日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

100歳以上の高齢者で女性が86.5% この異常な男女比の原因は?

2009-09-11 20:33:24 | 放言

100歳以上の高齢者が4万人を超えたそうである。日経夕刊にあるこの図でも、100歳以上の高齢者の急増振りが鮮明である。しかしそれと同時に、その男女比があまりにも女性側に傾いていることに、男性の一人として私はやるせない思いを抱いた。女性が86.5%を占めているというのである。出生率の男女比では男の方が女より高い。男児の方が生物的に弱くて死にやすいので、繁殖期にちょうど男女比のバランスが取れるように仕組まれたものである、なんて話を昔聞いた。真偽のほどは知らないが、なるほど、と私などは素直に頷いてしまう。しかし生物的と言えば、その違いは性染色体が男はXYで女がXX、即ち男がYなるものと持っているだけ、もしくはXを揃いで持っていないだけで、これほど生存率に差が出てくるものだろうか。私は社会的には長年にわたり男が女に虐げられ、男が女に奉仕させられてきたものだからストレスが異常なほど蓄積し、それが男の生存率を極度に押し下げたのだろうと思う。

どの程度男性が女性に奉仕させられているのか、その一例を今回の総選挙の結果で見ても一目瞭然である。480人の衆議院議員のなかで女性議員は54名で、全体に占める割合はたった11.3%である。参議院では242の定員に対して女性議員は43名で、こちらは全体の17.8%と国政への寄与はやや高めであるが、衆参両院を合わせると定員722名に対して女性議員は97名だから、平均して13.4%となる。この数字、なんと驚くなかれ100歳以上の高齢者中、女性の占める割合の86.5%とちょうど補完関係にあるではないか。偶然の結果ではない。これこそ男性が女性に虐げられてきた如実の証なのである。

世界の平和を守り、より豊かな国民生活の実現に向けて、国会議員の昼夜を分かたぬ粉骨砕身があってこそ、わが国の安寧秩序がたもたれ、世界にも類を見ない長寿社会が生まれたのである。それなのに女性の寄与はたったの13.4%、あまりにも低すぎる数字である。有権者数は男女ほぼ同数であろうに、女性が男性を圧倒的に選ぶ。その仕事がいかに過酷でその寿命を縮めるかを天性的に知っているから、同性を選ぶような愚は犯さない。したがって男性は目覚めるべきなのである。男ばかりがストレスを過剰に背負い込むことはない。女性にも重荷をもっと背負わせて、男性と同等の生命維持へのリスクを分担させるべく、われわれ男性は声を一にしようではないか。

なんて、一度言ってみたかった。