おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 42ページの「規模別の資本装備率の推移」をみましたが、今日は43ページの「規模別の資本生産性の推移」をみます。
資本生産性とは、付加価値額を資本ストック(有形固定資産)で除したものであり、この指標が高いほど生産設備を効率的に使用できていることになります。
これを踏まえ、財務省「法人企業統計年報」により資本生産性みると、従来、小規模事業者の方が大企業、中規模企業よりも高い値であったが、近年、大きく低下をしていることが分かります。

1980年代には少ない設備等で従業者が力を発揮することで、大企業、中規模企業を超える高い資本生産性を実現していたが、近年になるほど経営課題が複雑化し、小規模事業者の資本ストック当たりの売上高が著しく低下し、資本生産性も大きく低下しているということです。
小規模事業者が労働生産性を高めるためには、資本ストック(設備等)の蓄積を行う、つまり、作業を熟練化させ資本装備率を更に高めていくと同時に、売上を伸ばし付加価値額を高めることで、資本生産性の低下に歯止めを掛けることが肝要ということです。
昨日は2012年度中小企業白書 42ページの「規模別の資本装備率の推移」をみましたが、今日は43ページの「規模別の資本生産性の推移」をみます。
資本生産性とは、付加価値額を資本ストック(有形固定資産)で除したものであり、この指標が高いほど生産設備を効率的に使用できていることになります。
これを踏まえ、財務省「法人企業統計年報」により資本生産性みると、従来、小規模事業者の方が大企業、中規模企業よりも高い値であったが、近年、大きく低下をしていることが分かります。

1980年代には少ない設備等で従業者が力を発揮することで、大企業、中規模企業を超える高い資本生産性を実現していたが、近年になるほど経営課題が複雑化し、小規模事業者の資本ストック当たりの売上高が著しく低下し、資本生産性も大きく低下しているということです。
小規模事業者が労働生産性を高めるためには、資本ストック(設備等)の蓄積を行う、つまり、作業を熟練化させ資本装備率を更に高めていくと同時に、売上を伸ばし付加価値額を高めることで、資本生産性の低下に歯止めを掛けることが肝要ということです。