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一残杓底の水

2013年04月23日 | FP的JC活動

「その道に入らんと思ふ心こそ 我身ながらの師匠なりけれ」
という利休居士道歌で始まった茶道裏千家淡交会長崎支部創立65周年、青年部50周年の記念大会に長崎青年会議所茶道同好会「長崎青松会」として出席させていただきました。


定刻15分前には、ビシッと会場が着物姿の女性で埋め尽くされた光景は、圧巻でした。
青年会議所の式典も見習うものがありました。

周年を祝う式典の後は、千元室大宗匠によるご講演でした。



お茶のお点前において、ついつい順序・形ばかりを追ってしまっている。順序より道理が大切なんだと。
ちょっと、お茶をかじった私は、やり方、形を知っていることで出来たというおごりが生まれてくる。
道理、本質を見ようとする心を忘れていることに気付かされました。

たまたまお茶のお点前を例に取られているが、仕事においても同じことが言えると思います。
やり方の前に、あり方。

どいう心で、物事、相手と向き合うのか?



私はあまり海外経験がないので、日本人としてのアイデンティーは低いのですが、もし海外に行き、日本のことを話そう、日本の文化を伝えようと思って、術がない。
お茶というのは、日本文化を体得するとてもいいものだと思います。

まだ、趣味と言えるレベルではないが、生涯のたしなみとしたいと思いました。


90歳を迎えられた大宗匠「一残杓底の水」ということで、これからも一椀からピースフルネスの精神を伝えていかれるそうです。




「その道に入らんと思ふ心こそ 我身ながらの師匠なりけれ」
今属している組織、会社、家族に最初に入ろうと思った心を思い出したいと思います。


貴重な機会をいただいた裏千家、淡交会、青年会議所に感謝します。


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