LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

裂き編み

2006-10-27 13:14:25 | 生活
 最近きれいなお宅訪問が多かったので、今日は我が家を片付けるぞと
意気込んで始めたが、横道にそれてしまった。

 ボロ布を溜めてるところを、つい触ってしまったのだ。

 ボロ布とは、着古した衣類のことで、切って台所で油分をふき取るのや
掃除に使うことにしている。気に入ったのは例の‘被り物’になったりもする。
最近はそういった用途に加えて"裂き編み"にすることもある。

 裂き編みに用いるには、生地の端っこにハサミをちょっと入れて
シャーっと引っ張って裂いて1センチくらいの幅の糸状にしなければいけない。
着物と違って曲線があるので面倒くさいのよ。
 
 糸が出来たら、今度はそれをかぎ針で編む。編みにくくて面倒くさい。
そんな面倒くさいことをして粗末な四角形や丸型を編む。
それらは鍋つかみやポット敷きなどになる。

 もともとがボロなので、色合いに統一感がなく、台所付近がよけい
乱雑になってるかもしれないけど、なんかねぇ、いじらしい顔をしてるん
ですよ、裂き編みって。

 裂き編み作業のあとは床に糸くずが散乱する。
片付けたかったのに散らかしている。