3月2日 11時5分発の埼京線に乗ると、12時ジャストに川越駅に着きます。川越駅で川越在住の美登利さんと親戚のヒサコさんと待ち合わせ。すぐにバスに乗って旧市街へ。
最初に訪れたのは蓮馨寺。なにやら、おどろおどろしい雰囲気が漂うお寺です。雰囲気が気に入りました。
このお寺の呼び物は、拝殿のわきにいるこの「おびんずる様」。腰の痛いヒトは、おびんずる様の腰をナデナデしてから自分の腰をナデナデすると、治るんですって。おびんずる様って、もともとはお釈迦様のお弟子さんの1人だそうです。
私、どこも痛くないから、頭でもナデナデしておきましょう。
藤井美登利さんは川越在住で、タウン誌を編集したりしていらっしゃる川越通。今日は大船に乗って川越観光です。
リッパな手洗い場があります。今日はあいにく雨ですが、観光客が少ないというメリットもあります。
手洗い場の柱の繊細な木彫装飾。スゴイです。
いわくありげなおダンゴ屋さん。食べてみればよかった。
創業1928年の松本写真館へ
おびんずる様からすぐの松本写真館を、アポなし訪問しました。
私の父母と生後2か月の兄の寫眞です。この頃、父母は父の仕事の関係で川越に住んでいましたが、当時の古い写真を見ると、みんな松本写真館と書いてあります。その松本写真館が現存すると知って、写真を持ってお訪ねしてみました。
松本写真館で記念撮影。左から親戚のヒサコさん、写真館のご主人・松本祐一さん、そのお母様、私。若い父母や生まれたての兄の寫眞を撮ったのは祐一さんのお祖父様です。「澁澤龍彦? 知っていますよ。本も何冊か持っていますよ」と松本さんは言いました。川越探訪はサプライズで始まりました。
次は川越商工会議所訪問
写真館から目と鼻の先に商工会議所がありますが、この建物は前は銀行が使っていて、私の父は、新婚当時、ここで銀行の支店長をしていました。ローマの神殿みたいな円柱をめぐらした白亜の建物は、外観はそのままに保存され使われています。
2Fの右端の角部屋が、昔の支店長室、いまの会頭室です。天井が高くて、2Fはフツーのビルの3Fの高さ。「冷暖房もききにくいし、階段を登るのも大変」と事務局長さんがおっしゃっていました。
皆さんが仕事をしている1F.正面奥に見える白い扉が、銀行時代の金庫だそうです。
2Fの会頭室を見せていただきました。商工会議所の高野事務局長さんと。
若かりし父は、ここで毎日、仕事をしていたのだなと、しばし感慨にふけるサチコさんでした。
川越探訪、今日はここまで。また、つづき書きますね。
川越探訪、今日はここまで。また、つづき書きますね。
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