中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

生産性が向上したら、まずは処遇を改善せよ!!

2019年05月11日 05時52分19秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」208ページ「図 212-14 労働生産性が向上した具体的な事象」を読みましたが、今日は208ページ「図 212-15 労働生産性の向上分の配分先」を見ます。

下図から「労働生産性が向上した」と回答した企業における労働生産性の向上分の配分先(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」では、「賃金などの処遇の改善」 が最も高く、「設備投資の増強」、「作業環境の整備」、「採用・人材育成の強化」と続きますが、「成果なし企業」では、「設備投資の増強」が最も高く、次に「賃金など処遇の改善」が続いている(図 212-15)ことが分かります。

この結果について白書は、配分先ごとに、人材育成の「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、「成果あり企業」の方が、「採用・人材育成の強化」、「作業環境の整備」、「賃金など処遇の改善」といった分野に配分したとする割合がより高い。

人材育成の「成果あり企業」では、労働生産性の向上分が「採用・人材育成の強化」や「賃金など処遇の改善」といった人材への投資により配分されている傾向がうかがえる、とあります。

労働生産性が向上したら、まずは「賃金など処遇の改善」した方が良さそうですね~!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆