おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 74ページの「安定・拡大期において社内で必要となる人材」をみましたが、今日は87ページの「再起業の際の取組」をみます。
再起業時の障害の有無をみると、72%が「障害があった」と回答しており、その具体的な障害として、約6割が「資金調達が難しかった」であることから、再起業時には資金調達が最大の障害となっていることが分かります。
続いて、再起業してうまくいくために必要なことを見ると「これまでの知識・経験・ノウハウを活かす」と回答した割合が最も高く、既存の知識・経験・ノウハウを活かしつつ、新たな取組を行うことが、再起業で成功するために、重要であることが分かります。
当社のクライアントにも倒産企業での社長経験を持つ方がいますが、白書の通り、金融機関に相談したが必要額を調達できず困っている状況にあるものの、ビジネスに関しては様々な面で達観しています。
政府は成長戦略において現在5%以下の企業の開業率を2020年までに10%に倍増させる目標を打ち出すとしていますが、撤退した起業家が再び挑戦することができる環境を整えるセーフティーネットの整備が、起業のリスクを低減させ起業しやすい環境を整えることにつながるということです。
昨日は2012年度中小企業白書 74ページの「安定・拡大期において社内で必要となる人材」をみましたが、今日は87ページの「再起業の際の取組」をみます。
再起業時の障害の有無をみると、72%が「障害があった」と回答しており、その具体的な障害として、約6割が「資金調達が難しかった」であることから、再起業時には資金調達が最大の障害となっていることが分かります。
続いて、再起業してうまくいくために必要なことを見ると「これまでの知識・経験・ノウハウを活かす」と回答した割合が最も高く、既存の知識・経験・ノウハウを活かしつつ、新たな取組を行うことが、再起業で成功するために、重要であることが分かります。
当社のクライアントにも倒産企業での社長経験を持つ方がいますが、白書の通り、金融機関に相談したが必要額を調達できず困っている状況にあるものの、ビジネスに関しては様々な面で達観しています。
政府は成長戦略において現在5%以下の企業の開業率を2020年までに10%に倍増させる目標を打ち出すとしていますが、撤退した起業家が再び挑戦することができる環境を整えるセーフティーネットの整備が、起業のリスクを低減させ起業しやすい環境を整えることにつながるということです。