LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

なんちゃって茶会 -その1-

2006-10-21 22:43:56 | おでかけ
 前々から、いつか実現しましょうと言われ楽しみにしていた
お茶会に今日行ってきました。

 招いて下さったのは、正統派の茶道を上手に遊ぶKしゅう先生です。
私から見れば本格的だけど、先生は「気楽~に」というわけで、名づけて、

 なんちゃって茶会 ‘錦秋3人茶会’

という名前をつけました。お客が3人だったから。vol.2、3と続くといいな。
 
 なんちゃって、とはいえ、お床拝見もあるんですよ。掛け軸がかわいいの
Kしゅう先生は書道の先生でもあるので、自作の書でした。
「三人与れば文殊の智恵」の文字の下にはマルに目鼻をススッと描いた顔が3つ。
私たちお客が3人に因んだセレクトでした。表装も渋カワイイ。

 お花は、珍しい青いホトトギス、白いシュウメイギク、可憐なニチニチソウ、
それと、えーっと、名前忘れた、ピンク胡椒みたいな赤い実のついたの。

 そうそう、お部屋に入った時にはお香の残り香もありましたよ。

 三人の客が、へえ~、ほお~言ってる間にKしゅう先生はしずしずと
道具を運び、やがてお点前が始まる(という表現でいいのか?)。

 もっと緊張するかと思ってたけど、Kしゅうさんの流れるような動作を見ながら
美味しい菓子をいただきながら、しゃべってるうちにすごく気分良くなって、
お茶碗どうすればいいのォ?などと初心者っぽい質問しつつも超リラックス。

 客人にお茶を出し終えると、Kしゅうさんたら私にお手前を勧めたんだ
ま、「なんちゃって」だし、余興かもと思い挑戦してみた。生まれて初めての
本格シャカシャカ。家で勝手にやるときは左手で茶筅を持つが、今日は右手で行う。
最近は左利きの人も多いので、シャカシャカを左手で行い、最後の「のの字」だけ
右手に持ち替えるやり方もОKなんだって。

 お抹茶の味。客の一人はお茶のお稽古を続けてる人で、硬い味だ、とか
○○のお茶とは違う、と渋いところを発揮。また、へえ~、ほお~連発。

 お茶室に西日が射し込むころ御開きに。
すごく楽しかった。今度は‘クリスマス茶会’?