滝を目指して沢沿いを歩いていると、とっても艶々光った赤い実がなっていました。 ハダカホオズキ(ナス科、本州~八重山)です。 イヌホウズキはその辺でも良く見かけますが、ハダカホオズキは沢沿いとか湿った所が好きなようです。 普通の山中でこれよりもうちょっとでっかくて上向きに一つか二つ生ってるのはメジロホオズキですね。 あれも艶々で真っ赤でとっても可愛いです。 いずれもナス科でホオズキと同じアルカロイド系の毒があります。 特に酸漿根(さんしょうこん)と言われる地中部分はヒストニンと言う堕胎作用のある毒が含まれてるので要注意です! だけど赤い実にして目立たせると言う事は完熟した時だけ無毒になるのかなぁ?それとも少量なら大丈夫なのかな? 誰か試してみない?とは絶対に言えない。 試しちゃ駄目ですよ!
じゃぁ食用のホオズキや普通のナスはどうなのよ?!って思いますが、食用のホオズキでも毒の成分は微量ですが入ってるそうなので食べ過ぎは良くないらしいく、気になる人は「基本的には食べない方が良い」と覚えておくのが良いかも知れません。 もちろん地中部はヤバイです。 次にナスですが、やっぱり生で食べるのは普通しませんよね。 でも熱を加えるので大丈夫みたいですよ。 それにもともと薬用の食べ物だったくらいで、ガン予防・高血圧予防・動脈硬化予防・眼精疲労回復・他にも色々良く効くみたいで、夏の食べ物ですから体温を下げたり利尿作用もあるみたいです。 でもやっぱり体が冷えると言う事は妊婦さんには良くないとか・・・。 まぁとにかく何時も書くように毒=薬ですからね、使いようなんです。 ちなみにホオズキの袋の部分は、花のガクの部分だそうです。
あともう一個言っておくと、
ホウズキでなく、
ホオヅキでなく、
「ホオズキ」が正解です。
オイラも迷った。
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