おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 22ページの「企業規模(資本金)別の海外生産有無」をみましたが、今日は23ページの「中小・中堅企業が海外進出する際の課題」をみます。
2008年の「リーマンショック」以降、自動車部品では国内での生産減少や輸入部品拡大を背景に、従来の完成車メーカーと中堅・中小企業による部品メーカーが形成していた強固な系列(ピラミッド構造)が崩れる可能性に直面していることが分かります。
このような状況を受け、国内需要が頭打ちになる中で海外需要の取り込みも重要となるものの、中小・中堅企業にとって、海外進出の際には「現地マネジメント担当者の確保」など課題も存在していることが分かります。
中小企業は、大企業と比べて財務面などの企業体力が乏しいために、海外進出による失敗がその企業の倒産を招く恐れもあり、リスクにも向き合う必要が生じます。
中小企業による海外進出は、まさに生き残りをかけた戦いといえますが、ただ送り出すだけでなく、現地マネジメント担当者に課題があるという前提を踏まえてサポートすることの必要性がより重要ということですね。
昨日は2013年度ものづくり白書 22ページの「企業規模(資本金)別の海外生産有無」をみましたが、今日は23ページの「中小・中堅企業が海外進出する際の課題」をみます。
2008年の「リーマンショック」以降、自動車部品では国内での生産減少や輸入部品拡大を背景に、従来の完成車メーカーと中堅・中小企業による部品メーカーが形成していた強固な系列(ピラミッド構造)が崩れる可能性に直面していることが分かります。
このような状況を受け、国内需要が頭打ちになる中で海外需要の取り込みも重要となるものの、中小・中堅企業にとって、海外進出の際には「現地マネジメント担当者の確保」など課題も存在していることが分かります。
中小企業は、大企業と比べて財務面などの企業体力が乏しいために、海外進出による失敗がその企業の倒産を招く恐れもあり、リスクにも向き合う必要が生じます。
中小企業による海外進出は、まさに生き残りをかけた戦いといえますが、ただ送り出すだけでなく、現地マネジメント担当者に課題があるという前提を踏まえてサポートすることの必要性がより重要ということですね。