3 割の訓練カリキュラムの見直しを実施した。具体的には、薄板から厚板まで幅広い溶接技術を習得する内容により実施していた「溶接加工科」について、近年、鉄骨構造物の需要増大等の影響により、特に厚板の溶接に関する求人が増加してきたことから、厚板の溶接に関する訓練時間を増やし、人材ニーズの変化への対応を図った、とあります。

一方的になりがちな教育訓練にPDCAサイクルを取り入れるという考え方がとても良いですね。これによって、従業員のレベルアップを通じて経営力が向上されるのはまさに理想的な展開といえますね!!

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国都道府県等が実施する「公共職業訓練」を使っていますか??

2019年05月15日 05時00分37秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」211ページ「図 213-3 人材の確保・育成にかかる行政からの支援の要望」を読みましたが、今日は213ページ「公共職業訓練の概要」を見ます。

下図について白書は、国、都道府県等は、職業能力開発促進法に基づき、労働者が段階的かつ体系的に職業に必要な技能及びこれに関する知識を習得するため、公共職業能力開発施設を設置し、①離職者訓練、②在職者訓練、③学卒者訓練を実施している、とあります。

国による職業訓練は、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構(以下「機構」という。)の職業能力開発促進センター(以下「ポリテクセンター」という。)及び職業能力開発大学校・短期大学校(以下「ポリテクカレッジ」という。)が、都道府県による職業訓練は、各都道府県の職業能力開発校・短期大学校がそれぞれ主となって、産業界や地域のニーズを踏まえて実施している、とあります。

そういえば、先日、金属加工を短期大学で学んだという経営者がいましたが、こういうことだったのですね。知らない間に使っているかもしれませんが、もっと積極的に使うようにした方がいいですね!!

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「生産性向上人材育成支援センター」を知っていますか??

2019年05月14日 05時03分32秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」210ページ「図 213-2 ICT 化を実施する場合の人材面での課題」を読みましたが、今日は211ページ「図 213-3 人材の確保・育成にかかる行政からの支援の要望」を見ます。

下図から、人材の確保・育成にかかる行政からの支援の要望をみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに、上位 3項目は「職業訓練を実施する事業主への助成金の支給対象の拡大や支給額の増額」、「従業員の指導力強化に向けた勉強会の実施」、「ものづくり人材向け在職者訓練の充実」となっている(図213-3)ことが分かります。

要望項目ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果なし企業」の方が、「製造現場の改善に向けたコンサルティングや相談窓口の設置」、「従業員の指導力強化に向けた勉強会の実施」といった要望を挙げる割合が高い。

厚生労働省では、中小企業等の労働生産性向上を支援するために、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する全国の職業能力開発促進センター及び職業能力開発大学校・短期大学校等に「生産性向上人材育成支援センター」を設置し、企業の人材育成に関する相談支援から、課題に合わせた「人材育成プラン」の提案、職業訓練の実施までを一貫して支援している(詳細は第 2 章第 2 節 2(1)に後述)。

同センターが実施する在職者訓練及び生産性向上支援訓練については、条件を満たせば、人材開発支援助成金を受けることができる(詳細は第 2章第 2 節 3(1)に後述)。今後も、企業ニーズに即した公的職業訓練の実施により、人材育成・確保の支援を行っていくことが必要である、とあります。

確かにものづくりの現場に行くと、上位3項目に対する声は多いですね。しかし、私自身も「生産性向上人材育成支援センター」という機関を今回初めて知ったので、認知度に課題がありそうですね!!

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人材とノウハウの不足が課題である!

2019年05月13日 05時21分26秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」209ページ「図 213-1 ものづくり人材の育成の課題」を読みましたが、今日は210ページ「図 213-2 ICT 化を実施する場合の人材面での課題」を見ます。

下図から、ICT(情報通信技術)化を実施する場合の人材面での課題(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに、「人材の不足」が最も高く、「育成のためのノウハウの不足」、「他に優先する課題がある」と続く(図 213-2)ことが分かります。

白書は、課題ごとに「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果なし企業」の方が、「人材の不足」、「育成のためのノウハウの不足」、「確保・育成の効果がわからない」といった課題を挙げる割合がより高い、とあります。

今日も人材育成の難しさを感じさせる結果ですね。問題はこの状況をどのようにして克服していくかです。そのヒントを得るために読み進んでいきましょう!!

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人材育成の課題は何ですか??

2019年05月12日 06時56分22秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」208ページ「図 212-15 労働生産性の向上分の配分先」を読みましたが、今日は209ページ「図 213-1 ものづくり人材の育成の課題」を見ます。

下図からものづくり人材の育成の課題(複数回答)についてみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに、「若年ものづくり人材を十分に確保できない」が最も高く、「指導する側の人材が不足している」が続く(図 213-1)ことが分かります。

この結果について白書は、課題ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果なし企業」の方が、「指導する側の能力や意欲が不足している」、「育成ノウハウがない」、「指導する側の人材が不足している」といった課題を挙げる割合がより高い、とあります。

人材不足が人材不足を生む悪循環に陥ってしまう現状が垣間見られますが、白書はこの点についてどのように考えているのでしょうか。読み進んでいきましょう!!

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生産性が向上したら、まずは処遇を改善せよ!!

2019年05月11日 05時52分19秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」208ページ「図 212-14 労働生産性が向上した具体的な事象」を読みましたが、今日は208ページ「図 212-15 労働生産性の向上分の配分先」を見ます。

下図から「労働生産性が向上した」と回答した企業における労働生産性の向上分の配分先(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」では、「賃金などの処遇の改善」 が最も高く、「設備投資の増強」、「作業環境の整備」、「採用・人材育成の強化」と続きますが、「成果なし企業」では、「設備投資の増強」が最も高く、次に「賃金など処遇の改善」が続いている(図 212-15)ことが分かります。

この結果について白書は、配分先ごとに、人材育成の「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、「成果あり企業」の方が、「採用・人材育成の強化」、「作業環境の整備」、「賃金など処遇の改善」といった分野に配分したとする割合がより高い。

人材育成の「成果あり企業」では、労働生産性の向上分が「採用・人材育成の強化」や「賃金など処遇の改善」といった人材への投資により配分されている傾向がうかがえる、とあります。

労働生産性が向上したら、まずは「賃金など処遇の改善」した方が良さそうですね~!!

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労働生産性が向上すると・・・

2019年05月10日 05時02分18秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」207ページ「図 212-13 労働生産性を向上させるために行っている取組」を読みましたが、今日は208ページ「図 212-14 労働生産性が向上した具体的な事象」を見ます。

下図から「労働生産性が向上した」と回答した企業に対して、労働生産性が向上した具体的な事象としてどのようなものがあるかを見ると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」いずれにおいても「売上・利益の向上」が最も高く、次いで「生産・加工にかかる作業時間の短縮」となっている(図 212-14)ことが分かります。

具体的な事象ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「技術水準や品質の向上」、「不良率の低下」、「製品やサービスに対する顧客満足度の向上」といった事象を挙げる割合がより高くなっています。

では、「売上・利益の向上」という成果はどのようになったのでしょうか?明日、見ていきましょう!!

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生産性向上の鍵は「独自性・新設備・形式知化」!!

2019年05月09日 05時01分26秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」206ページ「図 212-12 IT 人材の育成に向けた取組」を読みましたが、今日は207ページ「図 212-13 労働生産性を向上させるために行っている取組」を見ます。

下図から、労働生産性を向上させるために行っている取組(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに、「改善の積み重ねによるコスト削減」が最も高く、「改善の積み重ねによる納期の短縮」、「新しい生産設備の導入」が続いており、改善に代表される効率化に関する取組が最も多く行われている(図 212-13)ことが分かります。

人材育成の「成果なし企業」では、改善の取組において、「成果あり企業」の割合を上回るものがなく、労働生産性の向上に向けた取組が比較的低調であるといえる。

白書は、それぞれの取組ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「改善の積み重ねによる納期の短縮」、「他社にはできない加工技術の確立」、「新しい生産設備の導入」、「工場のデジタル化(見える化、状況の一元把握等)の促進」といった取組を挙げる割合がより高い、とあります。

生産性向上のキーワードは「独自性・新設備・形式知化」ということですね!!

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人材育成の鍵は会社の指示である!

2019年05月08日 04時42分38秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」205ページ「図 212-10 社内における IT 人材の過不足状況」を読みましたが、今日は206ページ「図 212-12 IT 人材の育成に向けた取組」を見ます。

下図から、IT 人材の育成に向けた取組(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」では、 「会社の指示による社外機関での研修・講習会への参加」が最も高い(図 212-12)ことが分かります。

この結果について白書は、それぞれの取組ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、「成果あり企業」の方が、「会社の指示による社外機関での研修・講習会への参加」、「ICT 化方針の策定や明確化」、「ICT 化に向けた経営層の理解の促進」、「社内での自主的な勉強会などの奨励」といった取組を挙げる割合がより高いとあります。

さらに、ここまでを踏まえ白書は、IT 人材に関しては、過不足状況は人材育成の成果の有無で差はないものの、IT 人材の確保と育成については、人材育成の成果の有無によって対応に差があることが分かる、とあります。

やはり組織が明確な方向性を出すことが重要ということですね。これは納得ですね。読み進んでいきましょう!!

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4 分の3以上がIT人材不足である!!

2019年05月07日 05時15分25秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」205ページ「図 212-9 個人が自己啓発を行う上での問題点(製造業)(正社員)」を読みましたが、今日は205ページ「図 212-10 社内における IT 人材の過不足状況」を見ます。

下図から、IT 人材の過不足状況をみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」のいずれにおいても 4 分の3以上の企業が不足しているとしている(図 212-10)ことが分かります。

次に、IT 人材の確保の方法(複数回答)についてみると、人材育成の「成果あり企業」では、「自社の既存の人材を IT 人材に育成する」が最も高く、「成果なし企業」では、「ICT に精通した人材を中途採用する」が最も高い(図 212-11)ことが分かります。

IT人材が不足している。どのようにしたら良いのでしょうか?読み進んでいきましょう!!

※GW明けの今日はものづくり補助金の申請前日です。すでに書き上げた方、大変お疲れ様でした。まだの方、もう少しです。頑張りましょう~!!!

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自己啓発を負担に感じてしまう。。。

2019年05月06日 06時59分37秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」204ページ「図 212-8 自己啓発の支援の状況」を読みましたが、今日は205ページ「図 212-9 個人が自己啓発を行う上での問題点(製造業)(正社員)」を見ます。

下図から、製造業において、自己啓発に問題を感じる労働者は79.9%となっている(図 212-9)ことが分かります。

自己啓発を行う上での問題点(複数回答)としては、「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」が最も高く、「家事・育児が忙しくて自己啓発の余裕がない」、「費用がかかりすぎる」と続いている。

前述のように、企業において、金銭的支援は比較的多く取組がみられるが、労働者が多く問題を感じている時間に係る支援については、「就業時間の配慮」を行っているとする割合は、人材育成の「成果あり企業」においても2割程度と、取組割合が相対的に低いことが分かります。

私は5月8日のものづくり補助金申請が終わったら、中旬には「南紀白浜トライアスロン大会」があるのでそのトレーニング、並行して、月末には「ファイナンシャルプランナー2級」の試験があるので暗記、しかも、4月末は決算なので一年分の経理処理も隙間時間でしないといけません~。忙しいという字は「心を亡くす」と書くので、どんなに時間がなくてもこの言葉だけは言わないようにしています~。”楽し苦”いきましょう!

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自己啓発の取り組みを評価しましょう!!

2019年05月05日 07時29分45秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」201ページ「図 212-7 実施している OFF-JT の内容」を読みましたが、今日は204ページ「図 212-8 自己啓発の支援の状況」を見ます。

下図から自己啓発の支援の状況(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」では、「受講料などの金銭的支援」が最も高く、「資格等を取得した際の手当や一時金の支給」、「教育訓練機関、通信教育等に関する情報提供」と続く(図 212-8)ことが分かります。

一方で、「成果なし企業」では、上位 2 つの順位は同様だが、3 番目に「特に支援を行っていない」が挙げられている。

この結果について白書は、支援内容ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「資格等を取得した際の手当や一時金の支給」、「受講料等の金銭的支援」、「個々の自己啓発実績を人事部で把握・記録」といった支援を行っているとする割合がより高いことが分かります。

本来自己啓発は会社とは別に自分の判断で行うべきことなので、会社からの評価を求めるのは筋が違うような気がしますが、とはいえ、頑張ったら誰かに褒めてほしいと思うのが、普人間の性なのでしょうね。経営者は意識して褒めないといけませんねから!

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OFF-JTに積極的に取り組んでいますか??

2019年05月04日 05時20分47秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」195ページ「図 212-6 人材育成を促進させるために実施している取組」を読みましたが、今日は201ページ「図 212-7 実施している OFF-JT の内容」を見ます。

下図から企業が実施している OFF-JT の内容(複数回答)についてみると、人材育成の「成果あり企業」では、「主任、課長、部長など各階層に求められる知識・技能を習得させるもの」が最も高く、「加工など製造技術に関する専門的知識・技能を習得させるもの」、「仕事に関連した資格の取得を目指すもの」が続く(図 212-7)ことが分かります。

この結果について白書は、OFF-JT の内容ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「加工など製造技術に関する専門的知識・技能を習得させるもの」 、「機械の保全に関する専門的知識・技能を習得させるもの」、「新たに導入された(あるいは導入予定の)設備機器等の操作方法に関する知識・技能を習得させるもの」といった内容を挙げる割合がより高い、とあります。

OJTも重要ですが、ヒトが育つのはOFF-JTであったり気がしますね~!

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人材育成には「改善提案の奨励」を!!

2019年05月03日 09時04分04秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」194ページ「図 212-5 日常業務における人材育成の取組」を読みましたが、今日は195ページ「図 212-6 人材育成を促進させるために実施している取組」を見ます。

下図から人材育成を促進させるために実施している取組(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに、「改善提案の奨励」が最も高く、「資格や技能検定などの取得の奨励」、「研修などの OFF-JT(会社の指示による職場を離れた教育訓練)の実施」と続く(図 212-6)ことが分かります。

この結果について白書は、「特に何も行っていない」は、「成果あり企業」に比べて「成果なし企業」の割合が高くなっているものの、ほとんどの企業が人材育成を促進させるために、何らかの取組を行っていることが分かる。

それぞれの取組ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「研修などの OFF-JT の実施」、「資格や技能検定などの取得の奨励」、「熟練技能者による専任指導や勉強会開催など技能伝承のための仕組みの整備」といった取組を挙げる割合がより高い。

なお、厚生労働省では、ものづくり分野で優れた技能、豊富な経験等を有する熟練技能者を「ものづくりマイスター」として認定し、企業・業界団体・教育訓練機関に派遣して若年技能者に対する実技指導を行っている(詳細は第 2 章第 2 節 5(2)に後述)、とあります。

GWにもかかわらず、ものづくり補助金の申請でワサワサしている方も多いと思います。人材を育成させるための取組には何があるかなと思い、「資格や技能検定などの取得の奨励」は思いついたのですが、「改善提案の奨励」が出てこなかったですね。こういう言葉を引用すると良い申請書になっていきますね~!

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OJTはどのように行っていますか??

2019年05月02日 07時37分14秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」190ページ「図 212-4 人材育成方針の社内での浸透度」を読みましたが、今日は194ページ「図 212-5 日常業務における人材育成の取組」を見ます。

下図から日常業務における人材育成の取組(OJT)(複数回答)についてみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに「日常業務の中で上司や先輩が指導する」が最も高く、「作業標準書や作業手順書を活用する」 、「身につけるべき知識や技能を示す」と続いており、上位は同様の順位となっていますが、「何も行っていない」は、人材育成の「成果あり企業」では該当がなく、「成果なし企業」においても極めて低くなっている(図212-5)ことが分かります。

この結果について白書は、それぞれの取組ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「現場での課題について解決策を検討させる」、「個々の従業員の教育訓練の計画をつくる」、「身につけるべき知識や技能を示す」といった取組を挙げる割合がより高い、とあります。

OJTはついつい現場任せにしがちなような気がしますが、人材育成の方針が必要ということなのですね。納得ですね!

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