おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の48ページ「第 1-2-23 図 入職者の従業者規模別未就業者・既就業者割合」をみましたが、今日は51ページ「第 1-2-27 図① 減価償却費の推移」をみます。
下図から、減価償却費の推移を規模別に見ると、大企業が2008年第1四半期をピークに緩やかな減少傾向にあるのに対して、中小企業は2013年第1四半期より緩やかな上昇傾向にあることが分かります。

この結果について白書は、2006年平均では大企業と中小企業の間に約3.5兆円の差があったが、2015年平均では差が約2.1兆円と縮まっている、とあります。
中小企業の経常利益が高まっている要因の一つが、減価償却費が少なくなっているからということです。
ですが、経営が苦しい中小企業は、あえて減価償却費を計上しなかったという話を聞くことが頻繁にあります。
減価償却費は費用なのに支出を伴わないため利益が出たときに大きく償却することができると、経営の自由度が高まると思うのですが、なぜ難しいのですかね??
昨日は中小企業白書(2016年版)の48ページ「第 1-2-23 図 入職者の従業者規模別未就業者・既就業者割合」をみましたが、今日は51ページ「第 1-2-27 図① 減価償却費の推移」をみます。
下図から、減価償却費の推移を規模別に見ると、大企業が2008年第1四半期をピークに緩やかな減少傾向にあるのに対して、中小企業は2013年第1四半期より緩やかな上昇傾向にあることが分かります。

この結果について白書は、2006年平均では大企業と中小企業の間に約3.5兆円の差があったが、2015年平均では差が約2.1兆円と縮まっている、とあります。
中小企業の経常利益が高まっている要因の一つが、減価償却費が少なくなっているからということです。
ですが、経営が苦しい中小企業は、あえて減価償却費を計上しなかったという話を聞くことが頻繁にあります。
減価償却費は費用なのに支出を伴わないため利益が出たときに大きく償却することができると、経営の自由度が高まると思うのですが、なぜ難しいのですかね??