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ヒノキバヤドリギ

2019年11月13日 | 何でも

関東から西で見られるヒノキバヤドリギ(現在はビャクダン科)です。ヤドリギと言うとクリスマスの日「ヤドリギの下にいる女性にはキスをしてもよい」とか、「女性はキスを拒んではいけない」とか、「キスしたりハグをするとヤドリギの不死の力が貰える」など、ヨーロッパ人のご先祖、古代ケルト人の言い伝えがあります。最初の部分なんか男性には都合の良い話ですね(笑)。なんでヤドリギを神聖化したかというと、宿主の木が落葉してもヤドリギは年中青々と緑の葉を付けていたから、と言う事です。ところで実際ヤドリギを見た事がある人はどれくらいいるでしょうか?オイラも石垣で見るまで見た事がなく、しかも普通のヤドリギは見た事がありません。

ヒノキバヤドリギは葉が退化してありません(見た目は)。ギザギザの葉は宿主のハマヒサカキかな?宿主からある程度栄養を吸い取るんですが、自分でも光合成をして生きてます。だから完全な寄生じゃなくて半寄生と言う感じ。でもあんまり沢山同じ木にヤドリギが付くと宿主を枯らしてしまうので、やはり怖い存在ですね。

先っちょや節にチョコチョコ付いてる黄緑色っぽいのが葉で、丸っこいのが蕾です。良ーく見るとピントが合ってない部分に咲いてる花もあります。光合成はこの小さな葉より、平べったい茎の部分が主で、と言うより全体で光合成しているようです。煎じて飲むと高血圧や痛み止めなど色々薬効もあるようです。

さて、来月にはクリスマスだから「自然を案内するよ!」とでも言って、この木の下に女の子を連れて来ようかな(笑)。

#リフトアップ石垣島エコツアー

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