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大往生したけりゃ医療とかかわるな

2012年07月13日 | 読書は心のお風呂
「大往生したけりゃ医療にかかわるな」中村仁一著


医師である中村仁一氏が老人ホームで勤務され、その経験をもとに「死」について書かれています。


実は副題に、「自然死のすすめ」とあります。


一般的に病院で死を迎える場合、あらゆる延命治療が施されます。
これを「医療死」。

それに比べ自然死は、最後まで点滴も酸素吸入もしないのです。
自然死いわゆる餓死です。

餓死(飢餓、脱水)といえば、非常に悲惨に響きますが、死に際のそれは違うそうです。
いのちの火が消えかかっているので、腹も減らないのども渇かないそうです。


自分が自然死を選択するかどうかは分かりませんが、死の選択肢として知っておいた方がいいと思います。

ただ、著者が言われるように、今日は昨日の続き。
これまで、病院だ薬だ医者よと騒いでいた人が、延命拒否するのは、ちぐはぐです。
そう考えると、今の自分の病気観が、死に際に出るんでしょうね。




中村氏曰く、死について考えることは、生き方を考えることであると。