中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

女性・シニアに対する固定観念を払拭させる!!

2018年07月08日 05時02分37秒 | 2018年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「中小企業白書」135ページ「第 2-1-27 図 中小企業における女性・シニアの活用状況」をみましたが、今日は137ページ「第 2-1-30 図 女性・シニアの活用状況別に見た、職場環境整備の取組内容」をみます。

下図から女性・シニアを活用するに当たって行った職場環境整備の取組を見ると、「勤務時間の柔軟化」が最も回答割合が高く、次いで、「職場環境・人間関係の配慮」、「時間外労働の削減・休暇取得の徹底」の回答が続いていることが分かります。

白書は、女性・シニアの活用を3年前に比べて積極化している企業においては、各取組の実施割合が高いことが見て取れる。女性・シニアを活用するためには、従業員の負荷を減らし、働きやすい職場を作ることが重要と推察される、とあります。

次に、女性・シニアの業務範囲拡大へ向けた取組の実施状況を見ると、「男性・若手の仕事と決めていた仕事を女性・シニア等に担当させた」、「フルタイム正社員の仕事と決めていた仕事を複数のパート社員等に細分化した」の回答が上位となっていることが分かります。

これについて白書は、例えば男性正社員を確保したくてもできない場合等に、発想を変えて男性正社員が行うはずだった業務を新たに女性やシニアに担当させる、または業務を細分化して複数のパート社員等に振り分けることで男性正社員不足に対応しているケース等があるものと考えられる。女性・シニアの業務範囲における固定観念を払拭して活躍の幅を広げている企業が一定数存在するものと推察される、とあります。

確かに運転手や作業員は男性、看護師や保育士は女性を感じさせますが、そういうのが固定観念を排除する必要があるのでしょうね!!

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