サチコのときどきダイアリー

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「血洗島 今昔」

2024年06月29日 | 食べる
6月29日 いよいよ新札発行ですね。キャッシュレス時代とはいえ、栄一翁が万札の顔になるのは、私にとって、やっぱりわくわくです。生きてて、よかった!


渋沢栄一記念財団発行の「青渕」という月刊誌。7月号の表紙は佐崎霞村作の渋沢栄一像です。今号に、私、「血洗島今昔」と題し、栄一翁の生地・深谷市血洗島に関して、一文を掲載させていただきました。

 

栄一翁の生地であり、澁澤家の本拠地である血洗島の昔を知る人も少なくなってきたので、澁澤家「東の家」のサヴァイヴァーとして、血洗島と澁澤家について、しっかりと書き残しておきたかったのです。右は昨年、改装なった栄一翁の生家「中の家」。この向かって右隣に、わが「東の家」が城郭のごとく聳え立っていたのです。


      「渋沢栄一 肖像展Ⅱ」
  

飛鳥山の「渋沢史料館」で、新一万円札発行記念企画展として、栄一翁の肖像画展開催中です。6月29日(土)から11月24日(日)まで。常設展には栄一翁の生涯が、とてもわかりやすく展示されています。入場料300円。北里柴三郎先生おひとりで3人入れますね。


      「澁澤家と開成」

「進学レーダー」という受験雑誌の8月号。私、受験雑誌なんて触れたこともなかったけど、結構、面白いですね。高校受験してみたくなってきましたよ。この雑誌に、開成高校の卒業生で、東京大学大学院博士課程の三村一貴さんが「開成の歴史」と題した連載をしておられ、今号に「澁澤家と開成」と題した一文を寄せられています。

  

渋沢栄一は、わが母校の津田塾大学の前身・津田英学塾が関東大震災で焼失したときも、再建のために多額の寄付をしていますが、開成が大正4年、財団法人になった時の寄付者芳名録の中にも栄一の名前があるそうです。また、澁澤一族の中には、明治時代から開成に学んだ人物が大勢いました。栄一の次男・篤二も、私の父・澁澤武も、2人の伯父も、開成の卒業生です。


開成中学に入学したばかりの私の父です。「ペンと剣」の記章がばっちり写っているので、「澁澤家と開成」の記事中寫眞として使っていただきました。

  

左は父が開成を卒業したときの記念写真ですが、父の隣にいるのが三島由紀夫の父君・平岡梓氏です。わが兄・澁澤龍彦と三島由紀夫が親交があったことを想うと、怖いほどの偶然! 平岡梓氏には「倅・三島由紀夫」の著書があります。「開成の歴史」にはドラマがいっぱいです。


   今夜のご飯

レタス入り炒飯がめちゃおいしくできました。左は鶏モモとお野菜のトマトソース煮込み。


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