あなたの未来をわくわくハッピーに~長崎在住の保険系ファイナンシャルプランナー~

あなたの心とお金と健康を満たして、わくわくハッピーな未来を創造するお手伝いをします。

職業「くるま屋」

2018年04月13日 | 読書は心のお風呂


もう12年前の本なんですね。
本棚を整理していて出てきた
「日本一メルセデス・ベンツを売る男 吉田満」前島太一著


ホリエモンや西野あきひろさんは、
○○屋なんていう、職業はもう古い、なくなると言っている。

それを聞くと、確かにそうだなと思う。


でも、この本を読むと
吉田満さんが「くるま屋」としてプライドを持って生きていらっしゃることが伝わってくる。

ドラッカーも「あなたは何によって覚えられたいですか?」と言っている。


時代の潮流、易きに流されると
ホリエモンや西野さんの言っていることに共感しそうだが、
あの人たちは、
「○○屋」というものを完璧に確立した上で言っていることを忘れてはいけない。

ある仕事を確立してもいないのに、
ケースバイケースで仕事をするなんてのは、
きっと顧客のためになっていないだろう。


で、その上で、
「くるま屋」の定義を
車を売るという範疇でとどめないのがトップセールスマンです。

「くるま屋」として顧客のコンシャルジュに徹するわけですよ。

くるま屋であってくるま屋でない。


以下、備忘録的に抜粋。

トラブルには迅速に
車の状態だけでなく、お客様のこころの状態もメンテナンス
納車時の笑顔を見るために、この仕事をしている
車以上に、吉田という男を売る
一日の携帯電話の着信履歴は120件
顧客150件の電話番号を暗記
フェラーリに乗ってベンツを売る
スーツは戦闘服
スーツはヴェルサーチ
オーダーはお任せ
人がほしいと思うものを売ることは誰にでもできる
メルセデスを買う時の1,000万円、2,000万円はどうってことはないが、修理代の10万円はおもしろくない
1日の面会件数は7~8件
トラブルの時こそ前線に立つ
目力
商談で断られたら、その人は私のスタイルに合わなかっただけと切り替える



車がなによりも好きだというお客様がいたから。
また明日も、お客様と車の話ができる。
それが人生の糧なのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿