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「賢者の書」喜多川泰著

2011年11月06日 | 読書は心のお風呂


「賢者の書」喜多川泰著

とても素敵な本に出会いました。
著者の喜多川泰さんは、学習塾の経営者でもあります。

喜多川さんは、本の持つ力を強く訴えていらっしゃいます。
「一冊の本との出会いで人生は変わる」

そんな思いをお持ちの喜多川さんのデビュー作が「賢者の書」。


本書のストーリーは、人生に落胆したアレックスが、サイードという少年に出会う。
サイードは、「賢者の書」を完成させるために9人の賢者をめぐる旅をしている。アレックスは、その「賢者の書」を読み始める。
そこには、1~8番目の賢者による教えが書かれている。

このそれぞれの賢者の教えが素敵なんです。


第1の賢者の教えは、
行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ、失敗でもない。
我々が手にするのは、一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルの一ピースにすぎない。
(中略)手にしたピースがたとえ期待していたものと違ったり、辛いものに思えたとしても、それは人生における失敗ではない。かけがいのないパズルの一ピースを手にりれるという、大事な経験だったのだ。(後略)



と、このような教えが、8番目まで続いて行きます。


この本の素敵なところは、物語形式で書かれているので、人生で必要なことがすーっと入ってきます。

自己啓発系の本はちょっとと思われる方にも、童心に帰って読むことができる一冊です。



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