おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の89ページ「第 2-1-2 図 取引額の最も多い親事業者への依存度」をみましたが、今日は90ページ「第 2-1-3 図 下請事業者が常時取引している親事業者の数」をみます。
下図から親事業者数別に依存度を見ると、1995年では、常時取引している親事業者が5社以下の割合が70%程度であったが、2014年には、60%以下まで減少していることが分かります。

他方で、20社以上の割合は、1995年には10%程度であったが、2015年には、17%程度まで増加していることが見て取れます。
これらを踏まえ、白書は、下請事業者の親事業者に対する依存率は下がっており、かつ、取引額が多い親事業者への依存度も減少傾向にあることが分かる。
このように、従来の大企業の下請を中心として固定的な取引関係が変化していることがいえよう、とあります。
下請けからの脱却というのが、中小企業のあるべき姿の一つでもあるので、これは良い流れといえるのでしょうね!
昨日は中小企業白書(2016年版)の89ページ「第 2-1-2 図 取引額の最も多い親事業者への依存度」をみましたが、今日は90ページ「第 2-1-3 図 下請事業者が常時取引している親事業者の数」をみます。
下図から親事業者数別に依存度を見ると、1995年では、常時取引している親事業者が5社以下の割合が70%程度であったが、2014年には、60%以下まで減少していることが分かります。

他方で、20社以上の割合は、1995年には10%程度であったが、2015年には、17%程度まで増加していることが見て取れます。
これらを踏まえ、白書は、下請事業者の親事業者に対する依存率は下がっており、かつ、取引額が多い親事業者への依存度も減少傾向にあることが分かる。
このように、従来の大企業の下請を中心として固定的な取引関係が変化していることがいえよう、とあります。
下請けからの脱却というのが、中小企業のあるべき姿の一つでもあるので、これは良い流れといえるのでしょうね!