中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

安定・拡大期において必要な社内人材とは?

2013年06月20日 05時09分09秒 | 2013中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年度中小企業白書 73ページの「安定・拡大期における課題」をみましたが、今日は74ページの「安定・拡大期において社内で必要となる人材」をみます。

安定・拡大期において必要な社内人材をみると、成長初期より割合の高かった「経営者を補佐する人材」、「販路開拓ができる人材」、「製品・サービスで高い技術を持つ人材」に加え、回答割合が大きく上昇した「後継者候補となる人材」が上位を占めていることが分かります。

仔細に見ると、地域需要創出型では、「後継者候補となる人材」と回答する企業の割合が最も高くなっています。これは地域需要創出型の起業家の起業時における平均年齢は40代半ばであることから、起業から5~10年を経過した安定・拡大期では、50代以上の経営者が多くなることが考えられ、事業承継が現実的な課題となっている様子がうかがえます。

また、グローバル成長型では、「企画・マーケティングができる人材」と回答する割合が大きく上昇しており、課題となっている新製品開発やマーケティングを行うための人材を求めていることが分かります。

このようにる起業形態別で必要となる人材が異なってくるということが興味深いですね!

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