7月の中旬ごろからキバウミニナの産卵が始まっています。キバウミニナとはマングローブ湿地などに住むキバウミニナ科・絶滅危惧種の巻貝で、化石に良く出てくるビカリアの現生種です。今までオイラはキバウミニナは真っ黒の卵塊を産むと思っていましたが、仲間同士で話してたところFさんが、「最初は半透明の卵塊を産むけど、だんだん汚れて黒くなるんじゃないの?」と言いました。???
それならば産んでる所を観察すれば良いんだ!と言う事で丁度時期だし行ってきました。
最初の画像ですが、まずキバウミニナはヒルギなどの根っこに逆さまになり、地面より少し高い所に卵塊を産み付けます。この画像だと既に黒い卵塊になってますね。
これを見て下さい。完全に産み終わった後ですが、場所によって黒っぽい所と半透明っぽい所があります。
そしてこれ、産んでる途中ですが、産み出している所は灰色で既に泥が付いてます。ですがその先は半透明ではあるんですが、砂や土泥が付いています。とまぁココまで見て来て、元々は半透明の卵塊だが卵を守る、分かり辛くする、為に自分で砂や泥を付けて結果的に黒くなったりしてるじゃないか? と言うのがオイラの考えです。次回行く事があったら乾いてしまってるのは難しいだろうから、産んだばかりの卵塊に水を掛けて見ようと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます