おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年版中小企業白書85ページの「最も重視している直接投資先」をみましたが、今日は86ページの「効果的な海外販路開拓の取組」をみていきます。

中小企業の効果的な海外販路開拓の取組がどういったものであるかを、海外に販売拠点を保有していない輸出企業と保有している輸出企業に分けて取組の状況を比較した図です。
「現地向けの商品開発」、「研究開発を通じた自社製品の差別化」、「低価格品の充実」等の製商品に関する取組は販売拠点の有無にかかわらず効果的と回答する割合が高く、販路開拓においては自社製商品の充実・差別化が重要であることを示す結果となっています。
また保有している輸出企業は「現地法人設立による営業力強化」の取組が高い一方、保有していない輸出企業は「販売代理店の活用」、「商社の活用」、「ホームページ等を使った情報発信による認知度向上」への取組が高くなっていることから、マーケティングの方法に差があることも分かりますね。
昨日は2012年版中小企業白書85ページの「最も重視している直接投資先」をみましたが、今日は86ページの「効果的な海外販路開拓の取組」をみていきます。

中小企業の効果的な海外販路開拓の取組がどういったものであるかを、海外に販売拠点を保有していない輸出企業と保有している輸出企業に分けて取組の状況を比較した図です。
「現地向けの商品開発」、「研究開発を通じた自社製品の差別化」、「低価格品の充実」等の製商品に関する取組は販売拠点の有無にかかわらず効果的と回答する割合が高く、販路開拓においては自社製商品の充実・差別化が重要であることを示す結果となっています。
また保有している輸出企業は「現地法人設立による営業力強化」の取組が高い一方、保有していない輸出企業は「販売代理店の活用」、「商社の活用」、「ホームページ等を使った情報発信による認知度向上」への取組が高くなっていることから、マーケティングの方法に差があることも分かりますね。