LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

ピアサポーター講習会

2013-02-03 14:45:26 | 患者活動
先週金曜日に神戸であった「ピアサポーター養成講座」に行きました。全6回のうちの4回目でした。私は一回休んだけどね。朝10時から夕方4時まで、盛り沢山な内容で、その後全然疲れが抜けません… 一緒に行ってるJiroさんのほうが元気かもしれない。

今日は加古川河川敷へ郡市区対抗駅伝を見に行くつもりだったけど、とてもそんな元気はなく、それどころか、テレビでやってた丸亀ハーフも別大マラソンも上の空で、ひたすらダラダラです。

金曜日、午前中の講師であったがん専門看護師さんの話を聞くうち、いろいろと思うことがありました。思い出したこともたくさんありました。それはつらい事ではなく、むしろうれしいことって言えるかもしれません。

私は常に前向きで明るく病気に向き合ってきたわけじゃなく、治療から逃げたいと思って、実際そのことを看護師さんに相談し、主治医に訴えて、抗がん剤の回数を減らしてもらったくらいだったし、今思うと、ものすごく些細なことまで専門看護師さんのもとへ行って聞いてもらってたんだった。

通っていた病院にがん専門看護師さんがいて、さくらんぼクラブが始まって、病友がたくさんでき、家族の協力を得て、伴走者がたくさんいる状態だったわけで、それはとても在り難いことだったとあらためて思った。

この講習会の最初の頃は、「ピアサポーター、っったって、結局医師や看護師の孫請け的なことを無償で行うわけでしょ」と若干胡散臭い見方をしてたのですが、今は「借り(受けたもの)は返そう」と思いはじめてる、かな。

受講生が20人弱ほどですが、いろんな人がいて、お話しするのも楽しい。
皆、以前の自分のような人に寄り添いたいと思ってるみたい。

ただ、座り心地の良くない椅子で、底冷えする部屋で6時間っていうのはなかなかしんどいです。しかも内容的にも刺激たっぷりで、頭も体もカスカスになります