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クロヨナもそろそろ終わり?

2008年10月15日 | 何でも

夏ぐらいからクロヨナがあちこちで咲いていますが、そろそろ終わりでしょうか?先月くらいまではカヌーガイドをしている時も濃い青ピンク色(どんな色だ!)の花びらが川面に流れてとてもキレイでした。 調べてみると5~11月位までと書いてあります。実際春に見る事は、オイラはあまりありませんが・・・。

クロヨナはマメ科の仲間でインドかタイワンが原産と言われ、東南アジアやオーストラリア、ハワイ他にもあります。種子からはポンガム油(クロヨナ種子油)と言うのが取れて、ヘルペス、リウマチ、皮膚病の薬、ロウソクや石鹸、潤滑油、ランプの油、魚毒、殺虫剤の材料にもなるそうです。他にも樹皮や葉、根に傷をつけたり砕いたりすると緑色の汁がでて来て独特の臭いがします。これも薬になるらしく、痔、かっけ、腫瘍、潰瘍、目や皮膚の病気他に効く薬が作れるらしく、最近ではバイオ燃料にもなるんじゃないの?と言う万能な植物なんですね。探してたら既に化粧品に使っているメーカーがありました。



ネットや本では河口付近や海岸、マングローブ林内等に多いと書かれていますが、山中、特に沢沿いにも生えていたりします。 そう、勘の良い方はもうお分かりですね!このクロヨナの種子も海流散布で子孫を増やす、漂着種子の仲間とされています。ですから山中に生えているクロヨナはサガリバナやモダマ、スオウ等と同じように、過去の海進時にたどり着き根付いた昔々のクロヨナの子孫なんじゃないか?と言う訳です。近くを探してみると他の海流散布をする植物が生えている事も多く、クロヨナも昔の海の高さの証拠になると言っても良いんじゃないでしょうか?絶対じゃないですけどね。


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