おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は、「平成25年度 特定非営利活動法人に関する実態調査」 98ページの「NPO法人会計基準」をみましたが、今日は100ページの「活動計算書への移行に当たっての困難」をみます。
「NPO法人会計基準」を採用している法人を対象として、「活動計算書への移行に当たっての困難」をみると、「処理しやすくなったため問題なし」が27.4%ですが、 一方、「難しかった」意見では「勘定科目の表示方法が変わったため難しかった」(16.2%)、「会計処理の方法が変わったため難しかった」(15.7%)があげられていることが分かります。
そもそもNPO法人会計基準がなぜ誕生したのかに遡ると、これまでNPOの会計には統一したルールがなかったためにNPO毎に会計が千差万別であり、その結果、会計の実態を把握しづらいという課題があったためです。
これを踏まえ、この問を整理すると、「従前の活動計算書」から「NPO法人会計基準で定めた活動計算書へ移行した際の感想であり、「勘定科目の表示方法が変わった」、「会計処理の方法が変わった」ことが実務的な困難と読むことができます。
担当者にとって勘定科目や会計処理は頭ではなく体で覚えているので、変更には戸惑いが出るということですね。
昨日は、「平成25年度 特定非営利活動法人に関する実態調査」 98ページの「NPO法人会計基準」をみましたが、今日は100ページの「活動計算書への移行に当たっての困難」をみます。
「NPO法人会計基準」を採用している法人を対象として、「活動計算書への移行に当たっての困難」をみると、「処理しやすくなったため問題なし」が27.4%ですが、 一方、「難しかった」意見では「勘定科目の表示方法が変わったため難しかった」(16.2%)、「会計処理の方法が変わったため難しかった」(15.7%)があげられていることが分かります。
そもそもNPO法人会計基準がなぜ誕生したのかに遡ると、これまでNPOの会計には統一したルールがなかったためにNPO毎に会計が千差万別であり、その結果、会計の実態を把握しづらいという課題があったためです。
これを踏まえ、この問を整理すると、「従前の活動計算書」から「NPO法人会計基準で定めた活動計算書へ移行した際の感想であり、「勘定科目の表示方法が変わった」、「会計処理の方法が変わった」ことが実務的な困難と読むことができます。
担当者にとって勘定科目や会計処理は頭ではなく体で覚えているので、変更には戸惑いが出るということですね。